2025年10月16日 14:45
ながさきピース文化祭の関連事業として、11日に開かれたイベント
「遠藤周作を偲ぶ一日」。
(俳優 宮﨑香蓮さん)
「日々の生活のつながりが、文化、文学につながっていくというのを改めて思った」
キリスト教を題材にした作品を数々発表し、苦悩する心を見つめ続けた文豪 “遠藤周作”を偲ぼうと
『女の一生』の上映や朗読のほか、長崎大学の姫野 順一 名誉教授、漫画家の高浜 寛さん、そして島原市出身の俳優 宮﨑 香蓮さんが登壇し、トークショーを行いました。
(漫画家 高浜 寛さん)
「キクの生き方を見て、翻弄されながらもその中で答えを見つけたいというような言葉にできないが、強さ(を感じた)」
また 遠藤周作の作品で舞台となっている「長崎の歴史」について、語りました。
(長崎大学 姫野 順一 名誉教授)
「長崎は深みがある。現実の生活とそれを超える葛藤の中で、いろんな人が生まれて長崎のカルチャーを作ってきた」
(俳優 宮﨑香蓮さん)
「皆さんが遠藤周作について考える一日があったり、そういうことがずっと続いていくといいなと思った」
来場者は作品を通し、当時の長崎に思いを馳せました。
最終更新日:2025年10月16日 14:51
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