ダウンタウンの松本人志(左)と浜田雅功
吉本興業は2日、来月1日に開始する「ダウンタウン」の松本人志(62)と浜田雅功(62)による独自の配信サービスの正式名称が「DOWNTOWN+(ダウンタウンプラス)」に決まったことを発表した。配信開始は1日夜で、初回動画には松本が出演。2024年1月の活動休止以来、1年10カ月ぶりの復帰となる。
これまで仮称の「ダウンタウンチャンネル」としてきたが、開始まで1カ月を切り詳細を発表。サブスクリプション(定額見放題)のサービスで、月額1100円、年額1万1000円(いずれも税込み)と2つのプランを用意。配信される動画はダウンタウン、松本、浜田と3つのカテゴリーで展開される。
初日は第1弾として松本がプロデュース・出演する大喜利や、ゲストを招いてのトーク番組など、複数のバラエティー動画を配信。この日に配信される動画には浜田は出演しておらず、松本単独での復帰になるという。関係者は「松本カテゴリーの動画ということもあるが、あくまで松本の復帰の場としたため」と話した。
ほかにも、過去に出演した番組や、映画のアーカイブ配信も実施。ラインアップは未発表だが「しんぼる」「さや侍」といった松本がメガホンを取った映画、11年に芸能界を引退した島田紳助さん(69)とのトーク番組「松本紳助」も候補として期待される。
動画の撮影は9月上旬から始まっており、制作関係者は現場での松本の様子を「感慨深げということもなく、以前と変わらず淡々と臨んでいた」と語る。動画には吉本以外にも複数の芸能事務所のタレントが出演。既に収録に参加した他事務所の大物芸人もいるという。これまでなかったコンビ独自の配信サービス。エンタメ関係者の多くが、どのように発展していくのか注視している。
◇DOWNTOWN+ アプリから動画を視聴する仕組みで、スマートフォン、テレビ、パソコンで視聴が可能。ダウンタウン、松本、浜田の3カテゴリーで動画コンテンツを展開。月額1100円、年額1万1000円(いずれも税込み)。今月24日に公式サイトで事前申し込み受け付けが開始される。
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