デビュー25周年記念アルバムに込めた思いを明かした後藤真希(撮影・会津 智海)
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歌手の後藤真希(40)がデビュー25周年記念アルバム「COLLECTION」(15日発売)に込めた思いをスポニチ本紙に明かした。
「タイトルの通り、ファッションショーのような作品になりました」という意欲作。「モーニング娘。」時代の「NIGHT OF TOKYO CITY」のソロカバーや、男性ユニット「Da―iCE」の花村想太(35)との共演曲「チェケラ」などを収録。「モー娘。時代のカバーは自分の好きな曲たち。40歳の今だからできる表現で歌いました。本当に宝物のような曲たちですね」と自身のキャリアにも思いをはせた。
昨年から今年にかけたデビュー25周年記念イヤーを、全国ツアーやイベントなど精力的に活動してきた。根底にあったのは「ファンが“これがウチのゴマキだ!”と自信を持ってもらえること」。中でも話題を集めたのが8月に行われた世界最大のアイドルフェス「TOKYO IDOL FESTIVAL」への出演だった。
当日はさまざまな現役アイドルたちとコラボ。“レジェンド”扱いだったが、現役さながらのパフォーマンスで観客をくぎ付けにした。「やっぱり他の子たちの中だと、全員を私のファンにしてやろうっていうバチバチが出ちゃう」と血が騒いだという。
かつて本紙のインタビューに「私にはアイドルの特殊能力がある」と話していた。それはどんなステージでも圧倒的な存在感でファンを魅了すること。昨年11月に発売した写真集「flos」は電子版の歴代最高セールスを更新し「イベントで初めましてのファンが増えた」と、今なお新規ファンも獲得している。
そんな周囲の反響に「やっぱりうれしいですよ」とほほ笑む表情はやはりアイドル。「モー娘。時代からの私なりのアイドルの在り方は結局変わらない。応援してくれる人が胸を張れるような存在であり続けたい」と生涯現役を宣言した。(吉澤 塁)
◇後藤 真希(ごとう・まき)1985年(昭60)9月23日生まれ、東京都出身の40歳。99年にモー娘。に加入し「LOVEマシーン」でデビュー。01年に「愛のバカやろう」でソロデビュー。「プッチモニ」などさまざまなユニットでも活動。趣味はゲームで「モンスターハンター」シリーズの大ファン。愛称はゴマキ、ごっちん。血液型O。
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