(C)マミタ・libre/「40までにしたい10のこと」製作委員会
雀(風間俊介)に気持ちを伝える慶司(庄司浩平)
風間俊介主演で、庄司浩平共演のドラマ24「40までにしたい10のこと」の第11話がLeminoで配信中。慶司(庄司)が雀(風間)にすがるように気持ちをぶつける様子が描かれて、涙を誘った。(以下ネタバレを含みます)
恋を諦めたアラフォー上司とイケメン部下が織りなす大人のラブストーリー
同ドラマは、累計発行部数75万部を超え、BLアワード2024総合コミック部門で1位を獲得したマミタ氏の同名漫画の実写化。40歳目前の枯れた上司とアラサーのクールな高身長イケメン部下が織りなす大人のオフィスラブストーリー。
職場では仕事のできる面倒見の良い頼れる上司だが、私生活は10年以上恋人がおらず、40歳を目前にして“やりたいことリスト”を作成するも、踏み出せずにいる枯れたアラフォー男子・十条雀を風間が、雀にひそかに思いを寄せながらも、社内ではクールな姿勢を貫き、雀の“やりたいことリスト”の存在を知ってから一途な思いで距離を縮めていく年下部下・田中慶司を庄司が演じる。
(C)マミタ・libre/「40までにしたい10のこと」製作委員会
うずくまってスマホを見る雀(風間俊介)
10年間恋人なしの雀に慶司は「あなたのこと余裕で抱けます」とアピールする
10年以上恋人がおらず、代わり映えのない毎日を送っている会社員の十条雀。40歳の誕生日を3ヶ月後に控え、どこか焦りを感じていた。そんな中、ふとしたきっかけで書いた「40までにしたい10のことリスト」を、10歳年下のイケメン部下・田中慶司に見られてしまう。慌てる雀に、慶司は「このリスト、俺とやりません?」と提案。さらに、自分もゲイだと告げ、「俺はあなたのこと余裕で抱けます」と雀にアピールする。
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向かい合う雀(風間俊介)と慶司(庄司浩平)
慶司は雀の家にやってきて自分の気持ちを伝えるが…
雀から距離を置かれ、理由を聞けずに悩む慶司は、佐久間(青木瞭)に誘われて、大学時代の先輩たちとスカッシュに行く。慶司は仲間たちとの会話の中で、学生時代に傷つくのを恐れて恋から逃げた過去を思い出す。
そんな中、田中から連絡をもらった慶司は、田中から自身の不用意な言動で傷つけてしまったことへの謝罪を受ける。もう二度と後悔したくないと強く思った慶司は雀の家へと向かう。
雀の家にリストのデパ地下ケーキを持ってやってきて、自分の気持ちをきちんと伝える慶司。
しかし、雀は「俺が嫌なんだよ」と言って、「俺はお前みたいにうまく立ち回れないし、乗り越えられない。お前の未来を背負う覚悟なんてないんだよ」と話す。
「覚悟…?」と慶司はつぶやいて雀に近づいて「覚悟なんて…」と雀の肩をつかむ。慶司は「覚悟なんて必要ないでしょ。俺は雀さんと一緒にいられればそれでいいのに!」と泣きそうな声で訴える。
しかし、雀は取り付く島のない目をして慶司をじっと見つめ、「ここまでにしよう」と諭すように静かな声で言う。慶司は「雀さん!」と名前を呼ぶが、雀は動じず、悟った慶司は視線を落として「なんで、いつもそうやって自分で決めようとするんですか? 年上だから? 上司だから?」と責めるように尋ねる。
「リストは? リストどうするんですか? あと少しなのに」と慶司がすがるように聞くと、雀は「やめるよ」と力ないほほ笑みを浮かべる。
静かな部屋で時計の秒針の音だけが響き、希望を無くした慶司は子どものような顔で泣くと、大きく息をついてバッグを取る。とぼとぼと戸口まで行って息を整えると「ケーキ、食べてくださいね」と告げて出ていくのだった。
子どものように慶司が泣き、そのことによって雀が余計に距離を置こうとし、両方の気持ちが痛いほど伝わってきて涙があふれてきた。
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目に涙を浮かべてたたずむ雀(風間俊介)
【制作・編集:WEBザテレビジョン編集部】
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「40までにしたい10のこと」第11話より
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「40までにしたい10のこと」第11話より
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「40までにしたい10のこと」第11話より
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