ずんだもん語りの 百物語 第十夜
第46話 学校の七 音楽 [音楽] 音楽室 そこでの怖い噂話といえばピアノの音に ちんだものがほとんどです。群馬県のある 小学校では誰もいない音楽室からピアノの 音が聞こえてきて、そっと中を覗くと切断 された血だらけの手首が鍵盤を叩いている という話があり、また岩手県の中学校では 天井から落ちてくる地の下たりが鍵盤に あたってティアノが鳴り効果に聞こえると いうものもあります。それ以外では授業中 に先生がピアノを引き間違えると冷凍弁の 肖像画が先生を睨むなど肖像画に関する ものも耳にします。このように各地では 様々な噂話がさやかれています。 どうやらこの学校の音楽室にもそんな噂話 があるみたいです。行ってみましょう。 さっきまでなっていたピアノの音が聞こえ ません。聞こえるのはメトロノームの音 だけ。おかしいです。あなたならどうし ますか? きっと臆病なあなたにはメトロノームの音 がピアノの音に聞こえたのでしょう。人間 はその時の精神状態で聞こえないものが 聞こえたりするものです。 気にしないで先は急ぎましょう。 [音楽] 第47話。 [音楽] 最後の買い物。東京都TSさん。 私の母は7年前に会社をやめ董を始めまし た。可愛い小物だけを扱った小さな店なん ですけど、なかなか忙しいみたいです。今 でも結構流行っていて、日曜日になると 近くの神社で飲みの位置を開いたり、 軽井沢で夏に開かれる市場に参加したりし ています。 これは去年の夏、母と2人で軽井沢へ行っ た時に飲みの会場に来ていた。同じ骨董店 仲間の山岡さんから聞いた話です。 皆さんは董祭りというお祭りをご存知です か?毎年平和島の流通センターで開催され ている骨董のお祭りみたいなものなんです けど、4年前山岡さんはその骨董祭りで 不思議な体験をしたそうです。当時山岡 さんのお店ではたぬきの焼き物を売ってい ました。大きさは2mくらいあり、誰も 買わないだろうと思っていたのですが、 すぐに売れてしまいました。その大きな 焼き物を買ったのは70歳くらいの老人士 でした。その人はそのたぬきの焼き物を家 まで運んで欲しいと店員に頼んだそうです 。普通こう言った模しは人手が足りないの で配送などはあまりしないものですが 商品が大きいのでなんとか運んであげる ことにしたそうです。 配送は山岡さんの仕事でした。 同心は山岡さんに自宅までの詳しい地図を渡し、田ぬの焼き物の前でじっと思いにふけっていました。山岡さんは早速たぬきの焼き物を送る準備を始めました。するとその老心師はも室に語り始めたそうです。 [音楽] 昔おったんだが。 はあ。いえね。これよりもずっと小さかったんじゃがね。 昔って今は 庭の隅でずっと我が家を見つめておったんじゃが、誰かに盗まれてしまってな、代わりを探していたんじゃよ。代わりを。 [音楽] そうだったんですか。見つかってよかったですね。 [音楽] う、 老師はキラキラと目を輝かして子供のように無邪気に答えました。山岡さんはよっぽどそのたぬきの焼き物には思いが詰まっていたんだと感じたそうです。 明日には確実に届きますんで。 そうですか。あの はい。他に何か?あなたならお任せできます。よろしく頼みましたよ。 そう言い残すとその老心師は 1人ぼみの中に消えていったそうです。 翌日、山岡さんは注文の品を車に積み、 昨日あの老師からもらった地図を頼りに 久保田という家を探していました。 久保竹は意外に早く見つかったのですが、 どうやらお葬式の最中のようなのです。 しかし地図を見るとここに間違いはあり ません。いくら配送とはいえ、葬儀をして いる家にたぬきの焼き物を届けるのは誰で も嫌なものです。 でも山岡さんは仕方なく久保たに入ってきました。 す、すいません。 あ、はい。 お買い上げのものをお届けに来たんですが。 お、お買い上げのもの。 当然久保たの人たちはいい気持ちはしませんでした。誰が好んで葬儀の日にたぬきの焼き物など注文するでしょう。何かの間違いじゃないのかね。 そうだよ。きっと誰かのだよ。 そう、そんな地図まで渡されているのに 確かにいたずらにしてんだ地図だったよう です。