ハリウッドのトップスター、トム・クルーズが、パラマウント・スタジオ内で撮影中の『NCIS: オリジンズ』のセットを電撃訪問し、大きな話題を呼んでいる。米Deadlineが報じた。
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『トップガン』との意外な繋がりを脚本家が明かす
この訪問は全くのサプライズであったようで、目的こそ明らかにされていないものの、トム・クルーズは現在も『トップガン』シリーズをはじめとする同スタジオでのプロジェクトに深く関わっている。トムの突然の登場は、当然ながら現場のスタッフやキャストを熱狂させたようだ。
『NCIS: オリジンズ』の脚本家であるデヴィッド・J・ノースは、トムの訪問直後、自身のSNSでその興奮を報告。「新シーズンのスタートにあたって、@tomcruise が昨日立ち寄り、番組そして@ncisverse 全体に多くのサポートを示してくれたのは最高であった」と投稿。
さらにデヴィッドは、劇中に登場するバー「Daly’s」にまつわる意外な事実も明かした。「@ginalucita と私で『トップガン』のバーを参考にDaly’sを作りました。だからトムに“合格”をもらえて大興奮でした(笑)アドバイスと愛をありがとう、トム」と続け、人気シリーズ『NCIS』と、トムの代表作の一つである『トップガン』との間に、知られざる繋がりがあったことを告白している。
オースティン・ストウェル が感動のツーショットを公開
若きリロイ・ジェスロ・ギブス役を演じる主演のオースティン・ストウェルも、クルーズと並んだ写真を自身のInstagramストーリーズに即座にアップした。
オースティンは写真に「ギブス&ハント、NCIS: インポッシブル」とキャプションを添え、トムの代表作『ミッション:インポッシブル』シリーズの主人公、イーサン・ハントにちなんで、この歴史的なツーショットを表現している。
長年にわたりパラマウントとの関係を築いてきたトム。特に2022年の『トップガン マーヴェリック』は、全世界興行収入14億9,000万ドルを記録し、アカデミー賞でも作品賞を含む6部門にノミネートされた。また、『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング』も世界で5億6,750万ドルを稼ぎ出すなど、トムの出演作はスタジオにとって揺るぎない屋台骨となっている。
今回の訪問は、トムがパラマウント・スタジオの誇るコンテンツ、そしてその未来を担う新たなシリーズに対して、最大限のサポートを示すものであったと言えるだろう。
『NCIS: オリジンズ』はParamount+(パラプラ)にて配信中。(海外ドラマNAVI)
参考元:Deadline