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[TOKYO MX] 開局30周年 史上初の生ドラマ放送 11/1 大東駿介と松尾諭がW主演

離婚届企画が思わぬ修羅場へ!  放送事故必至?

 

東京メトロポリタンテレビジョン(TOKYO MX)は、地上波放送を開始してからちょうど30年を迎える11月1日の夜8時から開局30周年記念特別生ドラマ『いいひとりの日』を放送する。TOKYO MXにおける地上波での生ドラマ放送は、今回が初の試み。

 

本作でダブル主演を務めるのは、来年放送のNHK大河ドラマ『豊臣兄弟!』に前田利家役で出演する大東駿介と、Netflixドラマ『地面師たち』など話題作で存在感を放つ名バイプレイヤー・松尾諭。2人がタッグを組み、前代未聞の生ドラマに挑む。

 

予測不能な展開に期待

 

企画・監督は連続テレビ小説『あまちゃん』や大河ドラマ『いだてん』を手掛けた井上剛が務める。脚本は、松尾諭が初めて手掛け、“TOKYO MXに対するイメージ”を元に書き下ろした。

 

物語の舞台は、開局30周年当日の11月1日夜8時、TOKYO MXで放送中の生情報番組。番組のフロアディレクター・千代田(松尾諭)は、11月1日「いいひとりの日」にちなみ、一般参加の夫婦がカメラの前で離婚届に判を押すという衝撃的な企画「ハンコおしてちょうだい!」を進行していた。しかし、集まった参加者の中に、番組プロデューサー・内堀(大東駿介)の妻・靖子の姿があり、事態は思わぬ方向へと転がっていく…。

 

TOKYO MXの代名詞とも言える“予測不能な生放送”を舞台に、最後まで何が起こるか分からない、スリル満点のドラマが届けられる。

 

主演と脚本を兼任する松尾諭は、MXからの誘いにホイホイ乗ってしまい、ドラマの脚本を書くことの「いかに大変なことかを骨身に染みるほど思い知らされた」と心境を語る。これまでの他局の生ドラマでは放送事故が起こりえない環境と徹底したリハーサルが必須であったが、「そこはMX!そんな余裕はありません!」と述べた上で、「面白い作品が書けたから観てください、なんて手前味噌なことは言いませんが、ぜひ生で事故を目撃していただけければと思います」と期待(?)を込めた。

 

一方、大東駿介は松尾から「突然お声がけいただき、半強制的に参加させていただくことになり、大変不安に思っています」と明かす。ただ、TOKYO MX開局30周年記念の生放送ドラマという企画には「ワクワクしているのも事実です」という。大東は生放送2週間前の時点で台本がまだなく、放送尺より20ページ分オーバーしているらしく、「物語の途中で放送が終わるかもしれない」と冗談を交えつつも、「生放送ドラマ、事件の匂いしかしないです。TOKYO MXの特別なお祭り、もろもろひっくるめてお楽しみに!」と述べている。

 

CMも生放送

 

番組では、生放送のドラマの中で“生のCM”にもチャレンジする。ドラマ本編から直接CMに突入することで、CMまでも釘付けとなる「ライブ感」が楽しめるという。

 

■番組概要

TOKYO MX開局30周年記念特別生ドラマ『いいひとりの日』
放送:11月1日(土) 20:00~21:00〈TOKYO MX1〉
企画・監督:井上剛
脚本:松尾諭
プロデューサー:延江仁(TOKYO MX)

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村上潤一
テレビ・ラジオ番組の紹介、会見記事、オーディオ製品、アマチュア無線などを担当

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