念のためぼたの人たちは山岡さんに どんな人が買いに来たか尋ねてきたそう です。 山岡さんはあの老師の特徴を家族の人たち に説明しました。70歳くらいの男性で 顎ひがあってコートと帽子に茶色の杖。 [音楽] すると家の人たちは見ない姿勢に絶してしまいました。しばらくして家族の 1人が突然叫りました。 おおい、わっちゃんを呼んで来い。 は、はい。奥から 80 歳前後のおばあさんがやってきました。山岡さんは持っていた地図をそのおばあさんに見せました。すると突然おばあさんは大粒の涙をポロポロと流し始めたそうです。 [音楽] 確かにあの人の字だよ。間違いないよ。 あのたぬきはこの家を立ててすぐにじっ ちゃんが買ったものだったんだよ。大事に しとったのに。先月しまっ てね。元気になったら一緒に帰に行こうっ て言っていたんですけどね。このおばあ さんは泣きながらそれを買った老師と同じ ことを話していたそうです。山岡さんは ようやく誰の葬儀が行われているか分かり ました。老師は久保田さんだったのです。 詳しくは分かりませんが昨日のうちに事故 か何かで急に亡くなったんだと山岡さんは 思いました。 山岡さんぬきを庭に運ぶとこれも何かの縁 と思いご紹介をさせてもらいました。 家を見ると確かに昨日の老心士だったそうです。昨日まではお元気そうだったのに残念です。 [音楽] は、昨日 [音楽] へえ、昨日久保田さんはんだったらしく 1 ヶ月前に入院してずっと寝た霧りだったそうです。そして一作番駅を引き取ったそうです。昨日の番ですって本当ですか? はい。 おくさんももう少し早く届けてくださればね。 そう。それじゃあ昨日の要心士は一体 [音楽] ああ、あなたならお任せできます。よろしく頼みましたよ。 どこからともなく聞こえた優しい声は山岡さんにその全てを伝えたようです。家を見ると山岡さんにだけは帽子を軽くあでたさんの笑顔が映って見えたそうです。 良かったですね、おじいさん。 私はこの話を聞いてなんだか胸の奥が熱く なってしまい、涙を流しました。とっても いい話です。骨董品には1つ1つに使って いた人の思いが込められていると言われて いますが、この話は改めてそんなことを 実感させてくれますね。 第48話 [音楽] のテンション埼玉県足あ立ちみよさん 深夜に原因不明の物音が続くと誰でも恐怖 感に駆られると思う。しかも騒音という音 とは無縁な都会を離れたペンションでは 特にそうだ。ごとごとごと さっきから何の音よ。もうみよはこの部屋 で寝ることを後悔し始めていた。 代は連休を利用して友人である青田の父親 が経営するこのペンションへ遊びに来てい たのである。 代に割り当てられた部屋はL字型をした 建物の右下の部屋104号室だった。 皆よ、その部屋な。出るんだよ。おばあ。 ほら、ホテルで4の部屋がないとこがある だろう。 驚かさないでよ。 はははは。そうだよ。 今にしてみれば寝る前にかわした会話も妙に気にかかってくるのだった。ドンコロコロコロ。化手化粧台の前の丸い椅子が上に倒れて転がり出した。誰のずらなのいい加減にして出てきなさい。よは少代の下の暗闇みを睨みつけてその恐怖を噛しめながら叫んだ。 [音楽] [音楽] その相手はテーブルの下で眼球だけを光ら せじっとしていた。 目が暗闇みに慣れてくると次第に眼球以外 の部分がぼんやりと見えてきた。皆を 見つめる眼球はれたように血ばり、体の 皮膚は腐り果て歯の抜け落ちた口からは 不臭が漂っていた。 それは生きた人間ではなかった。悲鳴を あげた彼女の背後にもそれは現れ、気が つくと闇の中に白く輪郭の定まらない顔が 浮かび、部屋を埋め尽くしていた な。何なのよ、この部屋。不に足首を掴ま れた。視線を下に向けると床にも現れた 猛者たちが懐中のものに皆の足に まとわりついていた。暗闇みに潜むその 毛者たちは生きているものに暗らいつく ことでその上を満たそうとしているのか。 無が夢中で王者たちを振り払った皆は やっとの思いで104号室の外へ飛び出し た。そして青田の部屋へ逃げ込んだ。 ガチガチと震えるを見て青田はただならぬ 出来事が起きたことを察知した。心配して 駆け寄る青田に皆は恐怖と怒りをぶつけた と。どういうことよ?