少しさかのぼりますが、9月23日キャサリン妃はウィリアム皇太子とともに、英国イングランド北西部の港町サウスポートを訪問されました。
この地といえば、昨年6月に最も残虐な事件の一つと言われる殺傷事件が起こったところで、19歳の少年がダンスクラスを襲い、6〜9歳の3人の少女たちが亡くなったほか、8人の子どもたちも負傷。この衝撃的な事件後にももちろんこの地を訪れられたご夫妻でしたが、再び、その後の被害者ご家族や関係者、また地域社会全体をサポートするべく、訪問をされました。
その際のキャサリン妃のスタイルは、シックできちんと感がある皇太子妃らしいものであったことは言うまでもないのですが、アイテムのコーディネートが以前とは異なる、昨今の温暖化の影響? とも思える、珍しいものでした。また注目すべきバッグが公的に初お披露目されました。
やっと秋らしさが感じられ、涼しくなってきた日本。とはいえアイテム選びがまだまだ悩ましいなか、今後の参考になりそうなキャサリン妃コーデをご紹介します。
そして、質実剛健とも言える、堅実な小物選びがお得意なキャサリン妃がプライベートと公務、両方で愛用されるバッグブランド、スマイソンにフォーカスします!
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コート+ブラウスのシフト期にピッタリなアイテムコーデ
2025年9月23日、サウスポートを訪問。 コート/ジグソー ブラウス/バーバリー バッグ/スマイソン 靴/ヒューゴ・ボス 写真:代表撮影/ロイター/アフロ
昨今、シック傾向が強いキャサリン妃ですが、この日もグレーのマキシコートに同系色のパンツを合わせたマニッシュなスタイルでした。
テーラードに一つボタンのコートは、この日初お披露目のニューアイテムで、英国発ジグソーのもの。このブランドといえば、キャサリン妃が結婚前にバイヤーとして、働いていらしたことでも知られますが、久々に新アイテムを購入されました。
ミニマルなデザインが、昨今のキャサリン妃スタイルを象徴していますが、どうやらこの色は過去のモデルのようで、現在は異なるカラー展開で販売中です。
今年のトレンドとしてはブラウンが挙げられるものの、ライトグレーは秋冬の上品スタイルとしては、鉄板の色! 特に、キャサリン妃のように、ピンクとの相性は最高ですね。マニッシュなスタイルの中に、品の良い甘さがプラスされます。
同時に、このスタイルで興味深かったのが、コート+シルクブラウスというコーディネート。
秋冬といえば、コートの下にはニット、というのが鉄板でしたが、英国も昨今の温暖化で、この日も激寒ではないからこそ、このアイテムコーデにされたのでしょう。
私たちも、コートまではいかずとも、ウールのジャケットやショートコート+ブラウスというコーデが、気温差のある今後、参考になりそうです。
キャサリン妃がピンクのボウタイブラウスを選ばれた理由とは