公開日時 2025年10月11日 05:00
映画「ストロベリームーン 余命半年の恋」のサプライズイベントで県立コザ高校を訪れ、生徒達を記念撮影する俳優の當真あみさん（中央）ら＝１０日、沖縄市の県立コザ高校
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琉球新報朝刊
県出身俳優の當真あみさんが主演する映画「ストロベリームーン 余命半年の恋」の学校上映・サプライズイベントが１０日、沖縄市のコザ高校で開かれた。當真さんと俳優の齋藤潤さん、映画の主題歌を歌うＯＲＡＮＧＥ ＲＡＮＧＥが全校生徒約１０８０人の前に駆けつけ、撮影エピソードや、主題歌の生演奏を披露した。体育館は歓声に包まれた。
物語は、當真さんの演じる余命半年と宣告された１５歳の少女・桜井萌が、齋藤さん演じる同級生の佐藤日向に突然告白し、恋に落ちていく純愛ストーリー。
當真さんは「うれしい気持ちとともに『ちむどんどん』している」と笑顔を見せ「これから受験や、いろいろなことがあると思うが（主人公の）萌と日向のように自分を信じて力強く進んでもらいたい」と高校生にエールを送った。齋藤さんは「恋愛をテーマにした役は今回が初めてで、キュンキュンするシーンはすごく緊張した。撮影中も萌役のあみちゃんとずっと一緒にいられてすごく幸せだった」と振り返った。
同校３年の宜保美音さん（１８）は「恋愛や友情など青春が詰まった映画だった。親友を連れて映画館に見に行きたい」と興奮冷めやらぬ様子で語った。
映画は１７日から全国公開される。
（與那原采恵）