水上恒司が主演を務める『WIND BREAKER/ウィンドブレイカー』(12月5日公開)。本作の主題歌をBE:FIRSTが担当することが決定。あわせて本予告と本ポスターが到着した。

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本作は、連載からわずか4年で累計発行部数800万部を突破した不良漫画を実写映画化したアクション映画。ケンカだけが取り柄の孤独な高校生、桜遥(水上)。不良の巣窟と恐れられる風鈴高校のてっぺんをとるため街にやってくるも、生徒たちは「防風鈴=ウィンドブレイカー」と呼ばれ、街を守る存在へと変貌を遂げていた。桜は戸惑いながらも防風鈴のメンバーとして、仲間と共に街を守るための闘いに身を投じていく。そんな中、越えてはいけない一線を越えたことをきっかけに、力の絶対信仰を掲げる最凶集団「獅子頭連」が防風鈴を新たな標的として動きだす。

主題歌アーティストに決定したBE:FIRSTは、2021年にSKY-HI主催の発掘オーディション「THE FIRST」から誕生。プレデビュー曲「Shining One」は国内の音楽チャートを席巻し、3カ月後にリリースしたデビューシングル「Gifted.」は、米ビルボード「Hot Trending Songs」の24時間チャートで世界第一位を獲得。その他配信ランキングでも軒並み1位を獲得し、40冠という偉業を成し遂げた。また2022年に「NHK紅白歌合戦」に初出場を果たすと、2023年にはヨーロッパ最大級の音楽授賞式「2023 MTV EMA」で日本人アーティストでは初となる「ベスト・アジア・アクト賞」を受賞。4枚目のシングル「Mainstream」は各種音楽チャートで116冠を獲得した。2024年にはデビューから2年4ヶ月という異例のスピードで東京ドームでの2DAYS公演を実現。それぞれが歌、ダンス、ラップに高いスキルとポテンシャルを持ちながら作詞、作曲、振り付けなどにも携わる、日本を代表する超実力派アーティストとして名を馳せている。

主題歌は、自らもアーティストとして活動しながらBE:FIRSTを生みだしたプロデューサーでもあるSKY-HIと、藤井風や米津玄師をはじめとする数々の名だたるアーティストたちのプロデュースや楽曲提供を務める音楽プロデューサーYaffleによる共同プロデュースで、本作のために書き下ろされた楽曲「Stay Strong」。「映画のエンドロールを飾る最後の音楽まで作品に寄り添ったものを作りたい」という想いのもと、本作の劇中音楽を担当するYaffleとSKY-HIが初コラボレーション。両者が作品から受けたインスピレーションを基にセッションを重ねて作り上げ、重低音のサウンドとラップを軸にしたメロディが印象的な、まさに映画のための1曲に仕上がった。

また、JUNONも作詞に参加。「勝ちか負けだけが正義なんじゃない」、「その先に 強さがある 守るものを見失うな」「自分を曲げるな 目を逸らすな」という作品のストーリーやメッセージを取り入れた力強い歌詞は、出演者として参加したJUNONだからこその言葉の重みを感じられ、説得力が増す。楽曲についてBE:FIRSTのJUNONは「初めて自分が出演する作品に、グループとしても携わることができてとても光栄です。さらに作詞にも携わらせていただいたのですが、自分が思う『WIND BREAKER』のイメージや主人公桜の心情などを散りばめておりますので、注目していただけたら嬉しいです」とコメントを寄せている。

このたび解禁された本予告は主人公の心情の変化や個性豊かなキャラクターが繰り広げるアクションが満載の仕上がり。ケンカしか取り柄がなく、その外見から1人で生きてきた桜は、風鈴高校のてっぺんを取るために街にやってきた。転入早々校内の生徒全員を敵対視し、誰かれ構わずケンカを吹っ掛ける桜だったが、不良軍団であるはずの“防風鈴”が街を守る存在へ変貌を遂げていたことを知る。「ひとりでてっぺんを取る」「仲間なんて邪魔なだけだ」と己を貫く桜は、彼に寄り添おうと声をかけ続ける情報収集が趣味の楡井(木戸大聖)や、“防風鈴”の総代、梅宮(上杉柊平)をはじめ、クールさとミステリアスな雰囲気を持つ蘇枋(綱啓永)、梅宮に忠誠を尽くす荒くれ者の杉下(JUNON)、梅宮を支える責任感あふれる武闘派の柊(中沢元紀)ら個性的な面々と出会う。桜が“防風鈴”のメンバーとぶつかり合ってばかりいた中で、頭取の兎耳山(山下幸輝)と副頭取の十亀条(濱尾ノリタカ)を筆頭とした最凶集団“獅子頭連”は防風鈴を標的として暗躍していた。彼らは、防風鈴の守る街へ乗り込み、桜を最も慕っていた楡井に大けがを負わせる。桜自身も大きなダメージを受けるが、その心にはある変化が生まれてゆく。

映像では沖縄の街に組まれたオープンセットのもとで、俳優陣がダイナミックかつ疾走感のあるアクションを繰り広げている。そして、それぞれのキャラクターの心境が現れたセリフと共に、桜と仲間たちの距離が縮まっていくカットがエモーショナルに展開。守るべきものに出会った桜が言い放つ「この街に手出すんじゃねぇよ!」というセリフは見る者の心を震わせ、BE:FIRSTによる主題歌「Stay Strong」がアツい男たちの想いをよりダイレクトに表現。そしてこの映像のナレーションは、アニメ版で桜の声優を務める内田雄馬が担当している。

あわせて解禁となったポスタービジュアルは、これまでのビジュアル同様にグラフィティ調のデザイン。大きく掲げられたコピーは“仲間と共に。守り抜く―”。守るために闘う正義の不良軍団“防風鈴”の存在理由を、ストレートに表現。獅子頭連の大軍勢が押し寄せる姿も描かれており、待ち受ける壮絶な闘いを想起させる。

いま注目の若手キャストがスクリーン狭しと大暴れする本作。大迫力のアクションと音楽、そしてBE:FIRSTによる主題歌を映画館で堪能してほしい!

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