【酷評】『俺ではない炎上』をレビュー!【阿部寛主演・浅倉秋成原作】
私は一切SNSをやっていません。だって 初詮素人ですからね。 皆さん、こんにちは。映画レビューの京子 です。人気社会派ミステリー小説が映画化 されました。一体どんな映画になっている んでしょうか。ということで今回デビュー する映画はこちら。俺ではない炎上。まず は作品概要からお話しいたします。えっと 、SNSで人生終了。大手ハウスメーカー に務める山形大輔はある日突然彼のものと 思われるSNSアカウントから女子大生の 遺体画像が拡散され、殺人犯に仕立て上げ られる。家族も仕事も大切にしてきた彼に とって全く身に覚えのない事態。必死に 無術を訴えるもネットはまたで燃え上がり 炎上状態に。匿名の軍衆がこぞって個人 情報を特定し、山形は日本中から 追いかけ回されることになる。そこに彼を 必要に負う謎の大学生さ、拡散の着役とも なる大学生インフルエンサー翔馬、取引先 の若手社員青江。として突然の事態に翻弄 されながらも夫を信じ続ける妻子といった 様々な人物の思惑が複雑に絡み合い事態は 予測不能な展開へ無実を証明するため そして新犯人を突き止めるため山形の決死 の逃亡撃が始まる。信じるものと疑うもの が工作しやがて彼の前に立ちるのは想像を 超える衝撃の真実だった。監督は商業映画 デビュー作アウェイクがAIを題材にした 作品として高い評価を受けた山田厚。主演 はコミカルな役から重厚な役まで幅広く 演じ、現在日本を代表する俳優安倍博し。 共演に小役からキャリアをスタートし、 演技力に提評のある芦田マナ。若手俳優 歌手として現在注目されている藤原。その 他経験豊富なベテランから今を解きめく 若手まで魅力的な俳優人が集結しました。 原作は6人の嘘つきな大学生も映画化され た朝倉明成。伏線の狙撃種との異名がある ほど散りばめられた伏線と鮮やかな展開で 多くの読者を魅了しています。はい。と いうことで、こちらの作品、私今子は原作 を読めていないので、あくまで映画のみの 評価となりますが、シネコンの1番小さな スクリーンで大体4割くらい埋まってい ました。現在いろんな高評価の作品が ジャンルム問わず上映中なので、今作は 有名な役者さんが多く出演されていますが 、正直注目度はあまり高くないなと思い ました。 まず良かったところですが、足田マナさん のいろんな表情こちらです。小役から活躍 されて好感度の非常に高い足田マナさん ですが、予告でも見られる単価を切る シーンとか、ちょっとやさぐれた雰囲気を 醸し出す影のある感じとか、従来の足田 マナさんの役柄やイメージとは違っていて 、非常に新鮮で魅力的でした。この先他の 作品でも色々な姿を見せてくれるのでは ないかと期待させるお芝居だったと思い ます。 はい、良かったところは以上です。ここ からは気になったところというか、 ちょっとどうかなと思うような正直この 映画の苦手なところのお話になります。 まず人物描写のリアリティのなさ。この 事件の発端となるSNS劇中では架空です が、要はXだと思ってください。この発端 のポストなんですが、藤原さんが演じる 大学生インフルエンサーのシ馬が議ポスト したことから爆発的に広がるんです。これ が本当に写真がフェイクっぽくないって いう主観だけで判断してリポストするん ですけど、いくら何でももうちょっと 裏取りしないかって思うんです。だって 死体の写真に一言2言文章を添えてるだけ のポストですよ。それもそんなに親しく ない人からの情報提供で知るんです。 しかもこのキャラは学生のファッション インフルエンサーとかじゃなくて、なんと なく映画から読み取るに暴露系とまではか なくても、若い人代表の物申し的な インフルエンサーっぽいんです。実際に 現実でも暴露系の人たちがご情報を拡散さ せることもありますけど、さすがにもう 少し頭働かせてるはずなんですよ。こう いう人たちは下手なことして影響力を 落とすのはアクションなので気を使っては いるんです。それを失敗してご情報を流す んです。もちろんされた方は溜まったもん じゃないですけど、何でもかんでもその場 で拡散してるわけじゃないんですよ。まず このキャラクターがあまりにも考えなしに 行動していて、役柄として説得力がないん ですね。で、さすがにリアリティがない から何か裏があるのかなと見ていると、彼 に関しては結果的に何も裏がない。ただの 頭悪い人なんです。そのことをですね、 劇中で一応球団されるんですよ。何も考え ずにリポストしたお前が悪いって。で、 そう言われた彼の反応はただ反省するって いう。