ミュージカル『レイディ・ベス』は、約45年の長きに渡り英国に繁栄をもたらした女王・エリザベス1世の半生を大胆な解釈で描き出した歴史ロマン大作ミュージカル。『エリザベート』『モーツァルト!』などの名作を生んだ巨匠ミヒャエル・クンツェ&シルヴェスター・リーヴァイと、日本ミュージカル界のヒットメーカー小池修一郎がタッグを組み、2014年には帝国劇場で世界初演、2017年に再演。このたび2026年2月に日生劇場、4月に福岡・博多座、5月には愛知・御園座での上演が決定した。

8年ぶりとの上演となる今回は、装いも新たにブラッシュアップ。後にエリザベス1世となる主人公のレイディ・ベスには奥田いろは(乃木坂46)と小南満佑子のWキャスト、ベスと想いを通わせる吟遊詩人の青年ロビンを有澤樟太郎と手島章斗。そして、ミュージカル初挑戦となる丸山礼や、宝塚歌劇団出身の凪七瑠海と有沙瞳、若手スターとして躍進している内海啓貴、松島勇之介、高橋健介、ベテラン実力派の津田英佑、そして初演から引続き出演する山口祐一郎、石川禅、吉沢梨絵(石川と吉沢は新たな役に挑戦)と、豪華なキャスト陣が作品を彩る。

【ストーリー】 16 世紀イギリス。ベスは国王ヘンリー8世の娘にも関わらず、母が反逆罪の汚名を着せられ処刑されたため、片田舎で家庭教師達と共に勉学に勤しみながらひっそりと暮らしていた。王女らしい理知と少女らしい好奇心に満ちたベスは、ある日、吟遊詩人ロビンと出会い、自身と真逆で自由に生きるロビンに反発しながらも、淡い恋心を抱き始める。しかし、つつましくも平穏だった日常は、彼女が現国王である姉のメアリーに対して反逆を企てているとの疑いを掛けられ一変する。忠義心をメアリーに信じてもらえず、彼女の側近ガーディナー司教やルナールから陥れられ、ついにはロビンとも引き離されロンドン塔に投獄されてしまう。だがメアリーの圧政に不満が溜まった民衆からは、「ベスを女王に」という声が次第に高まっていく。ベスが選ぶ道は、国のための人生か、1人の女性としての幸せか、果たして――。

ミュージカル『レイディ・ベス』
後のエリザベス1世 レイディ・ベス(Wキャスト)奥田いろは(乃木坂46)/小南満佑子
吟遊詩人 ロビン・ブレイク(Wキャスト)有澤樟太郎/手島章斗
イングランド女王・ベスの異母姉 メアリー・チューダー(Wキャスト)丸山 礼/有沙瞳
スペイン王太子 フェリペ(Wキャスト)内海啓貴/松島勇之介
スペイン大使 シモン・ルナール 高橋健介
イギリスの司教 ガーディナー 津田英佑
ベスの教育係 キャット・アシュリー 吉沢梨絵
ベスの母親 アン・ブーリン 凪七瑠海
ベスの家庭教師 ロジャー・アスカム(Wキャスト)山口祐一郎/石川禅

東京公演:2026年2月9日(月)~3月27日(金) 日生劇場
【チケット一般前売開始:2026年1月10日(土)】
福岡公演: 2026年4月4日(土)~13日(月) 博多座
愛知公演: 2026年5月3日(日)~10日(日) 御園座

Leave A Reply