10月22日~いよいよ開催!秋の国際短編映画祭
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米国アカデミー賞公認、アジア最大級の国際短編映画祭ショートショート フィルムフェスティバル & アジア(SSFF & ASIA)は、恒例の秋の国際短編映画祭を今年も開催します。

6月に開催したSSFF & ASIA 2025グランプリ=ジョージ・ルーカスアワード受賞作『破れたパンティーストッキング』をはじめ、来年のアカデミー賞短編部門受賞候補となるライブアクション、アニメーション、ノンフィクション部門の優秀賞作品含む、ベストオブベスト30作品以上が一堂に集まるこの機会。

今回は、ワンデイパス方式を採用し、会場内で1日最大12作品をノンストップで上映。しっかり全部観たい方にも、隙間時間にふらりと立ち寄って観たい方にも、ショートフィルムならではの新しい鑑賞スタイルで映画祭を存分に堪能いただける企画イベントです。

ラインナップはほかにも、アート、AI、ショッキング、LGBTQなどをテーマにキュレーションした作品群とともに、特別招待作品として、「熱血司祭」の韓流スター、キム・ナムギル氏がプロデュース&出演する『扉を開けたら』の上映が決定しているほか、ニュージーランドやインドネシアなどから来日する女性監督たちの作品群、ブラジル監督の作品群にもフォーカスします。

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BSSTOでは、今回の映画祭の中でも、プログラム構成や作品のキュレーションを行う、いわば映画祭のシェフであるプログラマーほか、各々の視点でショートフィルムを観てきた映画祭メンバーに、推しの一作品を聞いてみました!

どれを観ようか迷ったら、まずはこの作品を探してみてください!

「なんてことだ。完璧すぎる。」映画祭プロデューサーAの推しショートは『罠/TRAP』監督:Eunyoung Oh

韓国/15:59/スリラー/2024 <10月26日(日)赤坂インターシティで上映>

(あらすじ)

ある暗い夜、タクシー運転手のヨンホは貯水池に行きたいという怪しげな客を乗せる。乗客の謎めいた言葉に、ヨンホは不安を覚える。

(推しポイント)

すごい。信じられないほど面白い。脚本はよく練られていて、演技も真に迫っている。たくさんの伏線が最後にすべて回収されていく。エンディングはまさに完璧。彼女の死はもちろん悲しいけれど、これは究極の復讐劇だ。流れがあり、抑揚がある。オープニングの落ち着きからの完璧な感情のジェットコースター。 

「悪巧みの結果に、思わず驚いて声を上げてしまった」映画祭プロデューサーがもう1作品推したいのは『モジャッピ ~いただき!ホットケーキ~』監督:にじたろう

日本/3:12/アニメーション/2024 <10月22日(水)~オンライングランドシアターで上映>

(あらすじ)

森に住む悪ガキトリオ”モジャッピ”は悪さが大好き。ある日仲間たちがホットケーキを焼いているのを発見すると、あの手この手を使ってなんとか横取りしてやろうとします。

(推しポイント)

なんて素晴らしいんだろう。監督があれほどたくさんのオノマトペをどうやって思いついたのか想像もつかない。登場人物たちの悪巧みの結果に、思わず驚いて声を上げてしまったほど!パンケーキがひっくり返るのも納得の展開。かわいすぎる。エンディングも心温まるし、お子さんにとってとても倫理的な内容だった。

「この映画は、トランスの人々が中心に立つ世界を創り出している」映画祭プログラマーの推しは『メモリーという名の鳥』監督:Leonardo Martinelli

ブラジル、イギリス/15:00/ドラマ/2023 <10月26日(日)赤坂インターシティで上映>

(あらすじ)

メモリーと呼ばれる鳥は家への帰り方がわからない。トランスジェンダー女性のルアはメモリーを探すが、街は時に敵意を向けてくる。

(推しポイント)

レオナルド・マルティネッリは、ラテンアメリカで最も刺激的な新鋭監督のひとりであることを改めて証明してみせた。本作は、謎めいた都市の風景からトランスの存在を優しく描き出すまで、視覚的にも驚くほど美しく、そして深く心を揺さぶる作品である。この映画は、トランスの人々が中心に立つ世界を創り出している。
失われたオウム「メモリー」というメタファーを通して、作品は喪失、抵抗、そしてしばしばトランスのアイデンティティを消し去ろうとする社会の中で生き抜く意志について省察する。あらゆるカット、光、コントラスト、温もりが、まるで純粋な詩のようだ。

