掲載日

2025年10月14日

THGの第3四半期の取引報告は火曜日に公表され、2021年以降で最も力強いオーガニック売上成長を記録し、継続事業ベースでも売上高が大きく伸びたことが明らかになりました。

Photo: Pixabay

9月末までの3カ月間は、THG BeautyとTHG Nutritionの両事業で成長が加速しました。

総売上高は2.4%増の4億520万ポンドにとどまったものの、継続事業ベースでは6.3%増でした。また、ビューティ事業の総売上高は1.2%減の2億5,820万ポンドでしたが、継続事業ベースでは4.2%増となりました。

資産売却および非継続活動の影響が重なり、グループの年初来および第3四半期の売上成長率は、それぞれ340ベーシスポイント(bps)、270ベーシスポイント押し下げられました。

ビューティ事業では、同社は複数の事業活動を終了し、ラグジュアリー・ポートフォリオを売却しました。

それでも、下半期全体のビューティ事業の売上は1%〜3%増になるとの見通しを維持しています(重要な「ゴールデン・クォーター」は始まったばかり)。

THGは、第3四半期の結果により、ビューティ事業が2025年のアドベント関連売上への貢献で過去最高を見込める軌道に乗ったと述べました。英国の小売事業の堅調な勢い(Lookfantasticの売上が2桁成長)や新規ローンチブランドからの力強い寄与と相まって、継続事業ベースでの4.2%の売上成長は2024年第1四半期以来で最も高い伸びとなりました。

米国の小売事業の業績も引き続き改善。高級スキンケアおよび美容デバイスのカテゴリー成長が牽引し、顧客のサブスクリプション(定期購入)の増加が注文頻度とライフタイムバリューの向上を支えました。

ラグジュアリー・ポートフォリオの売却やその他の資産売却に加え、欧州およびアジアにおける一部の販売活動から撤退するという商業的判断が、2025年これまでに見られた減収の大部分を占めました。ただし、こうした要因のうち最大のものは、すでに前年同期比の比較影響が一巡しています。

CEOのマシュー・モールディング氏は次のように述べています。「THGビューティーでは、商業的規律の徹底とブランド提案の高度化に注力した結果、アドベントのローンチが好調だったことにも支えられ、売上成長に回帰しました。

「私たちの進展は、実行してきた戦略的イニシアティブと業務改革の直接的な成果であり、これからの重要な商戦期に向けて万全の体制が整っています。」

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