板垣李光人が主人公・田丸均(たまる ひとし)の声優を務める、映画「ペリリュー ー楽園のゲルニカー」の本ビジュアル、本予告映像、主題歌が解禁となった。

この度、解禁された本ビジュアルは、ティザービジュアルの穏やかな雰囲気から一変、戦争の過酷さを色濃く示している。背中合わせに笑いあっていた田丸と吉敷は、戦火の中で険しい表情を浮かべ、肩を支え合う。足元には仲間の遺体がいくつも転がり、周りを見渡せば美しい夕焼けの中敵の戦車や戦闘機が映り、ティザービジュアルでは登場しなかった、重要な役割を果たす田丸と吉敷の仲間の姿も見ることができる。
激しい戦争の風景の中で、彼らの表情と支え合う絆が、観る者に強いメッセージを投げかけるビジュアルとなった。

本予告は、板垣李光人演じる主人公・田丸と中村倫也さん演じる吉敷の戦火の絆と、楽園のような島での苛烈な戦いが90秒に凝縮されている。

さらに本作の主題歌を上白石萌音さんが担当することも解禁された。

映画「ペリリュー ー楽園のゲルニカー」は、2025年12月5日(金)公開。
ぜひご期待ください!

【板垣李光人 コメント】
なんて優しいんだろうと。
この楽曲を初めて聴いたとき、色々なものが胸に沁み入りました。
田丸や吉敷、あの島で戦った全ての人々とその帰りを待つ人々、みんなの想いやペリリュー島の情景。
詩とメロディーでそれらを丁寧に紡いでくださったことに感謝したいです。
そしてなによりその世界を届けてくださる上白石萌音さんの、優しく喉元から心がじんわりと暖かくなるような歌声。
田丸としても、救われたような気持ちになりました。
この楽曲が劇場に響き渡るのを感じること、自分自身もとても楽しみにしています。
素晴らしい主題歌を本当にありがとうございます。

【あらすじ】          
仲間の最期を「勇姿」として手紙に書き記す功績係――彼が本当に見たものとは?
太平洋戦争末期の昭和19年、南国の美しい島・ペリリュー島。そこに、21歳の日本兵士・田丸はいた。漫画家志望の田丸は、その才を買われ、特別な任務を命じられる。それは亡くなった仲間の最期の勇姿を遺族に向けて書き記す「功績係」という仕事だった。
9月15日、米軍におけるペリリュー島攻撃が始まる。襲いかかるのは4万人以上の米軍の精鋭たち。対する日本軍は1万人。繰り返される砲爆撃に鳴りやまない銃声、脳裏にこびりついて離れない兵士たちの悲痛な叫び。隣にいた仲間が一瞬で亡くなり、いつ死ぬかわからない極限状況の中で耐えがたい飢えや渇き、伝染病にも襲われる。日本軍は次第に追い詰められ、玉砕すらも禁じられ、苦し紛れの時間稼ぎで満身創痍のまま持久戦を強いられてゆく――。
田丸は仲間の死を、時に嘘を交えて美談に仕立てる。正しいこと、それが何か分からないまま…。そんな彼の支えとなったのは、同期ながら頼れる上等兵・吉敷だった。2人は共に励ましあい、苦悩を分かち合いながら、特別な絆を育んでいく。
一人一人それぞれに生活があり、家族がいた。誰一人、死にたくなどなかった。ただ、愛する者たちの元へ帰りたかった。最後まで生き残った日本兵はわずか34人。過酷で残酷な世界でなんとか懸命に生きようとした田丸と吉敷。若き兵士2人が狂気の戦場で見たものとは――。

■本予告
https://youtu.be/GY2ZCNmL3zs 

タイトル:ペリリュー -楽園のゲルニカ-
公開: 2025年12月5日(金)全国公開
配給:東映
©武田一義・白泉社/2025「ペリリュー -楽園のゲルニカ-」製作委員会

▽映画「ペリリュー -楽園のゲルニカ-」公式サイト
https://peleliu-movie.jp/

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