2025
10/14
映画『(LOVE SONG)』より、W主演を務めた森崎ウィン・向井康二、そしてメガホンを取ったチャンプ・ウィーラチット・トンジラー監督のスペシャルインタビュー映像が公開された。
本作は、東京とバンコクを舞台に、未完成のラブソングが2人の運命を繋ぐラブストーリー。森崎が演じるのは、バンコクへの海外勤務を命じられた真面目すぎる研究員・ソウタ。また、向井はソウタの初恋の人であり、バンコクでカメラマンをしながら音楽活動を続けているカイを演じる。
監督は、世界的なBLブームの火付け役となったドラマ「2gether」を手掛けたチャンプ・ウィーラチット・トンジラー。
まず完成した映画を観た感想について、森崎は「本当に映像が綺麗で、初めて観たときは撮影当時の思い出がすごく蘇ってきて、“こんなに綺麗に仕上げてくれたんだ”と感謝しています」としみじみ。向井は「(単独での)W主演は初めて。“大きなスクリーンで自分が主演の映画を”という夢が叶い、ありがとうございます。タイのハーフとして“タイの作品に出たい”という夢も叶えられて、チャンプ監督に感謝しています」と笑顔で語る。チャンプ監督も「完璧な作品にしてくれた二人に、とても感謝しています」と賛辞を贈った。
森崎について監督は「初対面の印象は真面目で情熱的。撮影中は全力で演じてくれたし、(食事のシーンでは)何でもおいしそうに食べていました。現場で幸せそうに過ごしていました」と評価。すると森崎と向井は、ナイトマーケットでのデートシーンで屋台の“虫料理”を食べたことを思い出したようで、「虫のことですかね…」と苦笑い。
監督が「虫は大好物でしょ?」と聞くと、「いえ、大っ嫌いです!」とすかさず返す森崎。「プロの役者なので、いい食べっぷりでした」と監督がフォローすれば、向井が「僕らも監督に食べさせましたからね」と、してやったり。さらに、なかなかカットをかけなかった監督に理由を追求すると、「二人がロマンティックな雰囲気で、見ていた私まで幸せな気分になってカットをかけたくなかった」と笑顔で答える監督に、二人はもう笑うしかない状況に。
一方、向井について監督は「初対面からタイ語で会話しました。楽しい人だから、撮影もきっと楽しくなると思いました。でもカイを演じる時は『5、4…アクション』の瞬間に目つきが変わり、魅力的で物静かなカイになりました。見ていて私自身もカイに恋をしたほど」と惚れ込み、「カイがステージで歌った曲にも魅了されました。ソウタが恋に落ちるのも当然。演技も魅力的でした」と太鼓判を押す。
森崎は演技のポイントを「素が出るのは、カイの前でだけということを意識しました」と明かす。向井も「普段の自分と違うキャラクターなので、声の低さや目線を意識しました。ソウタと目を合わせると“好き”なのを思い出してしまうから、目を合わせたいけど合わせない——そこを意識しました」と丁寧に言葉を選んだ。
二人の本作へのアプローチにチャンプ監督はうなずきつつ、本作のキャラクター設計や、劇中歌の「LOVE SONG」について語った。
「ソウタとカイのキャラクターは全く違います。性格も考え方も正反対。カイは無口で、『LOVE SONG』はソウタへ自分の想いのすべてを伝えるための歌。二人は視線で想いを伝え合っていました。他の人に向ける視線とは明確に違います。二人が見つめ合う時は特別な意味を持ちます。だからこの曲は、カイのソウタへの気持ちを最大限に伝えるものです。この曲は特に心を込めて作りました。『(LOVE SONG)』という映画のメッセージそのものだからです」。
また「絶賛片想い中のものは?」という問いに、監督は「あの撮影現場に、今でも片想いをしています。初恋みたいでした」とロマンティックに回想する。
森崎は「“片想い”って、出会いの瞬間は拒絶しがちだけど、無くなると求めている自分に気づく」と前置きしつつ、「あのシーンで食べた“虫”に片想いしてるのかも」と答え、3人で大笑いに。向井は「なかなか会えない姪っ子への片想いかな。なついている時期もあるけど、会えなくなると心の距離ができちゃう」と照れ笑い。
最後に、森崎と向井は口を揃えて「感謝です。日本で映画を撮ってくれて、ありがとうございます」と監督へ感謝を伝える。監督は、劇中の音楽への自身の関わりも明かし、「この映画は“恋の歌”がテーマ。撮影中、日本の俳優・スタッフと親しくなり、そこで感じた自分の気持ちを“恋の歌”にしました。撮影中に皆さんへ感じた愛情と、劇中の二人の愛を歌で同時に表現しています」と振り返った。
『(LOVE SONG)』は、10月31日より公開。
『(LOVE SONG)』
出演:森崎ウィン 向井康二(Snow Man) ミーン・ピーラウィット・アッタチットサターポーン 藤原大祐 齊藤京子 ファースト・チャローンラット・ノープサムローン ミュージック・プレーワー・スタムポン 逢見亮太 / 筒井真理子 / 及川光博
監督・脚本:チャンプ・ウィーラチット・トンジラー
脚本:吉野 主 阿久根知昭
音楽:近谷直之
劇中曲プロデュース:The TOYS
主題歌:Omoinotake「Gravity」(Sony Music Labels)
制作プロダクション:KINEMA STUDIO
制作協力:h8 Studio アークエンタテインメント
配給:KADOKAWA
(C)2025『(LOVE SONG)』製作委員会
https://movie-lovesong.jp/
10月31日(金) 全国ロードショー
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