私あの部屋でもう嫌 なんとかして恐怖のためかの言葉は意味を なしていなかった。ただあの部屋のことを 青田に問いたすだけだった。泣きながら 抗義するの姿に青田はためらいながらも その思い口を開いた。 青田の話によるとあの部屋に止まったもの には必ず変なことが起き死人が出たという 噂もあるという。自分の友人の間でも噂が 広まり、ここ5年ほどこのペンションを 利用していなかったが、もう大丈夫だろう と思い、今回はここに決めたというのだ。 しかもそれはオーナーである父親も知ら ないことだという。一部指重を聞いた皆は 自分の運の悪さにただ泣き崩れるだけだっ た。 翌日、彼らはそこを引き払い、重い空気の 中、東京へ帰った。 はその足で父親の会社へ行き、昨日のことを問い詰めた。 [音楽] なんだよ。あそこはとんでもないお化け屋敷だぜ。とけるなよ。おかげで俺は飛んだ端を描いたんだぜ。 [音楽] 待て。あのテンションの部屋は L字型の5部屋ではなく愛型の 4部屋だぞ。 4の部屋は演技が悪いからな。 [音楽] は存在しない部屋に止まってしまったの だろうか。青は混乱という名の恐怖に静か に打ち震えるのであった。 [音楽] 第49話 [音楽] スペシャルストーリー 死を呼ぶ子供 1人で持ってあのカメラ持ってですね。 こっちこっち取り歩くの好きなやつがいる んですよ。仲間でね。ええ、ま、ちゃんと 会社にも太めてますけども、ま、大体やる ことは代理的に似たいな仕事ですから自分 のスケジュールでこう動けんですけど、 これはそれ趣味なんですよね。で、大概は 1人なんですが、なんかがあると私にそっ から連絡くれたりもしてたんですけどね。 ま、最近お互い忙しいんで、そうしょっち ことないんですが、こいつがたまたま食べ で持って、あの、怪我しちゃったって言っ て、あの、なんかこう、ま、もうちょっと かなんかやっちゃったんですよね。で、 だめだ。帰れないよって連絡はあったん ですよ、私には。で、あ、そう。お前な、 たまにはそういうとこでいいキスたがいい よって言ってたんですね。ええ、 で、その後気にはなったんだけど連絡し なかったんですが、 彼が突然慌てて電話来たのは、それから、 ま、1週間ぐらいからですかね、おい、俺 もっと早く帰ると思ったんだけどさ、病院 過ぎちゃったよって言うんですよ。俺も 絶対今日帰るからなって言うんですよね。 何があったんだよったら、いが、ここで 話すの俺怖いから帰ってから話すよってん ですよ。 彼が病院に入って、まあ、あの、あちこち こうね、具合悪りって見てもらうわけです よね。ま、もうちょかなんだかしてやった らしいんですが、ま、その辺のとこたか じゃないんですけどね。それで、まあ1 週間ぐらいで思って入院して治るという ような話だったんで、じゃ、ま、いいやつ んで、私に電話入れたらしい。で、ところ が、あの、他のところはしっかりしてる わけですから動くに動けるわけですよね、 彼は。別にそんな具合悪いわけじゃないん ですよ。 で、早くにシ頭で持ってました田舎の 小さな診療所みたいなとこですからやる ことないんでね。しょうがないからあっち 見たりこっちみたいやつだったんですよ。 で、ま、もう寝ちゃうわと思ってで、 グロンって横になったらなんかドアがいっ て開いたったんですよね。あ、ドアも開い たのか。つたらなんかふわーって明るよう な感じて立ってな。うん。なんだかさんか と思った。 その会がとことことこって寄ってきて並び のベッドがいくつかあるんですがその ベッドのとこに立ってるてんですよ。で そこでなんかじーと見てんだそうですよ。 なんだと思って子供なんだそうですね。 そのうちマりでもつけなトーントントン と音してでクスクツっと笑ってんのかな人 と思ったな。またいってどし行っちゃった 。なんであの子こんな感じと思って で開け方になったらバタバタバタバタ みんな覚えてるもんですが何があったんで すって聞いたら並びのベッドの方が 亡くなられた。え、そんな悪そうに見え なかったっ。え、急に昨日なくなりました 。 あ、さあ、 ええ、気の時にね。 で、その夜彼寝てたんですね。 そはいーってまたド開くんだそうですよ。 