©石黒正数・徳間書店/映画『ネムルバカ』製作委員会

漫画家・石黒正数による同名コミックを『ベイビーわるきゅーれ』シリーズの阪元裕吾監督が実写映画化した『ネムルバカ』。その復活上映舞台挨拶が9月26日に都内で実施された。

 

イベント舞台挨拶には本作でW主演を務めた入巣柚実 (いりす ゆみ)役の久保史緒里(乃木坂46)と、鯨井ルカ (くじらい るか)役の平祐奈の二人が登壇。劇場公開も一段落し、既に配信やBlu-ray&DVDでも好評を博している本作をネタバレ全開、思い出に浸りながら振り返った。

 
登壇した平は「どうしよう。なんか公開初日みたいじゃない!?今年の 3 月に公開されて、もう半年以上も経ってるのに、こんなにたくさんの方に愛していただいて、今日は しーちゃん(久保)と 2人きりで舞台挨拶ができることをもうすっごい楽しみにしてきました!」と満席の様子を目の当たりにし感激。

 

『ネムルバカ』Blu-ray&DVDが発売(※9月24日発売)になったことを記念した復活上映。2人そろっての登壇は4月6日の仙台・大宮での舞台挨拶以来の約半年ぶり。

 

久保は振り返って「その時に確か、『もうここで1回一区切りですね、舞台挨拶』って話をして。もう1回やりたいって言っとこう!言うだけ言っとこう!っていう話をしてたんですよ。また2人でやりたいねって。そうしたら本当に叶いましたね。皆さんのおかげです、ありがとうございます!」と、今日は二人の夢の舞台であることを明かした。

 

二人からは客席のみなさんに聞きたいことがあったそうで「今日いらっしゃってくださってる皆様で『ネムルバカ初めて見るよ!』って方いらっしゃいますか?」と投げかけ。何人かが手を挙げると「今日はネタバレオッケーですけど大丈夫ですか?」と気遣った。さらに久保が「Blu-rayかDVD買ったよ!っていう方は?」と聞くと多くが手を挙げる。しかし平は「なんで全員じゃないの?」と茶目っ気たっぷりにつっこんだ。

 

当日はスクリーンに二人への質問を映し出し、撮影当時のことなどを深掘り。まずは「最近のお2人の近況教えてください。最近よく会ってますか?」の質問がスクリーンに映し出された。この作品がきっかけで親友となった久保と平。

 

宣伝期間中はプライベートでの仲良しエピソードが多く語られていたが近況は…?「最近は…3時間前とか」と言う平に続き、「あれ?うちにいた?」と久保がとぼけると「そうなんです、しーちゃんのお家から出勤してます笑」と嬉しそうな平。「あなた、うちに私の生誕祭Tシャツ着てきたよね?」と新たな仲良しエピソードが語られる。「今日は一緒にしーちゃんのお家でBlu-rayを鑑賞したんだよね。ゲームしたりとか!楽しかった〜」撮影からは1年ちょっと経った今も仲の良い二人。これからもこの関係は永遠であることが感じられ、会場は暖かい空気に包まれた。

 

続けて「今までの『ネムルバカ』の撮影や宣伝活動を振り返って、一番記憶に残っているエピソードを教えて!」と映し出される。

 

平は「仙台に2人で舞台挨拶に行ったことです!しーちゃんの地元に朝から2人で新幹線の隣に座って、喋って、寝て。楽しかった。その時にしーちゃんのご家族にご挨拶させていただきました!一緒に舞台挨拶で行ったんだけど、なんかちょっと小旅行気分があって、それが嬉しかった!」と思い出を話し、これに久保も「楽しかったね!」と賛同。

 

そして久保も「プライベートで何回か2人で『ネムルバカ』を観に来たことがあったんですけど、1回たいちゃん(平)のご両親と4人横並びで見させてもらったのはすごい嬉しかったです!」とお互いの両親に挨拶済みであることを披露した。

 

久保は「でもやっぱあれかな、何回も話してますけど、クランクアップの日に、クランクアップして数時間後に寂しくなって会おうって。もう泣きながら「本当に出会えてよかった。」って言った瞬間は忘れられないです」一番の思い出を話す。イベント中、終始二人は見つめ合いながら思い出話に花を咲かせる。

