とどまることを知らない韓国ドラマブーム。当記事は、ライター・小澤サチエが、韓国俳優やドラマの魅力を語ります。
最近、40代の韓国俳優たちがあまりに魅力的すぎて、ときめく毎日です。
大人の男性ならではの色気と包容力に胸キュンするだけでなく、個人的に自分と同世代なので、「こんな彼氏がいたら人生楽しいだろうな……」なんて妄想を楽しんでいます(笑)。
日本でも知名度の高い40代俳優といえば、ソン・ジュンギ(40)、ヒョンビン(43)、コン・ユ(46)など。なんて豪華すぎる顔ぶれでしょうか……!
でも実は、この世代にはまだまだ魅力的な俳優がたくさんいるんです。
特に私が心を掴まれるのが、年齢を重ねるほどに魅力を増していくタイプの男性。もちろん若い頃も素敵だったけれど、40代になって「今がいちばんカッコいい!」と思う4人の俳優を紹介します。
イ・ジュニョク:「私たちだってお世話されたい!」現代女性の夢を叶える、癒し系40代
こんなイケメン秘書、私だって欲しい……! 写真:アフロ
40代であらためて脚光を浴びることになった俳優といえば、現在41歳のイ・ジュニョク。今年の初めに韓国で大ヒットしたドラマ『私の完璧な秘書』で、9年ぶりとなる恋愛ドラマに挑戦したところ、女社長のヒロインを完璧にサポートするイケメン秘書・ユ・ウノ役を好演し、大ブレイク。本作をきっかけに、人気を再燃させています。
『秘密の森』など、近年はサスペンスや刑事ものへの出演が続いていましたが、お久しぶりのラブコメで見事に花を咲かせた形に。
仕事や人生に少し疲れた女性なら誰もが、「ウノみたいな秘書がほしい……!」と願わずにはいられなかったはず。イケメン上司に恋する作品は多いけれど、イケメン秘書という設定は新鮮でした。
「私たちだって毎日頑張ってるんだから、癒されたいし、ケアされたいし、誰かにお世話されたいのよ!」という現代女性の願い(!?)を、ウノというキャラクターを通じて見事に叶えてくれました。
完璧に整ったビジュアルに、穏やかで誠実な佇まい。見ているだけで心がほどける、癒し系40代男性です。
チュ・ジフン:荒々しいのに色っぽい! 紆余曲折を乗り越え、40代で全盛期を迎えた「大人の男」
荒々しさの中にオトナの色気が……! 43歳のチュ・ジフン 写真:アフロ
1982年生まれ、43歳のチュ・ジフン。
2006年に大ヒットした『宮〜Love in Palace〜』で大ブレイクを果たすも、その後は薬物スキャンダルなどの影響で一時期、芸能界から姿を消すなど、決して順風満帆な道のりではありませんでした。
そんなチュ・ジフンが、2024年〜2025年にかけて再び全盛期を迎えています。
『愛は一本橋で』『照明店の客人たち』『トラウマコード』など話題作への出演が続き、いずれも高い演技力が評価されています。
特に印象的だったのは、『トラウマコード』で演じた外科医ペク・ガンヒョク。ぶっきらぼうで荒々しく、とんでもないクセの強さを持ちながらも、天才的な腕前とカリスマ性を併せ持つキャラクターを、完璧に演じ切りました。
その結果、2025年の百想芸術大賞では最優秀演技賞、青龍シリーズアワードでは主演男優賞を受賞するなど、まさに無双状態!
「成熟した大人の男」という言葉がこれほど似合う俳優はなかなかいません。
荒々しさの中に漂う色気。それは、年齢を重ねた今のチュ・ジフンだからこそ放てる唯一無二の魅力です。
まだまだいます! ときめきと希望をくれる、40代のイケメン韓国俳優たち