(C)東野圭吾/アニメ「クスノキの番人」製作委員会

    2020年に発行され先日発行部数が累計100万部を突破した東野圭吾の小説「クスノキの番人」のアニメーション映画化が決定。東野原作作品「初のアニメーション映画」として来年2026年に劇場公開予定となっている。

    本作で描かれるのは、「その木に祈れば願いが叶う」と伝えられる、ミステリアスな「クスノキ」とその「番人」となった青年の物語だ。監督として映像化の舵を取るのは、「ソードアート・オンライン」シリーズや、「僕だけがいない街」(2016年)、オリジナル劇場アニメーションとし話題となった『HELLO WORLD』(2019年)等で幅広い層から支持を集める伊藤智彦。アニメーション制作はTVシリーズ「俺だけレベルアップな件」(2024年)、「マッシュル-MASHLE-」(2023年)や「リコリス・リコイル」(2022年)、映画『かがみの孤城』(2022年)等、洗練された技術力とクリエイティヴな作品作りが日本国内外で高い評価を得ているA-1 Picturesが卓越した映像美で物語を描き出す。

     

    ■東野圭吾 コメント
    小説を書く手法は作家によってそれぞれだと思いますが、私の場合、まずは頭の中で映像を思い描き、それを文章化していきます。だから作品の舞台となる土地には必ず参考にした場所があり、登場人物たちにもモデルがいることが多いです。『クスノキの番人』も、そのようにして書き上げた作品ですが、いつも以上に空想力を必要としました。超自然的な現象が頻繁に出てくるからで、実写化するのは難しいだろう、と執筆しながら考えていました。アニメーションになれば素晴らしいのでは、との思いが出てきたのはそういう流れからです。このたび、その夢が実現することになり、心よりありがたく感じております。私の空想力をはるかに超えた映像作品となっているに違いなく、今から楽しみにしています。

     

    ■監督 伊藤智彦 コメント
    人はあっけなくいなくなるし、現状が永遠に続くことなんてあり得ない。
    ここ数年で自分が強く考えていることです。

    個としての人間はとても脆弱で、遺伝子を残すという方法でそれを乗り越えようとしているのが動物的な対策なのだと思います。自分も40歳を過ぎ、残される側から残す側の気持ちを分かるようになってきました。それは単なる遺伝情報ということではなく、技術や精神性などといったことに関してもです。
    この映画を通して『今の自分を形作っているものに感謝を告げる』。これが今回の自分の目標です。それは両親に、ということだけでなく普段関わっている人や昔お世話になった人、一瞬だけ現れてはいなくなった人もまるっと全てに。
    そしてこの気持ちを次の世代にバトンを送りたい、そう考えています。

     

    ▼映画情報

    『クスノキの番人』
    2026年劇場公開
    原作:東野圭吾「クスノキの番人」(実業之日本社文庫刊)
    監督:伊藤智彦
    制作:A-1 Pictures
    配給:アニプレックス
    (C)東野圭吾/アニメ「クスノキの番人」製作委員会

     

    ▼書籍情報

    東野圭吾
    「クスノキの番人」

    5654287:L

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    「クスノキの女神」

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