ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2025.10.03 15:45
韓国ボーイズグループBTS(防弾少年団)のRM(アールエム)が、来年10月から2027年2月まで米国サンフランシスコ近代美術館(SFMOMA)で個人所蔵品を展示する。
3日、RMの所属事務所Big Hitミュージックによると、RMはサンフランシスコ近代美術館と共に特別展「RM X SFMOMA」を開催する。この美術館がK-POPアーティストとコラボレーションするのは設立以来初めてだ。
展示はサンフランシスコ近代美術館とRMの共同企画という形で構成される。美術館側は、RMのコレクションに対する造詣の深さと現代美術への愛情を高く評価し、プロジェクトを先に提案した。
この展示では、RMの芸術的感受性とコレクション美学を垣間見ることができる個人所蔵品と、美術館が所蔵する作品など約200点が紹介される。特にRMは自らキュレーターとして展示に参加する。
RMは「私たちは境界によって定義される時代を生きている。この展示が東洋と西洋、韓国と米国、近代と現代、個人と普遍の境界を省察する場となることを願う」とし「決められた鑑賞方法はないが、多くの人にとって小さいながらもしっかりした架け橋となればうれしい」と感想を伝えた。
サンフランシスコ近代美術館のジャネット・ビショップ主任キュレーターは「観覧客はRMの美しく思索的な絵画および彫刻コレクションを所蔵品と共に鑑賞し、その間の対話を経験できる前例のない機会を得ることになるだろう」と述べた。
RMコレクションには、韓国現代美術を代表する巨匠をはじめ、世界各地の著名な作家たちの作品が多数含まれる。さまざまな国と文化圏の作品が展示される予定であり、公開作品の中には一般観覧客に初めて紹介されるものも多い。