これまで、芸人、俳優、ラッパー、声優、ラジオパーソナリティなど多方面で活躍してきたゆりやんレトリィバァが映画監督を務める『禍禍女(まがまがおんな)』の公開が2026年2月6日(金)に決定。このたび本作の主演を南沙良が務めることが発表となった。

「女芸人No.1決定戦 THE W」、「R-1グランプリ」の王者となり、芸人としてその名を轟かせるだけでなく、アメリカのオーディション番組「アメリカズ・ゴット・タレント」で海外進出。2024年にはNetflixシリーズ「極悪女王」の主演を務め、芸人として世界に挑戦するため、活動の拠点をアメリカ、ロサンゼルスに移したゆりやん。さらに今年7月16日にはYURIYAN RETRIEVER名義でソロアーティストとしてメジャーデビューするなど、その勢いは止まることを知らない。

2021年、あるテレビ番組で次に挑戦したいこととして「映画監督」と発言したゆりやんを観た本作のプロデューサーがコンタクトを取り始動した本企画。2024年のカンヌ国際映画祭の開催期間中に、カンヌの地で映画監督デビューが発表されて話題となった。プロデューサーは、撮影までの約1年間、ゆりやんと頻繁に会って恋バナを聞き続けたという。そんなゆりやんのいままでの恋愛のすべてが詰め込まれた(!?)『禍禍女』がついに動きだす。

主演に決定したのは、『志乃ちゃんは自分の名前が言えない。』(18)で主演を務め、第43回報知映画賞や第61回ブルーリボン賞新人賞などを受賞、今年7月に公開した主演作『愛されなくても別に』に続き来年1月公開の『万事快調〈オール・グリーンズ〉』(2026年1月16日公開)でも主演を務めるなど、話題作への出演が多数控える南沙良。ある男性に想いを寄せる美大生の主人公、上原早苗役を演じる。

ゆりやんの記念すべき初監督作品の主演に抜擢された南は、「早苗の感情に触れることで、私自身のなかにも眠っていた感情が呼び起こされていくような感覚でした」とコメント。撮影を共にした南について、監督のゆりやんは「沙良さんには殻を破ってほしかったので、そのためには自分も殻をかぶっていてはいけないと思い、本音でぶつかりましたら、沙良さんも全身で受け止めて全力でぶつかってきてくださいました」大絶賛。さらには「こんな南沙良さんを見たことがありませんでした!」と称賛を送っている。いまだベールに包まれている本作だが、ゆりやん監督演出のもと、南はどんな演技を見せてくれるのか気になるところだ。

さらに、本作の脚本に、『ミスミソウ』(18) 『許された子どもたち』(20)、そして今年11月に公開する闇バイトVS最強のヒグマが戦う映画『ヒグマ!!』(11月21日公開)など、そのセンセーショナルな内容から作品が発表されるたび物議を醸す内藤瑛亮が決定。内藤は「ゆりやんさんを傷つけた男たちを呪う気持ちで書きました。どうか、その『呪い』の拡散にご協力いただければ幸いです」と作品への思いを語った。

そして新しい学校のリーダーズ「オトナブルー」など数々の話題曲をプロデュースし、世界水準のサウンドが高く評価されるトラックメーカー、音楽プロデューサーのyonkeyが、自身初となる実写映画の音楽を担当。yonkeyも「オファーをいただいたときからワクワクでいっぱいでした。音楽もゆりやんさんが表現したかった“これまでの恋愛をもとにした映画”に寄り添えて作れたと思います」とコメントを寄せている。

いま最も旬なクリエイターたちと監督として新しい一歩を踏みだしたゆりやんレトリィバァとの化学反応にますます期待は高まるばかりだ!

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