千原ジュニア「友達」豊田利晃監督作22年ぶり出演も「完全にダマされた ! 」ホラ貝まで練習

映画「次元を超える」完成披露試写会に登壇した千原ジュニア(撮影・村上幸将)

千原ジュニア(51)が6日、東京・109シネマズプレミアム新宿で行われた、窪塚洋介(46)と松田龍平(42)のダブル主演映画「次元を超える」(豊田利晃監督最、17日公開)完成披露試写会で「久しぶりにお友達と一緒に仕事できて、楽しかったです」と笑みを浮かべた。豊田利晃監督(56)監督作品への出演は、2003年(平15)「ナイン・ソウルズ」以来22年ぶりで「最初に電話かかってきて『今度、映画あんねんけど、ちょっとだけ出てくれへん?』と言うから、ええよと言って、返ってきた台本、見たらメチャメチャしゃべっているから! 完全にダマされた!」と訴えた。

「次元を超える」は、豊田利晃監督(56)の18年「泣き虫しょったんの奇跡」以来7年ぶりの長編フィクション作品で、2人は同監督の20年「破壊の日」以来、5年ぶりの共演でダブル主演を張る。窪塚は孤高の修行者・山中狼介、松田は謎の暗殺者・新野風を演じた。

千原ジュニアは、危険な宗教家・阿闍梨を演じた。窪塚から「ホラガイを吹かれましたよね」と補足が入ると「スタジオに入って練習しました」と認めた。豊田監督は「ジュニアと(松田)龍平は吹くシーンがあった。龍平はホラガイを買って、ジュニアは『買う』って言って、最終的に『やめとく』って」と当時を振り返り、笑った。

千原ジュニアは「10代の頃、名もない青年の同士の時からの友達から始まっていて、監督でも何でもなかった。現場で『豊田!』と言うと『監督に何って口、聞いてんねん』となるなと思って現場で極力、しゃべらないように。失礼のないようにするのも大変だった」と撮影を振り返った。その上で「台本読んで、俺自身。全く理解できてなくて『何、言うてんや、こいつ?』と思った。豊田も…監督もそう思ってくれてインの2、3日前に、ひと言『千原ジュニアで』と言われて『はい、分かりました』とそうやればいいのね、と、何となくやりやすくしてくれた」と説明。感謝しつつ「現場では極力、しゃべらないようにした」と笑った。

この日は狼介の彼女・野々花を演じた芋生悠(27)と田舎の不良・鉄平役の渋川清彦(51)も登壇した。

Leave A Reply
Exit mobile version