AI俳優のティリー・ノーウッドがチューリッヒ国際映画祭で本格的にお披露目され、複数のタレントエージェントから興味を持たれていると、制作者が主張したことを受け、全米映画俳優組合(SAG-AFTRA)が抗議声明を発表した。「創造とは人が中心であり、今後もそうあるべき」であり、「人間のパフォーマーを合成物と置き換えることに反対する」
「明確にしておくと、“俳優ティリー・ノーウッド”は俳優ではありません。許可も得ず、対価も支払わず、無数のプロのパフォーマーの演技をもとに、コンピュータープログラムによって生成されたキャラクターです」とSAG-AFTRA は声明で続ける。「基となる人生経験も感情もなく、我々が見てきた限りでは、観客も人の経験から切り離されたコンピューター生成コンテンツを観ることに興味がありません。問題を解決するどころか、盗んだ演技を使って俳優たちの仕事を奪い、パフォーマーたちの生活を危険にさらし、人間の芸術性を貶めるという問題を生み出しているのです」。そして、「合成パフォーマー」を使用する際には、組合との取り決めにより、通知と交渉が義務付けられているとプロデューサーに釘を刺した。
