2025年10月13日、TOHOシネマズ新宿にて、『THE オリバーな犬、(Gosh!!)このヤロウ MOVIE』公開記念舞台挨拶が行われ、吉岡里帆、森川葵、髙嶋政宏、菊地姫奈、オダギリジョー監督が登壇。

本作は、オダギリジョー監督が脚本、演出、編集、出演を務めた本作は、鑑識課警察犬係のハンドラー・青葉一平(池松壮亮)だけに、相棒の警察犬オリバーが着ぐるみ姿のおじさんに見えてしまうという奇抜な設定で話題を呼んだドラマの劇場版だ。

舞台挨拶レポート

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イベントは、映画上映後、大きな拍手が沸き起こる中、吉岡里帆がオダギリ監督特製のフラッグを華麗に振り回しながらキャスト陣が登場するという異例の形で幕を開けた。

『THE オリバーな犬、(Gosh!!)このヤロウ MOVIE』公開記念舞台挨拶

吉岡里帆(左)

吉岡里帆(テンちゃん 役)

「テンちゃん」という名前は、実は麻生久美子さんが名付け親で、とても気に入っています。

(舞台挨拶で)話したいことが山のようにありすぎて、昨夜、うまく抜粋しなければと寝る前に考えていたのですが、結局答えが出ないまま来てしまいました。

そしたらまさか、監督が毎回振られているという旗を代わりに振るように言われるとは思いませんでした(笑)。

『THE オリバーな犬、(Gosh!!)このヤロウ MOVIE』公開記念舞台挨拶

森川葵(トトちゃん 役)

たくさんの方にお越しいただけて、本当に感謝申し上げます。私も先日、劇場に観に来て楽しみました。皆さんも面白かったですか?本日は短い時間ですが、どうぞよろしくお願いいたします。

『THE オリバーな犬、(Gosh!!)このヤロウ MOVIE』公開記念舞台挨拶

森川葵

髙嶋政宏(不思議なおじさん 役)

どうでしたか? 今期最高傑作の映画です!僕は試写で観た時に、心の底からそう思いました。

台本をいただいた時、「小さいおじさん」という役だと書いてあって一瞬「うっ」となりましたが、それよりも、僕がこの世で最も嫌いな食べ物がキュウリで、最も好きな食べ物がたこ焼きなんです。この映画ではその二つがたくさん出てくるので、衣装合わせの時に監督にぶつけたら、監督は「全くの偶然だ」ととても驚いていました。こんなにぴったりの役はないと思いました。今日はよろしくお願いします。

『THE オリバーな犬、(Gosh!!)このヤロウ MOVIE』公開記念舞台挨拶

髙嶋政宏

菊地姫奈(バイトの子 役)

皆さん、こんにちは。今日はお集まりいただきましてありがとうございます。短い時間ですが、どうぞよろしくお願いいたします。

『THE オリバーな犬、(Gosh!!)このヤロウ MOVIE』公開記念舞台挨拶

菊地姫奈

オダギリジョー監督(脚本・監督・編集・出演)

皆さん、今日はありがとうございます。出てくる時にちょっとバタバタして、噛んでいたガムを捨てずに来てしまいました。口の中にガムを入れっぱなしではありますが、頑張りたいと思います。よろしくお願いします。

『THE オリバーな犬、(Gosh!!)このヤロウ MOVIE』公開記念舞台挨拶

オダギリジョー

公開後の反響について「僕は特撮ファンから嫌われているはずだけど⋯」

 

‐公開3週目を迎え、各地でQ&Aを含めた舞台挨拶を行われていますが、お客様の声を直接聞いて、どのような印象を受けましたか?

 

オダギリジョー監督

観ていただいた方々からの熱意というか、この世界にハマっていただいた気持ち良さみたいなものを、十分に伝えていただく機会が多かったです。

とにかく刺さる人には確実に刺さっているな、という印象は受けています。

ただ、周りの映画が強すぎちゃって、そこはちょっと苦労していますね。

 

髙嶋政宏

(深く頷きながら)いや、本当にその通りで、このように少し変わった方々には刺さっているようです(笑)

 

‐監督が試写の際に「感想は言わないで帰ってください」というメッセージを出されたのはなぜですか?