 
ここで、Blu-ray収録のメイキングを少し観て当時を振り返った。スクリーンでは部屋での二人のシーンのメイキングを鑑賞。平は「本読みの時から何ヶ月も経ってから初日を迎えて見るしーちゃんの入巣だったから、ここに入巣がいる!って思って、すごい衝撃を受けたのが記憶に残ってます」と久保の入巣を絶賛。

 

久保は「今日一緒に2人で見ててめっちゃ笑ったのが、田口が来てチャプチェが好きな私に『チャプチェないよ。』っていうシーンがあるんですけど、その最初の段取りを作っている段階で田口がめちゃくちゃ冷たくて。なんか言い方が半ギレで『つめた!』と思ってたら監督が「ちょ、ちょっと冷たすぎますね・・・」と話していたのが、このBlu-rayの方には入ってるのでぜひチェックしてください!」と話した。

 

またイベントでは宣伝稼働時の初出し「写ルンです」が公開された。こちらは公式SNSにも公開されていない貴重なもの。本作初めての2人での取材時の1枚や、インスタライブの時の写真。

 

そして上海国際映画祭に参加した際の久保の写真が公開された。映画祭の着飾った久保に平も「ビューティホー!」と感嘆。久保は「上海の方も反応すごかったですよ。劇場でものすごい笑いが起こってました。作品を咀嚼して細かく質問してくださる方が多くいてくださって嬉しかったです」海を超えて作品の素晴らしさが伝播していることを喜んだ。

 

続いて、未公開シーンを鑑賞。居酒屋での入巣とルカがジョッキ片手に笑って飲むシーンの未公開シーンが流れた。本当に酔ってるみたいってすっごい言われたという久保はその後、歩いて帰る途中で嘔吐するのだがこの時「しーちゃんこの吐く場所までミルクティーコーンフレークずっと口に入れてるでしょ?よく耐えたよね!」と平に暴露されていた。

 

他のおすすめの未公開シーンを聞くと久保は「脳内ノイズ!やばかった!」と劇中のルカがギター・ヴォーカルを務めるバンド「ピートモス」のライブシーンを激推し。また平は「ファミレスのシーンの田口メインで撮っているのに、伊藤がこうちょいちょい映るんですよ。その時の伊藤の顔のうるささ、田口よりうるさかった。あれも面白かったよね。あの2人のコンビ感もね、見どころです。メイキングで監督も2人について語ったりしてました。監督がどんな顔でモニターを見てるかも注目ですね。めっちゃ楽しそうに笑ってる監督も見れて嬉しかった。にやにやしてた!」とメイキングも必見となっていることが窺える。

 

また、オーディオコメンタリーも必聴とのこと。「私としーちゃん、監督で録った分と、樋口くん、綱くん、監督で録った分、それとピートモス(儀間・長谷川・高尾)、監督のメンバーで録った分とすごい盛りだくさん!みんなそれぞれその役で喋ったりもするから視点も違うだろうねえ。楽しかった〜!」と平。

 

久保は「フルで見ながら喋るから、なんか無言になっちゃうかな。とか話してたのに私たちずっと喋ってたね。映画関係なく喋ってました笑。あっという間の106分でした!」どんな内容かはBlu-rayの特典で要チェック!

 

最後に二人から一言ずつご挨拶。MCに振られた平は「やだ〜!寂しい!ゆっくりじっくり喋ってすっごい引っ張ろう。私こういう復活上映みたいの初めてなんです。それを『ネムルバカ』で実現できたのがすごい嬉しいし。本当にあの撮影期間 1 年半前とかですけど、今思い出してもやっぱりすごいがむしゃらな日々だったんです。ルカとして。でも入巣とルカの最後の関係性があるんですけど、終わっても私としーちゃんはもうこの『ネムルバカ』という作品で、この友情に・・・やばい泣いちゃうかも!」と急に言葉を詰まらせる平。

 

