俳優ファン・ジョンウム被告(c)news1

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【10月15日 KOREA WAVE】自身が100%出資する芸能事務所の資金43億ウォン(約4億8000万円)を横領した罪に問われたグループ「SUGAR」出身の俳優ファン・ジョンウム被告に対し、1審で言い渡された懲役2年・執行猶予4年の判決が確定した。

ファン・ジョンウム被告側および検察側の双方が、1審判決に対して控訴せず、法的手続き上の不服申し立て期限である「判決から7日」を過ぎたため、刑が確定した。

1審判決は、ファンが自らが実質所有する芸能企画会社の資金を投機的な投資や個人の買い物に使用したことについて「罪責は軽くない」としながらも、「会社の全株を被告が保有しており、損害は最終的に被告自身に帰属する」「第三者への被害はない」「全額を弁済した」ことを量刑考慮の要素として挙げた。

ファン・ジョンウム被告は2022年7月、自らが実質的に所有する芸能事務所名義で8億ウォンの融資を受けた後、そのうち7億ウォンを仮払金名目で自分の個人口座に移し、暗号資産(仮想通貨)への投資に使用。さらに同年10月までに計13回にわたり、総額43億6000万ウォンのうち42億ウォンあまりを暗号資産投資に充てたことが明らかになった。

また、この過程で、自身に課された財産税・地方税を納付する目的で、クレジットカード利用代金(約444万ウォン)や株式担保ローンの利息(約100万ウォン)なども会社の資金から支出していた。

裁判でファン・ジョンウム被告側は起訴事実をすべて認め、被害額も全額弁済済みであることを強調した。

(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News

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