 

髙嶋政宏

そうそう。試写の時、監督から「こういう映画なので、感想は言わないで帰ってください」というメッセージが入っていて、あれは何だったんですか?

『THE オリバーな犬、(Gosh!!)このヤロウ MOVIE』公開記念舞台挨拶

オダギリジョー/髙嶋政宏

オダギリジョー監督

いや、あのですね、毎回、皆さんに感想を言って帰っていただくのが申し訳なくて。試写室の前のロビーに僕が立っていて、皆さんが「面白かったです、ありがとう」といちいち言わなきゃいけないと思うと、重いでしょう?だから「感想は結構なので、すぐに帰ってください」という意味合いでした(笑)

 

髙嶋政宏

ただ、東宝特撮の映画ファンの方々には、むちゃくちゃ刺さっていましたね。「むちゃくちゃ面白かったです」と。

 

オダギリジョー監督

えっ?そうなんですか?意外すぎる!

 

‐ちょっとわかる気もしますけどね。

 

オダギリジョー監督

ほんとですか?僕、たぶん特撮ファンの方にはすごく嫌われているはずですけど?(*)

*過去、自身の「仮面ライダークウガ」の出演について、オダギリ自身が否定的なコメントを出したというエピソードがある。

 

髙嶋政宏

そんなことないでしょ?

 

オダギリジョー監督

(記者たちに向かって)こんなことは書かないでくださいね(笑)

『THE オリバーな犬、(Gosh!!)このヤロウ MOVIE』公開記念舞台挨拶

新キャストの現場エピソード

‐吉岡さんは、今回、映画版から新メンバーとして参加されましたが、この独特な『オリバー』の世界に初めて触れた時の感想や、現場での驚きを教えてください。

 

吉岡里帆

わたしは実は『オリバー』の宣伝をずっと追いかけていまして、オダギリさんのネットニュースを基本的に全部チェックするようにしているのですが、なんだか面白いニュースが多いんですよ。例えば、韓国のレストランに行った時に「倖田來未」ってサインを書いたエピソードとか(笑)

 

オダギリジョー監督
その話はもう言わないでいいけどね。(その炎上は)もう静まったんだから(苦笑)

 

吉岡里帆

チャーミングだなって思って(笑)そして、この間はワンちゃんに向けた試写会があったり、すごいホッコリしました。

現場も、本当にオダギリさんの人柄が出ていて、終始すごく和やかで笑いが多かったですね。特に麻生久美子さんとオダギリさんは小学校からの同級生みたいな空気感なので、ずっと楽しい雰囲気でした。

後で、深津絵里さんとEGO-WRAPPIN’の森さんの『ボクらの時代』を拝見したのですが、オダギリさんが現場では「一番気を遣う」とおっしゃっていて、「なんで酔っ払って書いた脚本にこんなに皆さんが一生懸命やってくださっているんだろう、申し訳ないな」と。

実はあんな和やかな現場の裏で、ものすごい気遣いをしていただいていたんだな、ということを時間が経ってから分かりました。オダギリさんらしい現場だったなと感じます。

『THE オリバーな犬、(Gosh!!)このヤロウ MOVIE』公開記念舞台挨拶

‐森川さんは、この独特な世界観に触れていかがでしたか?

 

森川葵

いい意味で「ヤバいなぁ」と思いました。正直、台本を読んだ時には理解が難しくて。「とりあえず自分の出るところだけ」と思って現場に入ったのですが、映画館に観に行って、「これは映画館じゃなきゃ無理だ」と思ったんです。

そしてもし、途中でトイレに行ったら、もうそこから回収はできないだろうと。没頭しないと観ることができない映画だなと思いました。

『THE オリバーな犬、(Gosh!!)このヤロウ MOVIE』公開記念舞台挨拶

『THE オリバーな犬、(Gosh!!)このヤロウ MOVIE』公開記念舞台挨拶

吉岡里帆/森川葵/菊地姫奈

‐菊地さんは、オダギリワールドをどのように感じましたか?また、監督の演出はいかがでしたか?

