<映画「Dear Stranger/ディア・ストレンジャー」トークイベント>登壇した池松壮亮(撮影・小渕 日向子)
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俳優の池松壮亮(35)が12日に都内で、西島秀俊主演映画「Dear Stranger/ディア・ストレンジャー」(監督真利子哲也)トークイベントに出席した。
同作は、息子の誘拐事件をきっかけにニューヨークで暮らすとあるアジア人夫婦の秘密が浮き彫りとなり、崩壊していく家族を描くヒューマンドラマ。西島秀俊が主演を務めた。
真利子哲也監督作品に過去に何度も出演し、盟友でもある池松は当初、MCの紹介を受け登壇する予定だったが、気持ちが高まったのかMCの後ろに続いて登壇すると「ついてきちゃった!やり直しますか?」とおどけ、会場は和やかな雰囲気に。この日はファンのひとりとして参加し、手には真利子監督への質問をつづったノートを握りしめていた。
何度も同作を鑑賞。真利子監督らしさあふれる予想不可能な展開にドキドキが止まらなかったという。キャストや撮影場所決め、資金繰りなど監督の苦労を間近で見ていたため、公開されて「本当にうれしいです」と自分のことのように喜んだ。
全編ニューヨークで、多言語での撮影を実現したチームを「言葉が分からないこそ、たどりつけたものがあるんだろうな、凄い事をやってきたんだろうな」と称え、「非常に艶っぽい大人っぽい。成熟した映画だったなと思います」と大絶賛した。
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