TUFS Cinemaオセアニアドキュメンタリー映画『森からの声』バナー

東京外国語大学TUFS Cinemaは、映画を通じ、世界の諸地域における社会・歴史・文化の理解を深めることを目的として行っています。

パプアニューギニアのフリ族長の自然観を伝える本作を通じ、自然と人間の共生を深く考え、環境問題を自分ごととして捉え直す機会となり、地域や次世代へ行動を広げ、より持続可能な未来を共に築くきっかけになれば幸いです。

TUFS Cinemaオセアニアドキュメンタリー映画『森からの声』ポスター
画像をクリックするとPDFが開きます(2ページ)

開催情報 / EVENT INFORMATION

日時  2025年12月20日(土) 13:30開映 (13:10開場、16:10終了予定)

会場  東京外国語大学 アゴラ・グローバル プロメテウス・ホール

プログラム / PROGRAM

映画『森からの声』本編上映
上映後解説/トーク
栗田 博之(東京外国語大学 名誉教授)   
司会:山内 由理子 (東京外国語大学 大学院総合国際学研究院 准教授)

その他 入場無料、事前登録制、一般公開

主催:東京外国語大学TUFS Cinema

協力:日本オセアニア学会
   東京外国語大学多言語多文化共生センター

事前登録フォーム / Pre-Registration Form

事前登録制での開催となります。
Pre-registration is required for the TUFS Cinema screening.

登録フォーム / Registration Form

TUFS Cinemaオセアニアドキュメンタリー映画『森からの声』参加登録 / TUFS Cinema Screening of “the Voice of the Forest” Pre-registration Form

※ フォーム登録後に登録メールアドレスに受付完了メールが届きます。当日、入口にて受付完了メールをご提示いただきますので、ご準備くださいますようお願い申し上げます(スマホ画面で問題ありません)。
*You will receive an acceptance email to your registered email address after registering in the form. Please be prepared to present your registration email at the entrance on the day of the event. (No problem on smartphone screen)

※ 事前登録がなくてもご来場いただくことは可能ですが、会場入口で参加登録をしていただきますので、事前にご登録いただくとスムーズにご入場いただけます。定員を超える場合は、事前登録を済ませた方を優先させていただきます。
*You can come to the event without pre-registering, but you will be asked to register at the entrance to the venue, so pre-registering will make it easier for you to enter. If the number of participants exceeds capacity, those who have pre-registered will be given priority.

作品紹介

『森からの声』

監督:マルク・ドジエ, リュック・マレスコ
プロデューサー:ミュリエル・バラ
製作:Lato Sensu Productions
配給:ZED
受賞歴:2018年グリーンイメージ国際環境映像祭 第5回グリーンイメージ賞受賞

2017年/フランス/85分/英語/日本語字幕/原題または英題 Mundiya Kepanga, the Voice of the Forest

あらすじ

パプアニューギニアのフリ族長ムンディヤ・ケパンガは、森と樹々の「兄弟」であり、「森そのもの」として、詩的かつユーモラス、哲学的に語りかけます。先祖の教えを通じて、手つかずの原生林の現状と進行する森林伐採の悲劇を伝え、人類の未来に対する深い問いを投げかけます。彼の言葉は、自然との共生や多様性の尊重を再認識させ、私たちが森と共に生きることの大切さを伝えます。

本作について

パプアニューギニアのハイランド地方に暮らすフリ族長ムンディヤ・ケパンガは、「森と樹木は兄弟であり、森そのもの」と語り、森林と共に生きる深い視座を提示する語り部です。彼は祖先からの啓示を通じて、里山での日々の暮らしや文化伝承を背負いながら、急速に進む森林伐採の危機を感情豊かに訴えます。伝統的な森との共生観を背景に、違法伐採や資源開発によって生活様式が変わり、資源開発をめぐる複雑な感情や教育、経済のジレンマの存在を浮き彫りにします。ムンディヤは世界各地のフォーラムや学校を巡り、森の声を届けつつ、先住民の哲学と環境保護の共鳴を訴えます。その存在自体が、グローバルな環境意識と地域の文化的多様性との架け橋になっているのです。

上映後トーク


栗田 博之 KURITA Hiroyuki

東京外国語大学名誉教授

1954年、神奈川県生まれ。東京外国語大学名誉教授。日本オセアニア学会会長。専門は文化人類学、研究対象地域はパプアニューギニア南部高地周縁部。主な論文に「赤ちゃんはどこから来るの?」(1993)、「ニューギニア『食人族』の過去と現在」(1999)など。

保育所のご案内

TUFS Cinema上映の間、2022年9月に東京外国語大学国際交流会館前に開園しました「PAL国際保育園@東京外大」にて一時保育のご利用が可能です。
PAL国際保育園@東京外大:https://seiwagakuen.ed.jp/pal/

一時保育をご希望の方は、以下のウェブページからお申し込みください。
一時保育申込:https://hirogariclub.studio.site/ichijihoiku

※事前に簡単な書類の提出とお子様の様子をお伝えいただく園児面談(オンライン可)がございます。

保育所の利用可能時間は月~土の7:00-19:00までです。
19:00以降に終了する上映会や、日曜に開催する上映会につきましては、
保育所をご利用いただけませんので、予めご了承ください。

【お問い合わせ先】
PAL国際保育園@東京外大
月~土 7:00~18:30
電話番号:042-306-9955
mail:paltufs[at]seiwagakuen.ed.jp([at] を @ に変えて送信してください)
担当:杉田

会場のご案内

◆〒183-8534 東京都府中市朝日町3-11-1

◆JR中央線「武蔵境」駅のりかえ  西武多摩川線「多磨」 駅下車  徒歩5分
(JR新宿駅から約40分)

◆京王電鉄「飛田給」駅北口より多磨駅行き京王バスにて約10分 「東京外国語大学前」下車

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お問合せ先

月~金 9:00 ~ 12:00、13:00 ~ 17:00
祝日・一斉休業期間(夏季・冬季一斉休業など)を除く

東京外国語大学 広報・社会連携課 TUFS Cinema 事務局

TEL: 042-330-5441 
Email: tufscinema[at]tufs.ac.jp([at] を @ に変えて送信してください)
〒183-8534 東京都府中市朝日町3-11-1

Facebook: @tufscinema.pr
X(Twitter): @tufscinema

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