 

菊地姫奈

本当に終始不思議で、独特の世界観だなと思っていました。まさに「オダギリワールド」全開という感じで、すごく楽しい現場でした。わたしはクランクインした時はすごく緊張していたのですが、監督がだんだんと肩の荷が下りていくような現場づくりをしてくださって、最後は楽しく現場に入って演じることができました。

『THE オリバーな犬、(Gosh!!)このヤロウ MOVIE』公開記念舞台挨拶

ダンスシーンの裏側

‐劇中には、犬カフェの客たちが突如踊りだす、強烈な印象を残すダンスシーンがありますが、このシーンは、どれくらい練習されたのでしょうか?

 

吉岡里帆

私は実は、あれこそ「聞いてないよ!」という感じでした。出演を快諾した後で、オダギリ監督からのリクエストとして、インド映画『RRR』のようなダンスシーンをしてほしいと言われたんです。私を含めてですが、ダンスをやってきていない人にとって『RRR』は結構難易度が高いんですよ。

 

菊地姫奈

そうですね、私もどういうダンスなんだろうと思ったら、まさかの感じでびっくりしました。

『THE オリバーな犬、(Gosh!!)このヤロウ MOVIE』公開記念舞台挨拶

吉岡里帆

1カ月以上は練習しましたよね。特に鹿賀丈史さんや嶋田久作さんといったベテラン勢もダンスに苦労されていて、「難しすぎる」という声がキャストから監督に上がったのですが…。

そのことを、スタッフさんから監督に伝えてもらったら、監督は「これ、そんな難しいか?」って……。

 

オダギリジョー監督

(慌てて否定し)いやいやいや、そんな言い方はしてないですよ!皆さん!この可愛い顔に騙されないでくださいね!僕もダンスは全然わからないから、「え、これってそんなに難しいんですか?だったらなんでそんな難しいことをやらせようとしてるんですか?」という意味だったんです。

 

‐このダンスシーンを入れた監督の意図を教えてください。

 

オダギリジョー監督

いきなり実生活で歌ったり踊ったりする人が周りにいてくれたら楽しいな、という意味も込めていました。歌ったり踊ったりが専門ではない、犬カフェのお客さんたちが急に踊り出す、というのを観たいなと思ったんです。

『THE オリバーな犬、(Gosh!!)このヤロウ MOVIE』公開記念舞台挨拶

オダギリジョー/髙嶋政宏/吉岡里帆

髙嶋政宏の“小さいおじさん”役

‐髙嶋さんが演じた「小さいおじさん」という役は、公開前は「小さい」ということが伏せられていました。このキャラクターについての裏話を教えてください。

 

髙嶋政宏

(役について)小さすぎて虫かごの中のシーンだったので、誰とも会ってないんですよ。だから上から水をかけられたりするのですが、あれもスタッフが一生懸命ホースで水をかけたりしていました。

『THE オリバーな犬、(Gosh!!)このヤロウ MOVIE』公開記念舞台挨拶

オダギリジョー監督

(役の誕生について)このキャラクターは僕の実体験から生まれたんです。

かつて友達とご飯を食べに行く途中の駐車場で、虫かごと虫取り網を持った小学生の男の子に出会ったことがあって。「なにか探してるの?」と声をかけたら、普通に「小さいおじさんを探してます」と言われたんです。

本当にあのまま言われて。すごく美しいものを見たような気持ちになりました。それはピュアな世界だなと思って、いつかその思い出を作品にしたいと思っていたんです。

 

‐このエピソードにちなんで、会場に小さいおじさんを見たことがある人はいますか?

 

(会場は無反応)

 

オダギリジョー監督

昨日の舞台挨拶では二人くらい手があがっていました。ちなみに永瀬正敏先輩は、ご自宅で小さいおじさんを見たことがあるらしくて。小さいおじさんがハーレーに乗っていたそうです。

 

髙嶋政宏

(即座に反応し)僕、ハーレーの三輪に乗ってるんですよ!

 

(会場:ドッと沸く)

 

オダギリジョー監督

すごい、ぴったり来ますね!

『THE オリバーな犬、(Gosh!!)このヤロウ MOVIE』公開記念舞台挨拶

‐この特殊な役柄で演じられた感想は?

