映画「セフレの品格」シリーズの第3章「慟哭」、第4章「終恋」が日活配給のもと11月28日と12月12日にそれぞれ公開決定。前作から引き続き城定秀夫が監督、行平あい佳と青柳翔が主演を務めることがわかり、ティザービジュアルも到着した。

映画「セフレの品格 慟哭 / 終恋」キャスト。上段左から行平あい佳、青柳翔。中段左から片山萌美、坂上梨々愛、こころ。下段左から髙石あかり、石橋侑大、新納慎也、寺島まゆみ

映画「セフレの品格 慟哭 / 終恋」キャスト。上段左から行平あい佳、青柳翔。中段左から片山萌美、坂上梨々愛、こころ。下段左から髙石あかり、石橋侑大、新納慎也、寺島まゆみ

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湊よりこによるマンガ「セフレの品格(プライド)」を映画化した本シリーズ。「セフレの品格 初恋 / 決意」では同窓会で再会し一夜をともにした男女の心情、関係性の変化が描かれた。新作でも行平が派遣社員として働きながら女手ひとつで娘を育てるバツ2の森村抄子、青柳が抄子の初恋の相手でバツ1の産婦人科医・北田一樹役で出演。劇中では、一樹が抄子と心を通わせながらも彼女の元夫の影に翻弄されることになる。また片山萌美、坂上梨々愛、こころ、髙石あかり、石橋侑大、新納慎也、行平の母でもある寺島まゆみが続投。城定が「慟哭」、城定と谷口恒平が「終恋」の脚本を手がけた。

映画「セフレの品格 慟哭 / 終恋」ティザービジュアル

映画「セフレの品格 慟哭 / 終恋」ティザービジュアル
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行平は「台本を読んだときは驚きの連続で、撮影中も感情が大きく揺さぶられました。抄子を通じて“人を深く愛すること”の力強さを思い知らされ、彼女は私の中にとても大切な感覚を残してくれたと思います」と述べ、青柳は「今回の『慟哭』『終恋』でついに完結を迎えることに大きな感慨を覚えています」「本作には多くのメッセージが込められているので、多くの方に届いてほしいです」と伝えた。

また城定は「原作の魅力を損なうことなく、映画としての面白さを加味することの難しさは前作同様でしたが、四部作を完成させた今、普段味わうことのない達成感と、終わってしまったことのさみしさを噛みしめています」とコメント。湊は「すべての登場人物が大好きです。そして新たに登場するキャラクターたちがどんな嵐を巻き起こすのか、私もドキドキしながら楽しみにしています!」と期待を込めた。

「セフレの品格 慟哭」は11月28日に東京都内で先行公開後、全国で順次ロードショー。「セフレの品格 終恋」は12月12日に全国公開される。なお両作の公開に先駆け、前2作および未使用カットを加えた全10話のドラマ版が、10月14日24時よりNetflixで配信される。

行平あい佳 コメント

一樹と抄子が再びスクリーンに帰ってきます。「初恋」「決意」の撮影当時から続編を願っていたので、その想いが叶いとても嬉しく思います。
台本を読んだときは驚きの連続で、撮影中も感情が大きく揺さぶられました。抄子を通じて“人を深く愛すること”の力強さを思い知らされ、彼女は私の中にとても大切な感覚を残してくれたと思います。
久しぶりの抄子役に不安もありましたが、城定監督の温かさに支えられ、“城定組に帰ってきた”と安心しました。そして青柳翔さんとの共演は本当に特別で、再び一樹と抄子としてご一緒できたことが何より嬉しく、不思議な安心感に包まれました。
二人の物語がどのような結末を迎えるのか、ぜひ楽しみにしていてください。

青柳翔 コメント

「初恋」「決意」から続くシリーズが、今回の「慟哭」「終恋」でついに完結を迎えることに大きな感慨を覚えています。シリーズものを4本続けて同じチームで作り上げる機会は貴重であり、城定監督をはじめスタッフとともに取り組めたことをとても嬉しく思っています。
城定監督は端的かつ的確に演出を伝えてくださり、時にユニークでチャーミングな一面もあって、とても魅力的な方です。その監督のもとで芝居を深められたことは大きな財産になりました。
また、行平さんとはこれまで共演を重ねてきたことで強い安心感があり、今回も互いに意見を出し合いながら自然に呼吸を合わせることができました。一緒にシーンを積み重ねていけたことを、とても心強く感じています。
本作には多くのメッセージが込められているので、多くの方に届いてほしいです。

城定秀夫 コメント

漫画「セフレの品格」は長大な大河ドラマなのですが、映画版は今回の二本でひとまず完結です。
原作の魅力を損なうことなく、映画としての面白さを加味することの難しさは前作同様でしたが、四部作を完成させた今、普段味わうことのない達成感と、終わってしまったことのさみしさを噛みしめています。とはいえ、彼らの人生は今後も続いてゆきますし、漫画連載も続きます!
抄子、一樹をはじめ、前作からのキャラは、キャストをそのままに引きつづき活躍することはもちろん、今回加わったステキな新キャラたちが作品に華を添えており、彼らを乗せた物語は予想もつかない展開へと雪崩れ込んでゆきます。
セフレという関係から始まった二人の行きつく先は幸か不幸かそれ以外の何かなのか……是非劇場でご覧いただきたく思います!

湊よりこ コメント

映画「セフレの品格(プライド)」「初恋」「決意」に続き、「慟哭」「終恋」が劇場公開されます。これは本当に凄いこと。関係者の皆様、前作を観てくださった皆様のおかげです、心より御礼申し上げます。
抄子、一樹、華江、咲、猛…栗山さん(笑)、すべての登場人物が大好きです。そして新たに登場するキャラクターたちがどんな嵐を巻き起こすのか、私もドキドキしながら楽しみにしています!
この「セフレの品格(プライド)」という映画は、観た時の年齢によって、受ける印象が異なると思っています。20代ではわからなかったことが、30代になると少しわかる。40代、50代と年を重ねるにつれ、懐かしさと痛み、恋する気持ちを思い出す。そんな映画だと思っています。
「マディソン郡の橋」や「恋人までの距離」のような、いつまでもあなたの心に残る作品となることを願って──。

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映画「セフレの品格 慟哭 / 終恋」キャスト。上段左から行平あい佳、青柳翔。中段左から片山萌美、坂上梨々愛、こころ。下段左から髙石あかり、石橋侑大、新納慎也、寺島まゆみ

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