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ドラマ『労務士ノ・ムジン』第4話が、映像配信サービス「Lemino(レミノ)」で配信された。自殺に追いやられた看護師、ウニョンの無念を晴らすにはどうすればいいか考える“ムジンズ”。しかし、パワハラや隠蔽の証拠がないことに加え、自殺は労災認定されづらいため難航する。ヒジュはウニョンのSNSアカウントを通じて家族と連絡を取ることに成功し、ムジンが釜山まで会いに行くことになるが…。

ムジン(チョン・ギョンホ)、釜山のウニョン(ファンボ・ルムビョル)の実家を訪れる

霊などの存在が体に乗り移る「憑依」となった労務士のムジン(チョン・ギョンホ)。チョイン病院に勤務し、自殺してしまった看護師のウニョン(ファンボ・ルムビョル)は、凄まじいパワーハラスメントと、医療事故の責任転嫁にあっていたことを体感してしまった。

そしてムジンは、労務士事務所で労災保険法などを調べ尽くした。映像クリエーターのギョヌ(チャ・ハギョン)が「警察も労組も調査しなかったんですね」と聞くと、ムジンは「そうだ。ただそれは憑依を通じて見た、彼女の記憶に過ぎない。それを立証する証拠を見つけないと」と意気込んだ。しかも、自殺は労災認定されづらいという。

労務士事務所の理事で義妹のヒジュ(ソル・イナ)は、ウニョンの家族が釜山にいることを突き止め、連絡をしておくと言った。その後、ムジンはウニョンの実家を訪れた。ウニョンは「病院であんな風に死んだんです。何かあったのか、それを知るために病院だけでなく、労務士事務所にも行きました」と言い、「何もできないと言われました。よそへ行っても同じだと…」と肩を落とした。そして、父親は労務士法人コソンと記された名刺をムジンに託した。

一方、ヒジュはチョイン病院にいた。ナースステーションでは、ウニョンの同僚だった看護師らが「ウニョンの事件を受任した労務士事務所の方で、来るまでロビーで待つと…」と、ヒジュが居座る執拗さに気を揉んでいた。看護師らは、秘密保持契約書にサインはしているが、ウニョンのことを考えると話すべきかと悩んだ。また、屋上では、医療事故の責任をウニョンになすりつけたヒョヌ医師(シン・ジュヒョプ)と先輩看護師のソジョン(オク・ジャヨン)が話し合っていた。ヒョヌ医師は、ウニョンの自殺はソジョンのパワハラが原因だと責め、ソジョンはうろたえた。

ムジンたちは、労務士法人コソンや警察へ出向いたが、手がかりは得られなかった。しかも、ウニョンの自殺は、彼氏と別れたつらさが原因とされてしまっていた。同僚の証言だという。ある日、労務士事務所でギョヌは、フルHDカメラと高性能マイクが付き、通話も可能な眼鏡を導入したと自慢していた。だが、ムジンはウニョンの自殺で頭がいっぱいで「資料がなさすぎる。世間で騒ぎにでもなれば、労働庁も動くのに」と告げると、ギョヌは機材のテストも兼ねて、病院へ行くことを提案した。

すると、ムジンは、ウニョンのハラスメント申告書が棚の下に入ってしまったことを、憑依していた際に見たのを思い出した。そこで、ギョヌが医師のガウンを羽織り、チョイン病院へ潜入することに…。

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【制作・編集:All About編集部】

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