要は政作側が暴露系 インフルエンサーのことが嫌いでこんな ことする夏は録に何も考えていないと 決めつけて反省させたいから実物以上に 頭悪く描いてるんですよね。 劇中の演出で不特定多数のポストが絵的に 出てくるんですけど、主人公の個人情報が 拡散されて炎上抹採虫中の時に画面に出て くるポストの内容。冤罪を危惧するような 冷静なポストが1つもないんですよ。 もちろん炎上を表現するためにそういった ポストをそこで出す必要はないのは分かり ます。だけど結果的に映画の最後までそう いうポスト出ないんですよ。要は制作者が 考える鱗かなネット民を描くだけで冷静な ユーザーなんてネットにいないかのような 表現に収支してるんです。これあまりにも 物事を一面的にしか見てないと感じました 。あと迷惑系みたいなYouTuberの キャラクターも何人か出てきますけど、彼 らも投の表現です。本当に日本の映画制作 者の方だってネットユーザー嫌いなんだな と改めて通感しました。余談ですけど、 ポストを画面に表示させる時の音も 読み上げる声もものすごくバカっぽくて 苦痛でした。その上内容もあれな内容です から上映中非常に辛かったです。シンプル に演出として私にはセンスが合わなかった です。 その他の登場人物の行動も知です。先ほど お話しした大学生インフルエンサーの翔馬 もそうですが、主人公の大輔もですね、 本当に行き当たりばったりなんです。まず なぜ彼は警察に行かずに逃げるということ を選択したのか。それは差し出しに不明の 手紙に逃げてくださいと書いてあったから です。えっと、マジですよ、これ。そして その手紙には座標までご丁寧に書いてある 真層の手がかりになるかもしれないですよ ね。それ警察に持ってって話せよって皆 さん思うかもしれません。でもですね、 警察に手紙持っていっても無駄だと思わ せる理由劇中にちゃんとあります。それは 警察も頭悪く描くことにより全く頼りに ならないということを冒頭に描写してる からです。というかですね、主人公大輔の ような劇でも表現されるいわゆる老、 そして覇気のないZ世代、すぐに炎上さ せるネット民、事件の被害者である女子 大生、その他いろんな属性の人に対して ですね、彼らを映画の中で実物以上に見 にくく描いて劇中で反省させてや るっていう政作側の処罰感情が強すぎて、 そこに私は傲慢さを感じざるを得ません でした。 その他細かいところですが、コメディっ ぽいシーンは全部面白くないですし、 俳優人のお芝居もまあまあって感じで印象 に残ったのは足玉さんくらいでした。 ド返しのようなある映画的な仕掛けが隠さ れているんですが、そもくそも事件の真層 や犯人同向よりもこの映画に蔓延している 政作側の持つ空気が私には耐えられません でした。個人的にとんでもない真相とも 思わなかったですし、逆に真層が全て 明らかになった時に、え、それでこんな ことやったのと思ったくらいでした。その 後ラスト付近でですね、私が悪かったん だって何人ものキャラクターが口に出すん ですけど、私は1番悪かったのは制作側だ と思いました。 まとめに入ります。ここまでお話しした ように私は今回久しぶりに嫌な劇場体験 でした。出演者のファンであるとかどうし ても見たいという方以外は劇場は愚か配信 だったとしても私は干渉をお勧めしません 。もっといい映画今たくさんやってます からお金と時間を大切にしてください。と いうことで本日の動画は以上です。また次 の動画でお会いしましょう。ご視聴 ありがとうございました。 それではさようなら。 ありが。 好きなガがレオンでも笑わないよ。一 [音楽] 番好きな映画でも笑わないよ。他にもあるでしょとは思うけど。職場のおつぼさんはメりが好きなんだって。だから独身なのかな。 [音楽] またおじいちゃんが黒さはAが見ろって いってくる。すぐ黒沢映画が一番すごいて くるしね。フィルおじさんはキュリックを 語り出すかと思ったらコポラも語り出す。 めんどくさいよな人。めんどくさいよな人 。 ミルクなら見ろ。TikTokミルクなら 見ろ。それはその通りだと思う。 [音楽] た。
今回は映画『俺ではない炎上』をネタバレなしでレビューしました。
SNS炎上を題材にした話題作。主演は阿部寛さん、共演には芦田愛菜さん、藤原大祐さんなど豪華キャストが集結。
製作陣に対して思ったことを辛口且つ正直にお話しています!
【目次】
・ご挨拶
・作品概要
・劇場の様子
・良かったところ(1点)
・苦手なところ(複数)
・まとめ
・お別れの挨拶
ぜひコメント欄で、皆さんの感想も教えてください!