キリンビールは10月7日、同日から発売した「キリングッドエール」の発表会を開催した。会場ではTVCMに出演する綾瀬はるかさん、Mrs.GREEN APPLE(大森元貴さん、藤澤涼架さん、若井滉斗さん)、浜辺美波さん、鈴木亮平さんが登場した。

「キリングッドエール」は「一番搾り」「晴れ風」に次ぐ3本目の柱となる次世代定番ビールを目指して開発された。価格はスタンダードビールよりもやや高くなる。コンビニで350ml缶が税込253円、500ml缶が330円となる見込み(スタンダードビールはそれぞれ236円、314円とした場合)。本年の販売目標は60万ケース。「キリンの高価格帯定番ビールとして育成していく」(代表取締役社長堀口英樹氏)。

堀口社長が冒頭あいさつして「私たちキリンビールは“お酒の未来を創造し、人と社会につながる喜びを届け続ける会社となる”とのビジョンを掲げている。日本の未来が明るくなるいいビールを作りたい、これがチャレンジする私たちの思いだ。近年低下の一途を辿っている日本人の幸福度だが、その背景にあるのは、人と人のつながりの希薄化による社会課題だ。 都市化が進む中での地域都市の活性化、人口や社会の動態変化が生む社会的孤立の解決に、企業として責任を持って取り組んでいきたいと考えている。その思いで誕生したのがこのビールだ。未来に向けたキリンの次世代定番ビール、全く新しいキリンビール。グッドエールという名前に込めた意味は大きく2つある。

1つはこれまでのビールとは一線を画す、全く新しい美味しさを実現したエールタイプのビールであること。2つ目は未来への前向きな応援エールとして、人や社会に明るさをつないでいくブランドアクション“グッドエール JAPAN”だ」と述べた。

キリンビール「グッドエール」発表会/堀口社長「高価格帯定番ビールとして育成」、綾瀬はるか、Mrs.GREEN APPLE、浜辺美波、鈴木亮平が登場

浜辺美波

浜辺美波〈“クライオホップ”と“ブライトアロマ製法”を初採用〉
副社長執行役員・山形光晴氏は「来年の酒税の一本化に向けて、ビールに対するお客様の期待はますます高まっている。現在のお客様の価値観として、暮らしの中で、手が届く範囲で自分に合ったいいものを取り入れるというのがある。 ビールにも、せっかくなら良いものを買いたいという意向がある一方で、代わり映えがしないといった潜在的な不満がある。現在、ビール市場はスタンダードビールの牽引により伸長しているが、“せっかくならいいものを”という期待がある。いつもと違う美味しさ、新しさ、素材・製法のこだわりへの期待に応える。良いものでありながら手が届く価格帯で、ご褒美感のある味わいが私たちが目指した今回のビールだ」と紹介。味覚の新しさについては次のようにコメントした。

「飲んだ時から気持ちが満たされる全く新しいおいしさ。リッチ・アンド・フルーティ。口の中に含んだ瞬間に広がってくるフルーティな味、香りに、後味の良さが両立できている。

キリンビールで“クライオホップ”を初採用した。ルプリンという香りの成分だけを濃縮したホップで雑味・苦味・渋みを抑えながらフルーティさを際立たせる。また、このクライオホップの良さを最大限引き出すために、キリン独自のディップホップ製法で加えてろ過する“ブライトアロマ製法”を採用した」。

キリンビール「グッドエール」発表会/堀口社長「高価格帯定番ビールとして育成」、綾瀬はるか、Mrs.GREEN APPLE、浜辺美波、鈴木亮平が登場

綾瀬はるか

綾瀬はるか
キリンビール「グッドエール」発表会/堀口社長「高価格帯定番ビールとして育成」、綾瀬はるか、Mrs.GREEN APPLE、浜辺美波、鈴木亮平が登場

鈴木亮平

鈴木亮平
キリンビール「グッドエール」発表会/堀口社長「高価格帯定番ビールとして育成」、綾瀬はるか、Mrs.GREEN APPLE、浜辺美波、鈴木亮平が登場

Mrs. GREEN APPLE(左から大森元貴、藤澤涼架、若井滉斗)

Mrs. GREEN APPLE(左から大森元貴、藤澤涼架、若井滉斗)
〈酒類飲料日報 2025年10月8日付〉

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