2016年に結婚、現在は3児の育児真っ最中の鈴木亜美さん。好評連載「わが家は今日も賑やかです」。じつは「ルーティーンの鬼」と呼んでもいいくらい、ルーティーンを徹底しながら日々の家事と育児を全力でこなしている亜美さん。今回は朝と夜、それぞれのルーティーンの内容は、どのようにして決まったのかを教えてもらいました。
3人育児を円滑にまわすために必要なものとは?
子どもが2人の時はパパと私の2人で手が足りていたのですが、3人目からはとにかく手が足りない(笑)! 夫婦2人で子ども3人の子育てをしながら、生活をしていくためには、「我が家の鉄板ルーティーン」が必要だと思うようになりました。
姫ちゃんの産後、2ヵ月ほどで仕事復帰をする予定だったので、そこに合わせてルーティーン生活を少しずつスタート。3人目ともなると、子どもの成長はなんとなく予想がつくもの。誰が何時に起きて、ごはんを食べて、家を出るのか。いつ洗濯をして掃除をして料理をするのか。「これを先にやると二度手間になるから、こっちが先のほうがいい」と順番を見直したり、子どもが小学生になる、保育園に通い出すなどの成長に合わせたり。「これだ!」と思えるルーティーンにたどりつくために日々、トライアンドエラーのくり返し。
「帰宅後すぐにお風呂に入るには?」「テレビやゲームで兄弟げんかをしてほしくない」。こんな感じの家事や育児で生まれるミッションをクリアすべく、「昼までにお風呂掃除をしてお湯がたまるよう予約」「ゲームは兄弟で1時間以内に」。みたいなアイディアを出しまくり、それをルーティーンの中に組み込みます。モヤッとせずにルーティーンを遂行できた日は「やりきった!」って感じ(笑)。
ルーティーンは親にも子にもウィンウィンな習慣
ルーティーンを始めてしばらく経った時、朝の家事をしていると、次にやる家事を長男が理解してくれて先にやっていてくれたんです。家事は私やパパがやるものだと思っていたけど、ルーティーンにすることで子どもでもできるんだ!ってびっくりして。「〇〇をやってね」と言ったわけでもないのに、自らすすんでやってくれたのもうれしくて、私にとっては「奇跡」と思えた瞬間でした。
そんなことがあったこともあり、私のルーティーンは約3年をかけてある程度固定され、私が朝起きたところからルーティーンのスタート! 家族が起きる時間はもちろん、掃除機をかける場所の順番まで決まっているので、目をつぶっていてもこなせるほど(笑)。
平日だけでなく、家族でお出かけをする休日も、私がこの朝のルーティーンを終えない限り、出発することができないので、子どもたちも「次はこれだよね」と言って自らお手伝いしてくれます。
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早朝から仕事の時も……
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