
「MY FIRST STORY」のボーカル・Hiro
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ロックバンド「MY FIRST STORY」のボーカル・Hiro(31)が27日放送の日本テレビ「アナザースカイ」(土曜後11・00)にゲスト出演。この日でMCを卒業する妻で女優の山本舞香(27)と初共演し、インディーズで活動する理由を明かした。
Hiroは父は歌手の森進一、母は元歌手の森昌子さん、兄はロックバンド「ONE OK ROCK」のTakaという芸能一家に生まれた。2024年10月13日に山本との結婚を発表した。
VTRでは幼い頃に訪れたという沖縄・西表島を再訪。大自然を満喫しながらバンド活動や幼少期について語った。
バンドを始めたのは17歳、高校生の時。両親、兄と同じ音楽の道を選んだが「本当に自分たちでどのぐらいできるんだろうねが一番最初の始まりでした」と打ち明けた。
仲間と会社を設立し、インディーズ活動を貫く。なぜインディーズといういばらの道を選んだのかと問われ「初めてライブするってなった時に、いろんな音楽事務所の人がライブ見に来たんです」と回顧。
「まあ多分彼らからしたら、森進一の息子、ONE OK ROCK、Takaの弟がデビューするから、こいつらは売れるだろう、多分安直な発想からいろんな人が見に来てたんですけど、なんか凄い怖くてそれが」と人が信用できなかったと振り返った。
両親がスターという特別な環境に生まれ「僕は子供って10歳までの間にどれだけ親と過ごしたかで、きっと感覚が変わると思ってて。それで言うとあんまり一緒に過ごしたなっていう思いは正直ないんですよね」と吐露。
「きっと一般的に見たら、うらやましがられるような、環境だったかもしれないけど、やっぱその分うちの両親も忙しかったし」と続けた。
スタジオでは「年末はやっぱり父親は紅白に行ったりとか」と証言。どこかで孤独を抱えていたとし、再びVTRでは「マネジャーさんとか家政婦さん、どこか他人を信用できないみたいなものが子供ながらにずっとあって。生きづらいっていうか、何をしても満たされなかったです。本当に」と告白。
「寂しかったし、凄い憤りを感じていた気がしますね」と自身の心の内を音楽にしたとし、「やっぱインディーズでやってる分、なめられたくないとか。そこに衝動をのせて、自分が追いついてない感じがして。人生に対しての満足感も、きっとちょっと低かったなっていう感じでしたね」と語った。
それでも「全く無駄とは思ってないですけどね」と言い、「むしろその経験をあの頃してたから、今そう思えてるし」と力を込めた。
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