「一生に一度は見たい圧巻の飛び込みショー」映画祭プログラマーを支えるキーパーソンが推すのは『深淵からの声』監督:Irving Serrano & Victor Rejón

メキシコ/23:11 /ノンフィクション/2024 <10月25日(土)赤坂インターシティで上映>

(あらすじ)

ラ・ケブラダ・クリフダイバーは、ラ・ケブラダの断崖絶壁から30メートル下の海に飛び込むダイブショーを観光客に見せることで生計を立てる。スローモーション映像やダイバーの証言を通して、彼らのダイブの本質を探る。

(推しポイント)

古くから親しまれてきたメキシコの象徴的なビーチリゾート、アカプルコで1930年代から観光客向けに行われている、ラ・ケブラダの飛び込みショーのパフォーマーたちを追ったドキュメンタリー作品です。高さ30メートル以上もの崖から身一つで狭い岩だらけの湾に向かって飛び込むダイバーたち、自らの存在よりもはるかに大きな自然の力との関係、恐怖を乗り越えること、そして観光客を楽しませるという事以上のスピリチュアルな証言が白黒で撮影された美しい映像に刻まれています。一生に一度は見たい圧巻の飛び込みショー、映像でその迫力が確実に伝わってくる一本です。

「やり場のない心情とほんの一瞬の出来事、人生の機微が濃縮されているように感じた」映画祭PR担当が推すのは『いないないばぁ!』監督: Briar March

ニュージーランド/17:09/ドラマ/2024 <10月25日(土)赤坂インターシティで上映>

(あらすじ)

完璧な子どもを選べる時代が訪れつつある中、若い母親は自分の娘をありのままに愛することができるのか、受け入れることに苦悩する夫婦を描く。

(推しポイント)

赤ちゃんとの24時間に圧倒される母親の、さらに奥深くにある、やり場のない不安、寂しさ、憤り。この作品はそれだけではなくて、日常の一瞬の中に訪れる、周りから見たら些細な出来事だけれど、彼女にとっては人生の転機ともいえるほどの出会いを、20分に満たない時間の中で描きます。まさに人生の機微に触れる、涙と希望で心満たされる作品です。

SSFF & ASIA 2025 秋の国際短編映画祭

 米国アカデミー賞公認、アジア最大級の国際短編映画祭、ショートショートフィルムフェスティバル & アジア(SSFF & ASIA)と東京都が共催し、赤坂インターシティコンファレンス、東京都写真美術館ホール、LIFORK Harajukuでの会場上映とともに、オンライングランドシアターからも世界に発信する映画祭。

 6月に開催したSSFF & ASIA 2025グランプリ=ジョージ・ルーカスアワード受賞作『破れたパンティーストッキング』をはじめ、来年のアカデミー賞短編部門受賞候補となるライブアクション、アニメーション、ノンフィクション部門の優秀賞作品含む、ベストオブベスト30作品以上が一堂に集まるこの機会。今回は、ワンデイパス方式を採用し、会場内で1日最大12作品をノンストップで上映。

 ラインナップはほかにも、アート、AI、ショッキング、LGBTQなどをテーマにキュレーションした作品群とともに、特別招待作品として、「熱血司祭」の韓流スター、キム・ナムギル氏がプロデュース&出演する『扉を開けたら』の上映が決定しているほか、東京国際映画祭(TIFF)連携企画として、ニュージーランドやインドネシアなどから来日する女性監督たちの作品群、ブラジル監督の作品群にもフォーカスします。

https://www.shortshorts.org/2025autumn/

■期日および会場:

<上映・イベント会場> 

 赤坂インターシティ コンファレンス Green 10月22日(水)

 東京都写真美術館ホール 10月23日(木)

 LIFORK Harajuku 10月24日(金)

 赤坂インターシティコンファレンス the AIR 10月25日(土)、26日(日)                          

         

サテライト会場 : 東京ミッドタウン日比谷 日比谷シネマフェスティバル 

                         10月10日(金)~26日(日)

                     

※作品により上映開始時間が異なります。ウェブサイトにてご確認ください。

<オンライン会場>

・オンライン・グランドシアター 10月22日(水)~11月10日(月)

・オンラインサテライト会場:ブリリア ショートショートシアター オンライン 

10月1日(水)~5週に渡り「Iceland Escape アイスランド・ショート特集」 配信

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