 

髙嶋政宏

すごく嬉しいのが、観た人に「髙嶋さんどこに出てました?」って言われる時ですね。編集スタッフも「これ、誰なんだろう?」って言っていて。僕、かぶりものが死ぬほど好きなので、衣装合わせの時、嬉しかったです。

 

吉岡里帆

確かに私も本当に気づきませんでした。台本を持っていても、髙嶋さんってどこに出てたんだろうと思っていました。

衣装と美術へのこだわり

‐キャストの皆さんが特に気に入っている衣装や美術のこだわりはありますか?

 

オダギリジョー監督

鹿賀丈史さんにブラジャーをつけていただいたシーンです。これはフェチということではなく、多様性が求められる時代において、決して笑わせようとか、ふざけようとか、小馬鹿にしているわけでは全くなくて、鹿賀さんにしても宇野祥平さんにしても、もう完璧に綺麗にしようと思ったんです。

こういう今だからこそ、こういう話題をみんなで話し合ってみないか、というそういう意味合いがあるということを間違いなくお持ち帰りいただきたいです。

 

吉岡里帆

私もやっぱり宇野祥平さんと平井まさあき(男性ブランコ)さんの女装姿の説得力ですね。特に宇野さんはすごい色っぽくて、鹿賀さんがその世界に入りたくなったのがわかるような説得力を感じました。

『THE オリバーな犬、(Gosh!!)このヤロウ MOVIE』公開記念舞台挨拶

オダギリジョー監督

宇野さんは大体、雑に扱われる役が多いので、友達として彼を「守ってあげたくて」、綺麗な宇野さんにしてあげたかったんです。

 

森川葵

今日、菊地さんに初めてお会いして、映画でしか見ていなかったので、あのファンキーな感じだと思っていたのですが、めちゃめちゃ全然違う、すっごい可愛い女の子じゃんと思って驚きました。

犬カフェのバイトの女の子(菊地さん)のボディピアスとか、コスチュームもとても際立っていましたね。

『THE オリバーな犬、(Gosh!!)このヤロウ MOVIE』公開記念舞台挨拶

菊地姫奈

犬カフェのバイトと聞いて、まさかこう強い感じで来ると思ってなかったのでびっくりしたのですが、映像が完成してみた時に、世界観に合っていて「さすがだ」と感じました。

『THE オリバーな犬、(Gosh!!)このヤロウ MOVIE』公開記念舞台挨拶

オダギリジョー監督

犬カフェのマスターである嶋田久作さんは、一言で表すと「おばちゃん」なんです。ちっちゃいことばっか気にしてて、猫が大好きで。

そんな気の弱いマスターと、バイトの子(菊地さん)がガンガン上からものを言う、そのパワーバランスの崩れた感じが好きなのです。

『THE オリバーな犬、(Gosh!!)このヤロウ MOVIE』公開記念舞台挨拶

オダギリジョー/髙嶋政宏/吉岡里帆/森川葵/菊地姫奈

クロージングコメント

‐最後に、オダギリ監督から、会場の観客と、これから映画を観る方々へメッセージをお願いします。

 

オダギリジョー監督

とってもわがままな、自分のエゴ丸出しの、こういうちょっと変わった映画を作らせていただける機会をいただいて、本当に嬉しく思います。

世の中には色々な映画があると思いますが、今、周りに強いメジャーエンタメ作品がいっぱいある中で、こういうちょっと変わった、色の違う作品が同じ映画館の中に並べてもらうだけでも、何か一つ、一石を投じたものがあるかなと思ってます。

メジャー作品とは全く違う価値観を持った作品なので、好き嫌いや刺さる刺さらないなど、いろいろあると思うのですが、これも日本映画の多様性だと思っていただきたいですし、こういう作品がなくなっていくことこそ、日本映画の危機だと思います。

今日ここに集まっていただいたお客さんは、きっとこの映画を観に来てくださるようなタイプなので、僕の思いを共有していただける方たちだと思います。ぜひ、こういう方たちが日本映画を育てていっていただきたいなと思います。

『THE オリバーな犬、(Gosh!!)このヤロウ MOVIE』公開記念舞台挨拶

『THE オリバーな犬、(Gosh!!)このヤロウ MOVIE』公開記念舞台挨拶

『THE オリバーな犬、(Gosh!!)このヤロウ MOVIE』公開記念舞台挨拶

オダギリジョー/髙嶋政宏/吉岡里帆/森川葵/菊地姫奈

■フォトギャラリー

[動画・記事:三平准太郎/写真:山田健史]

