
Photo: Swan Gallet/WWD via Getty Images
エマ・ワトソンは、女優として美しくあり続けなくてはいけないとプレッシャーを感じているという。ポッドキャスト『On Purpose with Jay Shetty』で、エマは「女性だと特に公人や著名人であることには、魅力的であることがどうしても付きまとう」と語り、カメラの前に立つ自分を「自分のようでいて、そうじゃない。アバター」のように感じることがよくあると明かした。
「何度も再生され、そのたびに違うものを装備されて、重すぎて動けなくなってしまった。これ以上、あんなビッチでいられるかどうかすらわからない。雑誌の表紙のような姿を求める声に応えられるか、わからない」
『ハリー・ポッター』シリーズのハーマイオニー・グレンジャー役でスクリーンデビューしたエマは、2019年の映画『ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語』を最後に俳優業を休止。近年はアクティビストとして活動するほか、弟アレックス・ワトソンとカーボンフリーのジンブランド、ルネス・ジン(Renais Gin)を立ち上げ、オックスフォード大学大学院でクリエイティブ・ライティングの修士号取得のために学んでいる。
以前ほどスポットライトを浴びる機会が多くなくなったエマは、近年ノーメイクがアイコンとなっているパメラ・アンダーソンについて触れ、「パメラ・アンダーソンの最近の行動を称賛します。言葉では表せないほど、勇気が必要だったと思います」とコメント。そして、ハリウッドに求められる美の基準は尋常ではないと断じた。
「美に対する期待は異常なほどで、応えるのは不可能。ハードルはどんどん高くなっていて、追いつくのは難しい。サバイバル・リアリティショーに出演し続けるような、美の悪夢を見ているような気分です」
Text: Tae Terai





