ある日、敏腕刑事・レイヴンが目を覚ますと、妻殺しの容疑で「マーシー裁判所」に拘束されていた。彼は冤罪を主張するが、覚えているのは事件前の断片的な記憶のみ。自らの無実を証明するには、AIが支配する世界中のデーターベースから証拠を集め、さらにはAI裁判官が算出する“有罪率”を規定値まで下げなくてはならない。無罪証明までの制限時間は90分、証明できなければ即処刑となる。

画像2

予告編では、“マドックス”と名乗るAIが新時代の裁判システムを説明。世界中の防犯カメラや携帯電話など、あらゆるデータベースから必死に自らの無実の証拠を探し出そうと奮闘するレイヴンの姿、さらには近未来の都市を舞台にしたアクションなど、二転三転する、スリリングで目の離せないシーンが連続している。

US版ポスターでは“制限時間”と“有罪率”のカウントとともに、被告人席に縛りつけられたレイヴンと、鋭い視線を向けながら立ちはだかるAI裁判官こと“マドックス”の姿が。一筋縄ではいかない容疑者VS. AI裁判官の闘いに、期待が高まる。

「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」シリーズや「ジュラシック・ワールド」シリーズなど、超大作アクションムービーで主役を務めてきたプラットが、AI裁判にかけられる容疑者・レイヴンを演じる。彼に対峙するAI裁判官“マドックス”役には、「ミッション:インポッシブル」シリーズや「DUNE デューン 砂の惑星」シリーズのファーガソンを配した。

監督は、2018年のサンダンス映画祭で観客賞を受賞した「search サーチ」の仕掛け人として知られるティムール・ベクマンベトフ。同作は、失踪した娘をデジタル上で追跡する父親の捜査劇が、100%全て、PC画面の映像で展開するスリリングかつ革新的な表現で、映画ファンを熱狂させた。本作にもそのような映像表現のエッセンスが盛り込まれている。第96回アカデミー作品賞の受賞作「オッペンハイマー」のチャールズ・ローベンがプロデューサーを務める。

「MERCY マーシー AI裁判」は、26年1月23日に日米同時公開。

Leave A Reply