心配して駆け寄る久保。「やだ!泣いてるじゃない!もらい泣きしちゃうじゃないの、どうしたのよ~」と驚く久保に「2人で来た時からすっと我慢してたの…!」と想いが溢れる平は「『ネムルバカ』という作品でこんなにも素敵な仲間と、お友達と出会ってよかった。本当にしーちゃんはアイドルの世界でもすごい人なんですけど、私はしーちゃん自身が推しなんですよ。なんかだからね。最近も発表とかありましたけど、最後まで全力で応援してますし、この先もしーちゃんが俳優としても素敵な作品に出られることが楽しみだし、また一緒に共演したいなってすごい思ってます。なので私としーちゃんは永遠なので、たいしーの日常の思い出はこれから先も増やしていきたいなと思います。そして原作の石黒先生、阪元監督、スタッフの皆さんが愛情たっぷりで本当に素敵なチームで、こんな皆さんと一緒にここまで走ってくれてよかったなと心から思います。これからは皆さんのところで大切に永久保存版として愛してくださったら嬉しいなと思います。本当にありがとうございました」とまとめた。

 

久保は「この作品が私にとってはもう本当に、この作品と出会えたこともそうですけど、私にとってはたいちゃんと出会えたことがもう一生の財産となる、本当に忘れられない作品です。それがもうアップの日にね、話した時から『あ、自分だけじゃない』って温度で伝わったから分かっていたはずだけど、半年が経っても同じ気持ちでいてもらえてるのが嬉しいなって思います。ここに集まってくださった皆さんって、きっとさっきも1回見ましたって言ってくださってる方がいらっしゃって、きっとBlu-rayでも観てくださった方がいらっしゃって、そんな皆さんがまたこうやって映画館に集まっていただけることって、本当に私たちにとってどれだけ嬉しいことかっていうぐらい幸せなことだなって思っています。チームもこの原作も全部が全部大好きで愛いっぱいなんですけど、復活上映っていうのができたっていうのが本当に嬉しいなって思いますし、私も寂しいです。実はたいちゃんと私の連絡には2つの写真のフォルダがあって、1つは「たいしーの日常」でもう1つが「たいしーの仕事場」っていう写真のフォルダがあるんです。で、今日が終わったら来週の仕事場の写真が増えなくなっちゃうのかって思ったらすごく寂しいので絶対にまた舞台挨拶・・・笑。やりたいです!!なのでこれからも愛していただけたら嬉しいなと思います!」またも舞台挨拶への希望を口にしイベントは幕を閉じた。

 

映画『ネムルバカ』Blu-ray&DVD発売中

発売・販売元:ポニーキャニオン

 

Blu-ray【特装版】

収録分数:本編106分+映像特典193分

仕様:Blu-ray2枚組 (二層)
・原作:石黒正数 描き下ろしボックス
・メモリアルフォトアルバム (全52P)
・ボックスイラストステッカー

品番:PCXP-51214 価格:¥14,080(税込)

 

映像特典
・メイキング
・未公開&アザーカット映像集
・2025年3月4日 完成披露上映会舞台挨拶映像
・2025年3月22日 公開記念舞台挨拶映像(2種)
・「ネムルバカ」「ハルイロ」MV
・「脳内ノイズ」「ユーmore」劇中ライブ映像
・予告映像集ほか(特報/本予告/30秒SPOT/15秒SPOT/劇中WEB広告映像)
※MVは公開済みの映像と同じ内容です。
※劇中ライブ映像は本編より一部調整した内容を収録しております。
※特典ディスクのメニュー画面は「ナビ子」によるナビゲート仕様になります。

 

音声特典
キャスト&監督によるオーディオコメンタリー
TRACK1:久保史緒里(入巣役) × 平祐奈(ルカ役) × 阪元裕吾(監督)
TRACK2:綱啓永(田口役) × 樋口幸平(伊藤役) × 阪元裕吾(監督) 
TRACK3:儀間陽柄(モリィ役) × 長谷川大(岩徹役) × 高尾悠希(DAN役) × 阪元裕吾(監督) 

 

音声
①本編オリジナル/サラウンド
②本編オリジナル/ステレオ
③特典コメンタリー(久保史緒里×平祐奈×阪元裕吾)
④特典コメンタリー(綱啓永×樋口幸平×阪元裕吾)
⑤特典コメンタリー(儀間陽柄×長谷川大×高尾悠希×阪元裕吾)
⑥本編バリアフリー日本語音声ガイド
※音声仕様
①DTS-HD Master Audio 5.1ch(サラウンド)
②リニアPCM 2ch(ステレオ)
③〜⑥DTS Digital Surround 2ch (ステレオ)

