NYファッションウィークで鮮烈なランウェイデビュー

「有名になる直前は、誰も私のことを知らなくて、普通の人として扱われていた。その感覚が恋しいときもある」──そう語るのは、世界が注目する新星モデル、ヴィヴィアン・ウィルソン。イーロン・マスクの娘でありながら、自立した生き方を選んだ21歳の彼女は、今シーズン、ニューヨーク・ファッションウィークでランウェイに初登場し、大きな話題を集めた。

プラバル・グルン(PRABAL GURUNG)2026年春夏コレクションModel on the runway at Prabal Gurung fashion show as part of SpringSummer 2026 New...

プラバル・グルン(PRABAL GURUNG)やアレクシス ビター(ALEXIS BITTER)、ドファネット(DAUPHINETTE)といったブランドのショーで存在感を放った彼女。ステージの華やかさとは裏腹に、舞台裏では身近なケアを大切にしている。「最近はココカインド(COCOKIND)に夢中。ヴィーガンで環境にも優しいブランドで、手に取りやすい価格ながら高い効果を感じられるから、肌も心も整う」と話す。

美のインスピレーションを問うと「一番は母。半分は母のワードローブから。もうひとつはクィア・コミュニティ。性別に縛られない自由さが、私の美学を育ててくれました」と力強く語った。

『TEEN VOGUE』特別号カバーストーリーより。Photo Andy Jackso日本コスメと日常に宿るビューティ哲学

そんな彼女にとって、日本で暮らした経験も大切な記憶のひとつ。「日本にいたときは、コンビニで手に入るシャンプーやコンディショナーを愛用していました!手軽なのに本当に質がよくて、あれは手放せなかった」と笑う。ハイエンドから日常のプロダクトまでをフラットに楽しむ姿勢は、ウィルソンならではのビューティ哲学だ。

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