ああ、なんだと思って言ったら昨日の子供 が立ってそうですよ。あれ、あの子確か あの亡くなった人のベッドのとこ気の子だ なと思っだろうと思ったらフーラフラ ふらふらあるちこっち見てすよ。で自分の ベッドの来るもんだからとけちゃおうと 思ってねた でその時は住んだんだけども その翌日またいて開いたら困たってなそう ですよ。 あれって何なんだろうな。トントントンの音ました。ほんでまた自分の並のとこ並んで見てなすよ。で、そのクスクスったと思ったらまたことかことことか歩いてえちゃった。ドアンがパターンと閉まったってね。 [拍手] [音楽] よせよ、まさかと思って高さんになったら また病院が騒がしにバタバタバタバタした 覚えてどうしたんですかと聞いたらいや 並びの方がなくなった。え、看護師さんの ところでこの病院子供入院してんのって 聞いたらいやその子いません。いや、夜俺 子供の見たんだけどったらいやそんなはず はないですよ。こに病院子だけだしまして はそんな子たちなんか扱ってはしないし夜 だからまししてはねそういう子供が訪れて くるわけがない。 じゃありでも入院に対なんだろうと思ったけど、ま、それ以上聞くのはなんだからいいやと思った入った瞬間に入ったん 1 番最初見た時にの君がったところってのは亡くなった人で次にやってきてやっぱりなの立って覗き込んでっ帰った。亡くなった。あの子が来ると死んじゃうのかなと思ってた。 [拍手] [音楽] で、順番から言うと今度は自分のベッドな んですよね。 冗談じゃないぞ。俺には来ねえだろうなと 。来るわけないよ。俺はこんな病気だし 大したもんじゃないんだから。もう退員 するんだからな。でも部屋変わって もらおうかなと思ってた。でも空部屋は ないからしょうがないね。2人がいなく なって部屋むしろ白くなったぐらいです からね。 寝てました。 夜中になったらいって なったら子供が立った。それがドーン トントン付け の音がしながらどんどんどんどんどんどん 自分のベッドした。それで自分のベッドの 枕してじーっと自分の見るんで目ちゃった 。そしたら子供ダバーって自分見てるんで 帰れ。お前帰れよ。俺はまだ知らねえから な。お前なんか殺されないからな。帰れよ 帰れよ。子供まだじめるんで帰れば帰ろう 。お前なんか大嫌だよ。帰れば野郎言っ たらそのすーっと窓の方へ歩いてた。 トントントン きながら2度と来るなよ。 怖くて叫んだそうですよ。そしたらその窓 のとこでくるっと後ろに見たことがはあ すごい恐ろしいで口を開けて俺を睨んだ ぜって言うんですよね。 あれはね、死神だぜ。ちんちゃん言ってましたよね。 [音楽] 第10話 [音楽] 軽住宅会機団青森県MUさん、 私が中学1年の頃まで住んでいたパートの 名前は軽住宅というのですが、そこで私は 数々の不思議な出来事を体験しました。 場所や名前は明かせないのですが、 とにかく普通では考えられない出来事が 毎日のように起きます。例えばこんなこと がありました。私と妹の部屋のことなん ですが、 当時私と妹は同じ部屋で過ごし寝る時も 一緒でした。私はいつも10時くらいに寝 ていました けれど不思議と12時頃に目が覚めること があり、部屋の中を見渡しては驚くのです 。 目の錯覚ではありません。部屋の壁に貼っ てあるポスターが午前レジになると不気味 に笑うのです。ポスター全部が不気味に。 そしてその翌日には必ず高熱を出してなぜ か左目がひどく晴れ上がるのです。そんな ことが3回ほどあったでしょうか? それだけではありません。私たちの部屋に が2つあり、それぞれが今と玄関に通じて いるのですが、玄関側の方が変なのです。 真夜中にその塔を開けると目の前に白い 人影が通りすぎることがあるのです。最近 では昼間でも黒い人影を見ることがあり ます。この話を母にしても信じてもらえ ませんでした。どうやらあの人影は私と妹 にしか見えないようです。他にも変な 出来事はたくさんあります。住宅の中庭に は小さな公園があるのですが、その ブランコの左から2番目だけは真夜中に なると静かに揺れていたりするとかいつも あるはずのベンチが突然なくなったりと 奇妙な出来事が毎日のように起きています 。 