 

DVD

収録分数:本編106分+映像特典2分

映像特典:予告映像集(特報・本予告・30秒SPOT・15秒SPOT)

品番:PCBP-54890 価格:¥5,280(税込)

 

法人別購入特典
・Amazon:スリーブケース
・アニメイト(通販含む):L判ブロマイド(2枚セット)
・楽天ブックス:2L判ブロマイド(2枚セット)
・タワーレコード(TOWERmini全店/タワーレコードオンライン):A6ポストカード
・HMV,HMV&BOOKS online:2L判ブロマイド
・セブンネットショッピング:2L判ブロマイド
・きゃにめ:ピートモスグッズ3点セット〈アクリルキーホルダー/ラバーバンド/我蛾ステッカー〉
※「HMV,HMV&BOOKS online」「きゃにめ」はBlu-rayのみ対象。
※他法人はBlu-ray&DVDともに対象。
Blu-ray&DVD詳細:https://nemurubaka-movie.com/products.html

 

Netflix見放題配信中
各配信サービスにてレンタル&発売中
https://movie.lnk.to/nemurubaka-movie
 
映画『ネムルバカ』 
出演:久保史緒里(乃木坂46) 平祐奈
   綱啓永 樋口幸平 / 兎(ロングコートダディ)
   儀間陽柄(the dadadadys) 高尾悠希 長谷川大
   志田こはく 伊能昌幸 山下徳久 / 水澤紳吾
   吉沢悠

 

原作:石黒正数「ネムルバカ」(徳間書店 COMICリュウ)
監督:阪元裕吾
脚本:皐月彩 阪元裕吾
音楽:立山秋航
主題歌:「ネムルバカ」(作詞:石黒正数/作曲:朝日/歌:平祐奈 as 鯨井ルカ)
プロデューサー:寺田悠輔 藤井宏二/ラインプロデューサー:尾関玄
撮影:渡邊雅紀/照明:小川大介/サウンドデザイン:山本タカアキ/録音:藤林繁/助監督:河野健佑/美術:岩崎未来/スタイリスト:入山浩章
ヘアメイク:赤井瑞希/制作担当:今井尚道/キャスティング:伊藤尚哉/編集:小美野昌史/スチール:澤田もえ子/宣伝デザイン:寺澤圭太郎
宣伝プロデューサー:松谷昂/宣伝:川崎楓/音楽プロデューサー:中村伸一/企画協力:直井卓俊/原作協力:猪飼幹太 岩中亜梨沙
製作:映画『ネムルバカ』製作委員会(ポニーキャニオン/徳間書店/Libertas)/制作プロダクション:Libertas/製作幹事・配給:ポニーキャニオン
Ⓒ石黒正数・徳間書店/映画『ネムルバカ』製作委員会

 

STORY
大学の女子寮で同じ部屋に住む後輩・入巣柚実(久保史緒里)と先輩・鯨井ルカ(平祐奈)。
入巣はこれといって打ち込むものがなく、何となく古本屋でバイトする日々を送っている。
一方ルカはいつも金欠状態だがインディーズバンド「ピートモス」のギター・ヴォーカルとして、自らの夢を追いかけている。
2人は安い居酒屋でダラダラ飲んだり、暇つぶしに古い海外ドラマを観たり…緩くもどこか心地よい日々を過ごしていた。
そんなある時、ルカは大手音楽レコード会社から連絡を受け、2人の日常に大きな変化が訪れる…。

 
映画『ネムルバカ』音楽集 発売中:3,850円(税込)
「ネムルバカ新装版」 発売中:1,320円(税込)

 
劇中Tシャツ&パーカー/新バージョンTシャツ3種 好評発売中
グッズページ:https://canime.jp/nemurubaka/
※商品のお届け予定日は「きゃにめ」の各商品ページをご確認ください。

 

インフォメーション

公式HP:https://nemurubaka-movie.com
公式X:@nemurubakamovie
公式Instagram:@nemurubaka_movie
公式TikTok:@nemurubakamovie

©石黒正数・徳間書店/映画『ネムルバカ』製作委員会

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