岡山県北部を盛り上げ 津山が舞台の映画「キセキが、はじまる」撮影スタート

 映画で岡山県北部を盛り上げます。津山市を舞台にした短編映画の撮影が始まりました。

 伝統的な街並みが残る津山市の城東地区です。津山を舞台にした映画「キセキが、はじまる」が10日、撮影初日を迎えました。

 映画を企画したのは、映画づくりを通して地域を盛り上げようと地元経済界の有志らが立ち上げた団体「美作の国映画プロジェクト」です。

 メガホンをとるのは、美作市にある林野高校出身の映画監督、大谷健太郎さんです。

(映画監督[林野高校出身]/大谷健太郎さん)
「おもしろいですね。手作り感覚で、地元の人たちと一個一個シーンを撮っていくというか、皆さんと一緒に成長しながら、チームワークを高めながらやっていく」

 映画は、東京に住む若き映画監督が津山を舞台に映画を撮るというストーリーです。「美作の国映画プロジェクト」が俳優養成のために立ち上げた「演技塾」の塾生ら約30人も出演します。

 およそ3分の1が岡山県北部の人だということです。

(演技塾の塾生[津山市在住])
「(ここは)いつも通っている道ですし、自分たちが出演できるというのが」
「なかなかセリフのある役をやらせてもらうなんてめったにないこと」

(美作の国映画プロジェクト/芦田雅嗣 会長)
「地域の人たちとか演技塾の塾生と、皆で力合わせて津山の魅力を発信できるような映画になってほしい」

 映画は2025年12月に開かれる津山国際環境映画祭でお披露目されます。

Leave A Reply