2016年に結婚、現在は3児の育児真っ最中の鈴木亜美さん。好評連載「わが家は今日も賑やかです」今回のテーマは、ママ友付き合いについて。なにかと悩むこともあるママ友関係ですが、亜美さんが気をつけていることは?
本当に気の合う2人のママ友
人前に出る仕事をしていますが、実は人見知り。本当に気の合うママ友が2人いるのですが、その2人とも最初から意気投合していたわけではなくて、むしろ今の関係になるまで3年くらいかかっています(笑)。
仲のいい2人は、長男の同級生のママ。保育園のころはほぼ毎日顔を合わせていたのに、挨拶程度でじっくり話す感じではありませんでした。実は2人も人見知りだったようで、思えばなんとなく3人の間には「気まずいな~どうしよう……」という何とも言えない雰囲気が漂っていました(笑)。でも、そんな似た者同士だったからこそ、今では家族ぐるみで付き合うほど、仲良しになったのかなと思います。
というのも私は、最初からグイグイ来られると緊張してしまうタイプで。「え、次は何を聞かれるんだろう……」と、内心警戒してしまうんです。2人はそんな感じもなく、むしろ「おっ!? 同じニオイがするぞ……」と、勝手に親近感を抱いていたのかもしれません(笑)。
子どもたちが小学校に上がってからも、相変わらず仲良し。同じ学校で、かつ習い事の野球チームも一緒なので、助け合うことも多く、本当にありがたい存在です。2年生のころはクラスが別々だったのですが、3年生になってまた3人とも同じクラスになって! 「何日までに××が必要らしいよ」「このプリントって……」などと情報共有ができるし、もし授業で必要なものを忘れた!というときでも、「多めに持たせたから使って!」と連携できるので助かっています。
ただ、クラス替えは毎年行われるので、来年はどうなるか……。また一緒だと子どもたちも嬉しいだろうし、なにより私たちも安心。そもそも私が小学生のころは、クラス替えは2年に1回だったような……。毎年クラスメイトも、担任の先生も変わってしまうので、子どもにとっても大変だなあと思います。
姫ちゃん世代のママとはジェネレーションギャップが……
下の子たちのママ友事情はというと、次男の場合は「なにかあったら、ちょっとお願い!」と声をかけられるママ友はいるのですが、姫ちゃんの代はまだコミュニケーションがとれておらず、あまりお話しできてないんです。
しかも、姫ちゃんと同い年の子たちのママは、私と年齢が一回り以上離れているくらい若い世代の方が多くて……! ママたちの中で私が一番年上っぽくて、ジェネレーションギャップを感じることも。さっきも言ったとおり私は人見知りなので、自分から積極的に話しかけるわけではないのですが……。
おそらく姫ちゃん世代のママたちは、お子さんが1人目の方も多いようで、初めての育児。入園前や直後に、保育園の先生にいろいろと質問している姿をみて、「私もあんな時代があったなあ」とふと感慨深くなったことも。なにもかもが初めてで、「間違っていないか」「他の人はどうなんだろう……」とママ自身が不安になりがちな時だったなと思いだすんです。なので、私から「こういうときは……」「○○がおすすめだよ!」などと私が分かる範囲でお話して、コミュニケーションが取れればいいなと思います。
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ママ友=友達ではないと割り切ることも大切
