今年2025年、RCサクセションと忌野清志郎がデビュー55周年を迎え、忌野清志郎を描くドキュメンタリー映画の制作が決定した。
RCサクセションのメンバーとしてデビューし、数々の名曲を産み出してきた忌野清志郎。ライヴ・パフォーマンスでも数々の伝説を創り上げ、「KING OF ROCK」の名を不動のものに。1991年のRCサクセション活動休止後もソロやTHE TIMERSの他、映画、ドラマ出演や絵本の執筆、そしてサイクリスト等、多岐にわたる活動を行い、生涯にわたって走り続けた。
日本のロック史に不滅の足跡を刻んだ忌野清志郎は、愛と反骨の魂を燃やし続け、その姿はまさにロックンロールそのもの。そんな彼のチャーミングでアグレッシヴな存在感は今もなお人々を魅了し、そのカリスマ性と音楽性、何よりも偽りない愛と魂を込めた表現は日本のロック・シーンの礎を築き、今も人々の心に残り続けている。
本作では、彼の強烈な存在感を記憶し、その魅力の一端に迫っていく予定だ。監督は、昨年2024年にロングラン・ヒットとなった『トノバン 音楽家 加藤和彦とその時代』の相原裕美。往年のファンだけでなく、若い世代にも広く支持を集め、加藤和彦の存在を再評価させるきっかけとなった。音楽業界での経験を活かし、情熱と敬意をもって対象を深掘りする手法はドキュメンタリー界で注目を集めている。
デビュー55周年となる2025年は、数々の記念企画が行われ、その集大成とも言える忌野清志郎初のドキュメンタリー映画。来年2026年の秋公開に向け、現在鋭意制作が進められている。
▼映画情報
2026年秋公開予定
監督:相原裕美
配給:東映ビデオ
(C)2026 Kiyoshiro Movie Project
6841283:L
6841284:L