『劇場版 呪術廻戦 0』の復活上映を記念して、里香ちゃん応援上映初日舞台挨拶が10月17日、TOHOシネマズ 新宿にて開催され、乙骨憂太役の緒方恵美、祈本里香役の花澤香菜が登壇した。

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11月7日(金)からは『劇場版 呪術廻戦「渋谷事変 特別編集版」×「死滅回游 先行上映」』の全国公開を控え、さらに待望のTVアニメ第3期「死滅回游 前編」が2026年1月より放送開始することが決定し、ますます盛り上がりを見せる「呪術廻戦」シリーズ。復活上映となった本作は、シリーズ初の映画化作品で、全世界興行収入265億円の大ヒットを記録した。

乙骨憂太役の緒方恵美乙骨憂太役の緒方恵美

『劇場版 呪術廻戦 0』が上映されたのはいまから4年前。「公開初日のことはよく覚えている」と明かした緒方は、世界最速上映の様子を劇場の後ろのほうの階段から見ていたそうで「反応を見てから帰りました」と笑顔。その日の夜に行われた舞台挨拶の記憶も鮮明なようで、取材などを行った西新宿のビルからTOHOシネマズ 新宿まで移動した当時のことを振り返る。「クリスマスイブの新宿の道路がどうなっているのか、みんなわかっていなくて。移動のバスが全然動かなかった」と思い出し笑いの緒方。しかし「普段バイクに乗っているので裏道を知っている」とニッコリの緒方のナビによって、舞台挨拶開始2分前に舞台袖に到着したと告白。花澤は「緒方さんがいなかったら間に合わなかった!」と緒方のナビに改めて笑顔で感謝していた。

この日の応援上映のチケットは即完売だったが、10月24日(金)に全国5大都市で開催されることが発表されると、会場は大盛り上がり。さらに「里香ちゃんからのアナウンスボイスもあります!」と花澤から伝えられると、「ありがとうー!」「絶対行くー!」などと応援上映のような掛け声が飛び交うと、「こんなに会場から声が飛ぶ舞台挨拶は珍しい」と緒方と花澤はちょっと戸惑いながらも、掛け声に応えるスペシャルなサービスで観客を喜ばせていた。

祈本里香役の花澤香菜祈本里香役の花澤香菜

24日の応援上映に行くなら大阪に行ってみたいという花澤は、「乙骨ハンパないって!こんなに強くなると思わへんやん!とか言いたい。楽しそう!」と関西弁での掛け声を披露。この日の舞台挨拶では、冒頭でも『劇場版 呪術廻戦 0』の里香ちゃんのセリフを生披露するなど、大サービス。里香ちゃんボイスを隣で聞いていた緒方は「このままでも花澤香菜はいけるんです!」と加工なしでも呪霊らしい表現ができると太鼓判。応援するなら「乙骨くん!」と即答した花澤が「だって純愛だもの!」と乙骨への愛を爆発させ、緒方に「一緒に観に行くしかないですね」と声をかけると、会場のあちこちから「ヒュー!」という声が飛んでいた。

公開が控える『劇場版 呪術廻戦「渋谷事変 特別編集版」×「死滅回游 先行上映」』について、「総集編だから…というようなギクシャクしているところはない」と感想を伝えた緒方は「スッと観られるし、大事なシーンは『バーン!』ってあって」と観やすい上に、見どころもしっかりあるとアピール。「胸に迫るような総集編になっている」と続けた緒方は、「そこからの(『死滅回游』)最初の1、2話。殺しに行くんで!」とカッコよく語ると、会場は期待いっぱいの拍手と、割れんばかりの歓声に包まれた。

花澤が乙骨くんへの愛を爆発させたコメントに観客も大興奮!花澤が乙骨くんへの愛を爆発させたコメントに観客も大興奮!

最後の挨拶で花澤は応援上映は「毎年、やってほしいなあ」とリクエスト。さらに「クリスマスの日にやりたいなーと思いますね」と満面の笑みで話した花澤は「その時は会いにきてくれます?」と会場に問いかけると、「絶対行くー!」「一緒に楽しもうー!」と応援上映の熱をそのままに最後まで掛け声が湧き上がる。最後には「緒方さんと登壇できる機会をもっといただけたら」と微笑んでいた。
「4年も経ってこんな形で上映してもらえるとは思っていなくて、感無量です」と深々とお辞儀した緒方は、4年前は主演としてだったが、「みんなが作ってくれた世界観のなかにゲストで迎えてもらえて」としみじみ。「変なふうにせず(本編に)お返ししなければという思いでしたが、受け入れられたようで」と改めてファンに感謝。「4年の間に、虎杖くんとアメリカにも行けて、海外のファンの皆さんのアツさも肌で感じることができました」とし、チームの一員としてこの場に立たせてもらえていることがうれしい、幸せだと、喜びを噛み締めつつ、再び、深々とお辞儀をして感謝の気持ちを伝えた上で、「死滅回游」の仕上がりに触れ「すごいことになってます!」と期待を煽るようなコメントで締めくくっていた。

この日の舞台挨拶には、悠仁くん、憂太くん、悟くんの着ぐるみがサプライズ登場し、イベントを一緒に盛り上げた。

取材・文/タナカシノブ

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