映画『THE オリバーな犬、(Gosh!!)このヤロウ MOVIE』

《INTRODUCTION》
2021年にNHKで放送されたオダギリジョーが脚本・演出・編集を務めたオリジナルのテレビドラマ「オリバーな犬、(Gosh!!)このヤロウ」。
鑑識課警察犬係のハンドラー・青葉一平(池松壮亮)だけには、なぜか相棒の警察犬・オリバーが、酒と煙草と女好きの欲望にまみれた犬の着ぐるみのおじさんに見えてしまう(一平以外の人間には犬に見えている)、しかもその着ぐるみのおじさんオリバーをオダギリジョー自身が演じるという奇抜な設定に、ドラマ化発表時から話題を呼んだ伝説のドラマ。
放送が開始されると多くの視聴者を虜にし、2022年にはシーズン2が放送、Twitter(現X)では世界トレンド1位を獲得するなど、社会現象に。その評価は視聴者のみにとどまらず、「東京ドラマアウォード2022」では単発ドラマ部門作品賞グランプリ受賞、ギャラクシー賞月間賞受賞など、各方面で高い評価を受けた。
その伝説のドラマが、オダギリジョー脚本・監督・編集・出演『THE オリバーな犬、(Gosh!!)このヤロウ MOVIE』(配給:エイベックス・フィルムレーベルズ)としてこの秋、満を持してスクリーンに登場!
 
オダギリ監督のもとに集結したのは類を見ない超豪華キャスト!ドラマ版から引き続きの出演となる、主演の池松壮亮、共演に麻生久美子・本田翼・岡山天音・黒木華・鈴木慶一・嶋田久作・宇野祥平・香椎由宇・永瀬正敏・佐藤浩市。そして映画版の新メンバーとして吉岡里帆、鹿賀丈史、森川葵、髙嶋政宏、菊地姫奈、平井まさあき(男性ブランコ)、さらに8年ぶりの映画出演となる深津絵里。
映画版のオリバーで描かれるのは、開けてはいけないドアの先に見たこともない不思議な世界が広がっている、前代未聞のダークファンタジー。一平とオリバーが立ち向かう新たな事件とは?この秋、笑いとシリアスやシニカル、そして不条理がスクリーンから襲い続けてくる、新たなオリバーの世界が幕を開ける。

《STORY》
世の中には不思議があふれている
それはきっと、あなたのまわりにも・・・
狭間県警鑑識課警察犬係のハンドラー・青葉一平(池松壮亮)。
一平の相棒は、数々の難事件を解決に導いた伝説の警察犬・ルドルフの子供であるオリバー。しかし、一平には、どういうわけか、オリバーが口が悪くやる気がない、女好きで慢性鼻炎の着ぐるみのおじさん(オダギリジョー)に見えている。
ある日、一平や鑑識課メンバーの前に、隣の如月県のカリスマハンドラー・羽衣弥生(深津絵里)がやってきた。如月県でスーパーボランティアのコニシさん(佐藤浩市)が行方不明になったため、一平とオリバーに捜査協力を求めてきたのだった。
「コニシさんが海に消えていくのを見た」という目撃情報を基に、コニシさんのリヤカーが残されていた海辺のホテルに向かった一平とオリバー、羽衣だったが…

脚本・監督・編集・出演:オダギリジョー
出演:池松壮亮、麻生久美子、本田翼、岡山天音、黒木華、鈴木慶一
永瀬正敏、佐藤浩市、嶋田久作、宇野祥平、香椎由宇
吉岡里帆、鹿賀丈史、森川葵、髙嶋政宏、菊地姫奈、平井まさあき(男性ブランコ)
深津絵里
制作プロダクション:メディアミックス・ジャパン

配給:エイベックス・フィルムレーベルズ

© 2025「THE オリバーな犬、(Gosh!!)このヤロウ MOVIE」製作委員会

推奨ハッシュタグ:#オリバーな犬

 

特報
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2025年9月26日(金)より全国公開

THE オリバーな犬、(Gosh!!)このヤロウ MOVIE

ポスタービジュアル

ティザービジュアル

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