株式会社マンダム(本社:大阪市 社長執行役員:西村健)は、一般社団法人宇宙美容機構(本社:東京都中央区 代表理事:寺岡慎太郎)が主導する「宇宙×美容」共創プロジェクトに、弁護士法人GVA法律事務所(東京都渋谷区 代表:小名木俊太郎 https://gvalaw.jp/)と共に参画しました。その成果をまとめた書籍『SPACE BEAUTY BOOK A. 宇宙と地球 未来編』(英語表記:SPACE BEAUTY BOOK A:Space and Earth – A Vision of Tomorrow)の制作にも携わり、本書は2025年10月31日に出版されます。

■書籍概要

美容を「生きるための基盤」として捉え直す

本書は、「宇宙×美容」という新領域を産業・社会・文化の視点から体系化した初のリサーチ&ビジュアルブックです。
国際宇宙ステーション(ISS)や月面開発、民間宇宙旅行が現実となる時代に、美容を単なる外見を整える行為ではなく「人間らしい生活(QOL/ウェルビーイング)の基盤」として再定義し、未来社会における役割を描き出しています。

「宇宙×美容」という新しい切り口から、美容業界の現状と未来像を俯瞰し、2050年を見据えた社会変容と美容の可能性を体系的に整理。業界関係者はもちろん、宇宙産業や新規事業に関心を持つ方にとっても、未来の暮らしを構想する上での実務的な知見を提供します。

書名:『SPACE BEAUTY BOOK A. 宇宙と地球 未来編』
(英語表記:SPACE BEAUTY BOOK A: Space and Earth – A Vision of Tomorrow)

価格:¥1,250(税込)

仕様:電子書籍(Kindle版・固定レイアウト)

発売日:2025年10月31日

発行:一般社団法人 宇宙美容機構

出版:一般財団法人 国際ケアメイク財団

EPUB制作:イーブックスパブリッシング

協力:弁護士法人GVA法律事務所、株式会社資生堂ビューティークリエイションセンター、SPACE BD 株式会社、株式会社SPACE BEAUTY LAB、一般社団法人Space Medical Accelerator、高砂熱学工業株式会社、TSUYOMI株式会社、株式会社マンダム、三井物産エアロスペース株式会社、有人宇宙システム株式会社(※企業名は五十音順)

なお、本シリーズは下記の三部で構成されていて、美容業界・宇宙業界双方にとって価値ある包括的なリファレンスを目指しています。

◆Aセクション(本書)

2050年視点で「宇宙×美容」を産業・社会・文化から描く、未来設計の導入編。

◆Bセクション(刊行予定)

ISS研究、企業参入事例とその課題を体系化したR&D/新規事業向け実務ガイド。

◆Cセクション(刊行予定)

宇宙での美容・衛生の実践と最適手順を提案する、宇宙飛行士/健康管理/開発担当者向け手引

※本書の詳細はこちらをご覧ください。

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000002.000164297.html

■マンダム参画の背景

マンダムは、「人間系」という企業理念のもと、「人が喜ぶ姿を想い描き(想像)」、「人に役立つ価値を生み出す(創造)」という想いから、新しい価値の創造に取り組んできました。その中で独自の技術や知見を応用して、極限環境(微小重力、閉鎖空間、水・物資が限られる)で生活する宇宙飛行士等が自分らしく快適に過ごせるようにお役立ちするため、オープンイノベーションの活用を通じて、宇宙生活を支える製品の開発・提供をおこなってきました。

■これまでの取組み

2022年に、マンダムの「ギャツビー スペースシャワーペーパー」が若田光一宇宙飛行士のISS(国際宇宙ステーション)ミッションにおいて初めて搭載品として採用され、その後も古川聡氏、大西卓哉氏、油井亀美也氏のミッションにおいて、4回連続で採用されました。これは日本の化粧品企業として初となります。

搭載された「ギャツビー スペースシャワーペーパー」は、マンダムが20年以上にわたり継続してきたTRPチャネル(温度や刺激を感知する皮膚の感覚センサー)研究を応用した独自の「Kai-tech Zero G」技術を採用しています。この技術は、水資源が限られ、かつ揮発性の高いエタノールの使用を厳しく制限された宇宙環境においても、シャワーを浴びたような快適な使用感・清涼感が得られる技術で、宇宙だけでなく地上においてもアルコール使用が制限される環境や敏感肌の方々に新たな選択肢を提供し未来の暮らしを快適にする可能性を持っています。

マンダムは、今後も新しい価値を創造し、人々の生活がより楽しく、快適で、豊かなものになるような研究開発を続けてまいります。

■Kai-tech Zero G技術
マンダムでは化粧品の機能や使用感の向上を目指して、皮膚における感覚刺激に着目。細胞の感覚センサーTRPチャネル(トリップチャネル)を用いた研究に取り組んでいます。「Kai-tech技術」は、その知見を活用し、より心地よい清涼感を徹底追求するマンダムの独自技術です。
今回、採用している「Kai-tech Zero G技術」は、従来の「Kai-tech技術」による心地よい清涼感をベースに、アルコールが使用できない環境下でも快適な清涼感を実現できる技術です。

配信元企業:株式会社マンダム

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