またこんなことも。 私が部屋で寝ている時のことです。私たちの枕元を誰かが席をしながら歩いているんです。 その姿はよくわからないのですが、時々手やがぼんやりと見えたりします。そして私の部屋を通過して外へ消えてしまいます。私は怖くてたまらなかったことを今でも覚えています。信じてもらえないかもしれません。でも実際に私は体験したのです。これだけは事実です。 これはあるお年寄りからご最近聞いたの ですが、軽住宅が立つ以前ここには小さな 墓地があったそうです。単なる偶然なの でしょうか?私にはとてもそう思えません 。きっと成仏できないレーコンが今もあの 場所を自分の家だと信じて暮らしているの だと思います。私はそれ以来幽霊は身近に いるものだと信じています。もしかすると あなたの近くにもいるかもしれませんね。 ほら、後ろに黒い影 [音楽] [音楽] [音楽] は よし。 [音楽]
ゲームDEシネマページ
https://www.youtube.com/@DE-fx4cg
リストから一気見も出来ます(#^.^#)
収録怪談
音楽室
最後の買物
L字のペンション
死を呼ぶ子供 (稲川淳二)
K住宅怪奇談
ゲームジャンル サウンドノベル
対応機種 PCエンジンSUPER CD-ROM2
開発元 ハドソン
ソフィックス
発売元 ハドソン
プロデューサー 井上佳典
ディレクター 西谷衆一郎
デザイナー 鈴木茂
プログラマー 後藤誠
音楽 阪本志崇
美術 増田祐司
シリーズ 百物語シリーズ
人数 1人
メディア CD-ROM
発売日 日本 1995年8月4日
その他 型式:HCD5077
『百物語〜ほんとにあった怖い話〜』(ひゃくものがたり ほんとにあったこわいはなし)は、
1995年8月4日に日本のハドソンから発売されたPCエンジンSUPER CD-ROM2用アドベンチャーゲーム。
百物語を題材とした作品であり、ホラー漫画雑誌『ほんとにあった怖い話』(朝日ソノラマ)に寄せられた一般投稿による実話怪談を元にした文章に背景と効果音を使用したサウンドノベル形式となっている。
怪談の語り手として知られるタレントの稲川淳二が監修を行っている。
開発はハドソンおよびソフィックスが行い、プロデューサーは後にゲームボーイ用ソフト『ボンバーマンGB3』(1996年)を手掛けた井上佳典が担当、ディレクターは後にNINTENDO 64用ソフト『ラストレジオン UX』(1999年)を手掛けた西谷衆一郎が担当、企画・演出はPCエンジンSUPER CD-ROM²用ソフト『ネオ・ネクタリス』(1994年)を手掛けた鈴木茂が担当、音楽はPlayStation用ソフト『ジャンピングフラッシュ!』(1995年)を手掛けた阪本志崇が担当している。
後に続編となるセガサターン用ソフト『古伝降霊術 百物語〜ほんとにあった怖い話〜』(1997年)が発売された他、iPhone用ソフト『恐怖・百物語』(2009年)が配信された。
== 出演者 ==
稲川淳二
木村安城
阪本葵
山の海
大黒陽子
高橋永
浅川真弓子
白鳥エミ
大和百合
タクヤ&タイチ
要永シゲ
星野正歩
瀬尾葉子
スタッフ
プロデューサー 井上佳典
ディレクター 西谷衆一郎
企画・演出 鈴木茂
映像監督 菅田一寿
美術監督 増田祐司
プログラム 後藤誠
アクション監督 金田治(ジャパンアクションクラブ)
撮影 田口久徳、三浦英彦、狩野裕昭
特殊合成 柏原聡介
幻想絵画・原画 真壁廉、加園誠
操演 羽鳥博幸
構成 杉山勝彦
音楽・効果音 坂本志崇
音楽音響作成監修 ティーズミュージック
立体音響制作 ボディソニック(株)
テクニカルアドバイザー 沢口岳志
アシスタントディレクター 桝谷裕一、田坂拓哉
広告 半田由紀子
スペシャルサンクス 荒井弘二、久保久、中田伸一、石川雅子、内田努
協力 川田和加子、松沢忍、和久井栄子
関係各社 (株)ソフィックス、朝日ソノラマ刊「ほんとにあった怖い話」より、(有)オフィスガン、ティーズミュージック、MOVOアートワーク、(有)ミウ、ミットスタジオ
監修 稲川淳二
生成した音声は、「VOICEVOX:ずんだもん,四国めたん,春日部つむぎ」