この季節の風物詩、秋の木市です。朝晩は涼しくなって秋の到来を感じますが、日中はまだまだ暑いですよね。
秋の木市で特に人気なのが「実のなる植物」。中でも、暑さの続く今にぴったりの美肌効果が期待できる果物の木が注目を集めています。
15日から鹿児島市の甲突川沿いで始まった秋の木市には、約1000種類、1万本を超える植物が展示・販売されています。
秋の木市で毎年人気なのが、カキやリンゴ、ミカンなど「実のなる植物」。今年も多くの客が“秋の味覚”を買い求めていました。ことしは猛暑の影響で、植物の生育がやや遅れているそうですが、順調に育っているということです。
おすすめの植物を、振興会の藤田会長に聞いてみました。
(鹿児島市木市振興会 藤田繁利会長)
「イチジク。あと1か月ほどで色がつく。収穫期に入っています。イチジクは女性に好まれる植物。肌にいいそうです。今年は暑かったから肌も気になりますよね」
木市でも、特に女性に人気だというイチジク。栄養が豊富で美肌効果も期待できるそうです。
(鹿児島市木市振興会 藤田繁利会長)
「育てやすいですよ。日当たりのいいところに植えると育ちます。大きめの鉢で管理したら鉢でもできる」
取材中、イチジクを買いに訪れたお客さんも。
(イチジクを購入した女性)
「いつも見るたびに欲しいと思っていて、思い切って(庭に)植えようと思い初日に買いに来た」
(鹿児島市木市振興会 藤田繁利会長)
「今年は木市振興会が結成されて65周年。それにちなんで抽選会も行っている。期間中品物もいろいろ入れ替わりますので何回でも足を運んでもらい木市の雰囲気を味わっていただきたい」
秋の木市は11月16日まで開かれます。