ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2025.10.01 15:09
俳優キム・スヒョン側が軍服務時代に実際の恋人に送った手紙を公開し、故キム・セロンさんとは成人以降から交際していたと明らかにした。
キム・スヒョンの刑事事件を担当している法務法人Pilのコ・サンロク弁護士は9月30日、自身のYouTube(ユーチューブ)チャンネルを通じて「所属事務所を通じて確認した事実と客観的資料を綿密に検証・確認した結果をもとにこの文を作成した」とし、キム・スヒョンは故キム・セロンさんとは成人になった後の2019年から交際したと主張した。
続けて「公開されたすべての客観的資料は、俳優と故人の関係が2019年夏に始まり、翌年に終了したことを一貫して裏付けている」とし「俳優が送ったハガキもまた、故人がすでに成人だった時に作成されたものだ」と述べた。また「公開された交際当時の動画でも、交際当時に俳優が故人を思いやって尊重する姿だけが確認されるだけで、カロセロ研究所が主張するような変態的な小児性愛の痕跡は見当たらない」と付け加えた。
コ弁護士は「俳優には2016年から2019年春まで交際した実際の恋人がいた」とし、キム・スヒョンが軍服務時代に恋人へ送った手紙も持っていると話した。「軍服務の間、時間ができるとこの恋人に電話をかけて話をし、毎日のように恋人への思いを文章に綴っていた」という。コ弁護士によれば、日記形式の手紙が約150通残っているという。
また「俳優が恋人に送った手紙を見ると、故人に送った内容とは対照的な部分がある」とし「恋人には『愛している』といった表現をしており、故キム・セロンさんにはその日の感想や天気、軍生活の様子などを書いていた」と説明した。
コ弁護士が公開した手紙の中で、キム・スヒョンは恋人に向け「月にも、星にも、雨にも、雪にも、森のすべてに、その風に、すべての風景に、この寒さにも、毎時間、僕の一日は君に」と書いている。
コ弁護士によれば、手紙には「僕が関心兵士(軍隊生活への適応が難しいと判断された兵士)だから君の名前が書けないのが残念だ。とても書きたい。愛しているよ、僕は」「後で僕の軍生活は君が全部やったって騒がなくちゃ」などの内容も含まれているという。
またコ弁護士は「故人がSNSに上げてすぐ削除した『故人と俳優が顔を寄せ合っている写真』は、事実関係を再確認した結果、故人が大学2年生になる2020年2月末に撮影されたもの」だと説明した。
続けて「故人が誰かの助けを借りて準備したと見られる該当の立場文の草案には、その写真を『故人が2016年(高校1年生)の時に撮ったもの』と主張する重大かつ明白な虚偽が含まれていた」とし「この写真は同じ文書で『故人が中学3年から大学3年まで俳優と交際した』という虚偽の主張の唯一の根拠として引用されていた」と主張した。
コ弁護士は最後に「現在俳優が受けている被害は組織的かつ悪質なサイバー犯罪から生じたものだ」とし「フェイクニュースはコンテンツではなく犯罪であり、今こそサイバー組織暴力を社会全体が直視し、断固として制御しなければならない」と述べた。