
10月20日前場の東京株式市場は反発。日経平均株価は、前営業日比1388円25銭高の4万8970円40銭で午前中の取引を終えた。高値引けとなった。自民党と日本維新の会が連立政権を樹立し、高市早苗氏が首相に就任する公算が大きくなったことを受けて買い優勢となった。半導体など指数寄与度の大きい銘柄が買われている。
【主要指数】
・日経225: 48,970.40(+1,388.25)
・TOPIX: 3,234.09(+63.65)
・ドル/円: 150.85(+0.25)
・ダウ: 46,190.61(+238.37)
・ナスダック: 22,679.98(+117.44)
・SOX: 6,777.98(-22.04)

こうしたなか、ゲーム・エンタメ関連企業をみると、登録されている97銘柄のうち、上昇は78銘柄(80%)、下落は12銘柄(12%)、変わらずは7銘柄(7%)で、買い優勢だった。エンタメ系は全体の上昇に乗り切れない場面が目立っていたが、この日はほぼ全面高商状となった。
大手ゲーム関連を見ると、ソニーG<6758>、任天堂<7974>、バンダイナムコHD<7832>、セガサミーHD<6460>、コナミG<9766>、スクエニHD<9684>、カプコン<9697>、コーエーテクモHD<3635>がいずれも高い。


その他ゲーム会社やディベロッパーは、ネクソン<3659>、マーベラス<7844>、イマジニア<4644>、トーセ<4728>、ユークス<4334>が高く、日本一ソフト<3851>が変わらず、エヌジェイHD<9421>が安い。


モバイルゲーム系の銘柄は、サイバーエージェント<4751>、MIXI<2121>、DeNA<2432>、グリーHD<3632>、ガンホー<3765>、アカツキ<3932>、コロプラ<3668>、ケイブ<3760>、モバイルファクトリー<3912>がいずれも高い。

アニメやホビーなどその他コンテンツ関連銘柄は、タカラトミー<7867>、東宝<9602>、KADOKAWA<9468>、東映アニメ<4816>、ブシロード<7803>が高く、サンリオ<8136>、IGポート<3791>、GENDA<9166>、エディア<3935>、フリュー<6238>が安い。


最後に騰落ランキングを見ると、ANYCOLOR<5032>やネクソン<3659>、テイツー<7610>、モブキャストHD<3664>が値上がり率上位となり、Link-U<4446>、GENDA<9166>、エヌジェイHD<9421>、フリュー<6238>が値下がり率上位となった。


■ゲーム・エンタメ関連株一覧

※時価総額の単位は億円。




