齊藤京子 日向坂46卒業から1年半「1人になり責任感を持つように」俳優としての現在、変わらぬ歌への思いも

10月7日(火)23時15分~スタート!毎週火曜23時~カンテレ・フジテレビ系 火ドラ★イレブン『娘の命を奪ったヤツを殺すのは罪ですか?』

俳優としての活躍がめざましい齊藤京子さんが、日向坂46卒業から1年半の思いを語りました。

齊藤さんは、2016年にアイドルグループ・けやき坂46(現在の日向坂46)のオーディションに合格し、2024年4月に卒業するまでの約8年間、中心メンバーとして活動してきました。グループ在籍時から、バラエティ番組『キョコロヒー』(テレビ朝日)でMCを務め、ドラマ『泥濘の食卓』(テレビ朝日)、舞台『サザエさん』など俳優としても活躍。

2025年は、ドラマ『いきなり婚』(日本テレビ)、『あやしいパートナー』(TBS系)で主演を務め、映画『#真相をお話しします』にも出演。また、10月には映画『(LOVE SONG)』、2026年には主演映画『恋愛裁判』の公開が控えています。

めざましmediaは、齊藤さんにインタビュー。日向坂46卒業後の心境の変化、俳優という仕事に対する思い、役を演じるうえで大切にしていることなどを聞きました。


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齊藤京子 2年前の初主演ドラマが「俳優として活躍していきたい」と思うきっかけに


──日向坂46を卒業してから1年半。心境の変化などはありますか?

1人で活動するようになったので、責任感を強く持つようになりました。

──グループの在籍時も責任感が強い印象がありましたが、“より”ということでしょうか?

そうですね。メンバーがいるということに対する甘えがどこかにあったんですよね。1人になってそのことに初めて気づきました。

気づいてからは、すべてにおいて替えが利かないので、自分自身のことをしっかりと調整しなければ、と意識しています。また、たくさんお仕事をしたい思いもあるので、今まで以上に一つひとつの現場と丁寧に向き合わなければという思いも芽生えました。

──俳優の仕事についてはどうですか?

今まではグループ活動をしながらお芝居をさせていただいていましたが、グループ活動がなくなり、お芝居に集中できる点は大きな変化だと思っています。

歌やダンスは得意で長くやってきたものですが、お芝居はこの世界に入ってから少しずつ学んでいるものなので、すごく難しいなと改めて思うこともあって。ただ、「俳優として活躍していきたい」という思いを持ってグループを卒業しましたし、頑張りたい思いは強く持っています。


──卒業当時、「俳優として活躍していきたい」と思ったということですが、きっかけは何ですか?

2年前にドラマ『泥濘の食卓』(テレビ朝日)で初めて主演させていただいたのですが、それまでの芸能活動のなかで一番お芝居と向き合った期間でした。主演を務めさせていただくこと自体も、すごく大きくて。そういった気持ちも含めて、作品づくりって楽しいなと思ったんです。

私は「これが好き」と思うとそこしか見えなくなる性格なのですが、作品づくりはそれを存分に生かせるということも感じました。作品の沼に浸かり、キャラクターになりきれて、原作のあるものだったらその世界観に入っていける。そんな幸せなことはないなと思いますし、それがすごく楽しい。その楽しさを知るきっかけになったのは、『泥濘の食卓』だったなと思います。

──作品ごとにさまざまな表情を見せる齊藤さんですが、役を演じる際に大事にしていることはありますか?

キャラクターのことを分析するというか、「こういう感じの人だろうな」という台本などには書かれていない部分を想像することでしょうか。また、原作ものであれば、原作を大事にしたいと思うので、撮影前に原作のシーンを読み直して、キャラクターの感情や表情を参考にしています。

ただ、作品を撮るうえで、今は監督の意見を聞くことが第一だと思っています。そのなかで、思うことがあったときに、一つの意見として「ここはたぶん、こっちの感情だと思うので、逆に笑顔でいいですか?」と提案することはあって。そうして、みんなでいい作品をつくっていける環境にいられるとうれしいですね。

──今後の展望を聞かせてください。

お芝居が楽しいというお話をしましたが、歌も大好きなんです。なので、また人前で歌う機会を作れたらいいなという気持ちもあって。お芝居も、歌も、バラエティも、どの活動も大切にしていけたらいいなと思っています。


撮影:今井裕治

ヘアメイク:正田篤子

スタイリスト:川﨑加織

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