第2話　賀来賢人、ATMの使命を知る

第2話　賀来賢人、ATMの使命を知る

ありがとうございました。 俳優だったはずの各剣とは目覚めたら転生して ATMになっていた。 少しずつATM の仕事にも慣れてきた俺。こちらは山田さん。最近大きな仕事のプロジェクトリーダーに抜擢されて忙しくしている。 あ、チャージ忘れてた。明日朝一プレゼンだから朝に駅で並ぶ暇ないし。 [音楽] そう、たまにチャージ忘れてて困ることあるんだよな。てか俺それできないの?お金だったらいいつも出しい入れしてるじゃん。え、できんの?俺 できるんだ。 そっか。目の前にいるのは俺 1 人だけど、その先の色々な会社の決済と繋がってるわけか。 よかった。 お金に向き合うって人の毎日に向き合うってことなんだな。よし、頑張ろう。俺 [音楽] 帰ったら資料もう1回読んどこ。 たりリラん。 なんか音違う。 [音楽] タリラリラん。 [音楽]

「俳優 賀来賢人が転生したらATMだった」
俳優だったはずの賀来賢人は、
目覚めたらセブン銀行のATMに転生していた。
戸惑いながらもATMの仕事をしていくうちに
訪れるお客さまの“思いがけない困りごと”に直面する。
考えながら、もがきながら、
一つひとつこたえていく賀来賢人。
“お客さまの「あったらいいな」を超えて、
日常の未来を生みだし続ける。“
そんなセブン銀行ATMとしての使命に
さまざまなお客さまとの出会いを通じて、
目覚めていくのであった。