5月、熊本でのイベントに参加した山口智子と唐沢寿明。山口智子インスタグラム(@tomoko_yamaguchi_official)から

 俳優の唐沢寿明(62)と山口智子(60)夫妻が、35年近く所属した大手芸能事務所「研音」を退所することが1日、分かった。年内で事務所を離れ、2人で会社を立ち上げ独立する。近く正式に発表する。

 1988年のNHK朝ドラ「純ちゃんの応援歌」ではヒロインが山口、その弟役が唐沢だった。設定はきょうだいだが、唐沢は端役だった。撮影から間もなく始まった交際が明らかになったのは92年。山口の自宅に2人組の男が侵入し、部屋にいた唐沢が撃退したことがきっかけだった。衝撃的展開かつ、トップ女優と売り出し中の俳優の恋愛とあって当時の芸能ニュースでも大きく取り扱われた。

 結婚後の98年には、妻への愛をつづった唐沢のエッセー「ふたり」がベストセラーに。芸能界随一の“おしどり夫婦”として知られ、窪田正孝ら家族ぐるみで付き合う俳優仲間は多い。ただ、唐沢は過去に本紙の取材で「夫婦で過ごしていても友達から連絡が入ると一緒に飲もうと言うんです。妻も歓迎なんだけど、ごくまれに文句言われる時があって」と苦笑いしていた。

続きを表示

Leave A Reply