10月3日の東京株式市場では、日経平均は大幅続伸し、前日比832.77円安高の4万5769.50円と最高値を更新して取引を終えた。前日の米国市場が追加利下げのへの期待から買われた流れが国内市場にも波及した。

そうした中でゲーム・エンタメ関連株の動きを見てみると、下記の表に登録しているゲーム・エンタメ関連企業96銘柄のうち、上昇は65銘柄(68%)、下落は26銘柄(27%)、変わらずは5銘柄(5%)で、上昇した銘柄のほうが多かった。

中で、ワンダープラネット<4199>がストップ高に張り付いて取引を終えた。ワンダープラネットは、この日にブシロード<7803>と共同で「HUNTER x HUNTER」を題材にした新作モバイルプロジェクト『HUNTERxHUNTER NEN x SURVIVOR』を開発すると発表したことが市場からポジティブサプライズとして受け止められたようだ。

一方のブシロードも発表と同時に動意づき、一時334円まで買われた。

また、大和証券が投資判断を「3」から「2」に格上げし、目標株価も3800円から4500円に引き上げたカプコン<9697>が反発した。

マーベラス<7844>や壽屋(コトブキヤ)<7809>、日本ファルコム<3723>なども買われた。

半面、SBI証券を割当先とした新株予約権の発行により、約57億円の資金調達を行うと発表したgumi<3903>は希薄化への懸念から一時ストップ安となるなど下げ幅を拡大して6日続落した。

ほか、KLab<3656>やコムシード<3739>などが売られた。

なお、この日に東証グロース市場に新規上場したオーバーラップホールディングス<414A>は、公開価格1650円を7.09%下回る1533円で初値を付け、その後も1300円台まで値を下げる展開となった。

Leave A Reply