〈MIU MIU(ミュウミュウ)〉が、パリ・ファッションウィークにて2026年春夏コレクションを発表した。

会場には、アメリカの実業家 カイリー・ジェンナー(Kylie Jenner)、イギリスの俳優 エマ・コリン(Emma Corrin)、女優 エマ・ワトソン(Emma Watson)、カナダ出身の女優 ニーナ・ドブレフ(Nina Dobrev)らが姿を見せた。〈MIU MIU〉は今回、感情と敬意が宿る“着古されたような美しさ”を提示。ショーノートにはこう記されている。「努力の表現としての仕事。思いやりと愛の象徴としての仕事。自立の反映、主体性を示す手段としての仕事」。

ファーストルックでは、ドイツ人女優 サンドラ・ヒュラー(Sandra Hüller)がエプロンにワークパンツ、ワークブーツを合わせたルックで登場。今回のランウェイにおけるキーであるエプロンは、レザートリムのアウターウェアや鮮やかなニットトップス、柄物のスイムウェアの上に重ねられ、あらゆるスタイルに姿を変えて展開されていた。続くルックでは、オーバーサイズのポロシャツやビーズ刺繍のカバーアップ、煌めくミニドレスなど、多様なシルエットが並びブランドの表現領域の広さを改めて示した。

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ミュウミュウ 2026年春夏コレクション miu miu spring summer 2026 paris fashion week womenswear runway

Miu Miu

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Miu Miu

コレクション全体は、レザー、コットン、シルク、レースといった異素材が交錯し、ワークウェアのコードを再構築。ベルトやマルチポケットバッグ、擦り切れたシューズは、忍耐と献身の象徴として機能した。

ブランド:MIU MIU
シーズン:2026年春夏

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