WIND BREAKER/ウィンドブレイカー

水上恒司さん演じる主人公 桜遥に温かい眼差しを送る〈防風鈴〉の仲間たち ©にいさとる/講談社 ©2025「WIND BREAKER」製作委員会

 映画『WIND BREAKER/ウィンドブレイカー』登場人物たちの姿を切り取った場面写真が公開された。

 今回公開された場面写真は、街の外から転校してきた本作の主人公 桜遥と、風鈴高校の生徒が街を守るために結成した〈防風鈴〉が街と仲間を守るために闘う決意をする瞬間、その絆を垣間見ることができるシーン、力に絶対信仰を掲げる武闘派揃いの最凶集団〈獅子頭連〉との火花散るシーン。ケンカは弱いが強者のデータ収集に長ける情報通の楡井秋彦は、転校初日から桜遥の腕っぷしに興味津々でマル秘ノートに桜遥についての情報も書き記す様子。誰にでも優しく頭脳明晰だが、本心を見せないミステリアスな存在の蘇枋隼飛は、カンフーや合気道を彷彿とさせる独特のケンカスタイルで、戦闘中の相手に冷ややかな表情を見せる。長身を活かした圧倒的パワーを持つ学校一の荒くれ者の杉下京太郎は、特徴的な長髪をなびかせながら相手を床に叩きつけるという荒技に。橘ことはが営む喫茶ポトスには、〈防風鈴〉が集結し、桜遥に温かい眼差しを向ける姿も。桜遥が初めて真の仲間と呼べる存在を手にし、成長を遂げていく様子も垣間見ることができる。〈獅子頭連〉の頭取である兎耳山丁子は、強者を求め、〈防風鈴〉を手に入れようと焦がれるが、その笑顔の裏には悲痛な叫びが潜む。副頭取の十亀条は、「弱い奴は獅子頭連には要らない」と冷徹な信条を忠実に貫き、桜遥との一騎打ちの死闘を繰り広げることになる。グリーンの学ランを身に纏う〈防風鈴〉とは対照的に、オレンジのスカジャンを身に纏う〈獅子頭連〉——テレビドラマや映画、CMなど幅広く活躍し、さらに眩い輝きを増している水上恒司をはじめ、若き俳優たちが胸熱な青春ドラマと激闘アクションを繰り広げ、拳を交える。死闘の行く末はいかに——。

 ずっとひとりで生きてきた男が出会った初めての仲間と共に、人も、街も、想いも、全てを守り抜く——映画『WIND BREAKER/ウィンドブレイカー』は、2025年12月5日(金曜日)より全国の映画館にて公開される。

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映画『WIND BREAKER/ウィンドブレイカー』の本予告映像とポスタービジュアルが公開された。…

INFORMATION

《STORY》 ずっとひとりで生きてきた男が出会った初めての仲間たち——人も、街も、想いも、全てを守り抜く。ケンカだけが取り柄の孤独な高校生・桜遥は、不良の巣窟と恐れられる風鈴高校のてっぺんをとるため、街の外からやってきた。そこで桜は、風鈴高校の生徒たちが〈防風鈴=ウィンドブレイカー〉と呼ばれ、街を守る存在へと変貌を遂げていたことを知る。桜は戸惑いながらも防風鈴のメンバーとして、楡井秋彦、蘇枋隼飛、杉下京太郎ら仲間と共に街を守るための闘いに身を投じていく。そんな中、越えてはいけない一線を越えたことをきっかけに、力の絶対信仰を掲げ、最凶集団〈獅子頭連〉が、防風鈴を新たな標的として動き出していた…!「俺はひとりでてっぺんをとる」と言い放ち、周囲と衝突してばかりの桜だったが、ある時街に乗り込んできた獅子頭連に楡井を傷つけられてしまい…
 
公開: 2025年12月5日(金曜日)より全国の映画館にて公開
監督: 萩原健太郎
脚本: 政池洋佑
原作: にいさとる『WIND BREAKER』(講談社『マガジンポケット』連載)
出演: 水上恒司、木戸大聖、八木莉可子、綱啓永、JUNON(BE:FIRST)、中沢元紀、曽田陵介、萩原護、髙橋里恩、山下幸輝(WILD BLUE)、濱尾ノリタカ、上杉柊平、ほか
配給: ワーナー・ブラザース映画

 

 

©にいさとる/講談社 ©2025「WIND BREAKER」製作委員会

編後

映画『WIND BREAKER/ウィンドブレイカー』の場面写真が解禁!場面写真を見た第一印象は、セットの世界観が素晴らしい!桜遥に向ける防風鈴の面々の眼差しも温かく印象的。近年、街から不良が消えたと思ったら、国のお金で生活の安定を求めて警察(公務員)になり、法律と職権を盾に、違法に、暴力的に権力を善良な市民に振りかざし、違法に制裁や威圧、嫌がらせをするなどの不良行為をする悪役要員が全国の警察に実在する(上司からの指示で若手警察官が悪役要員をやらされている場合もある)。あるようでない権力を以て制することを生業にする不良が蔓延り、野放しになっている社会が一番危険。正義や正義感なんてものは、誰かの感情(論)でしかないので元からないんだけれども、『アンパンマン』の作者で知られるやなせたかしさんが「正義は、簡単にひっくり返る」と言った通り、日本国でもこれまで信じられてきた偽りの正義が既にひっくり返っていると言える。もし正義があるとすれば、誰かや何かを思うやさしさのみが逆転しない正義。感情(論)の正義が暴走すると、ナチスのような組織やアドルフ・ヒトラーのような人物が現れるのだが、まさにいまの世界と日本国がそう。本作の獅子頭連のように、力に絶対信仰を掲げる者は、最後は必ず力に潰され、消える。闘いや争いごとを仕掛けたヤツ、仕組んだヤツが、最後は必ず負けて、消える。そろそろ、人は、歴史や事例から見てもそういう法則に気づき、学んだ方がいい。話は逸れたが、ヴィジュアルも内面も表現(演技)も活躍も眩い輝きを増している水上恒司さんをはじめ、今後も活躍が期待できる若き俳優たちが繰り広げる胸熱青春ドラマと激闘アクションに注目だ!

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