#落語 #上谷沙弥 #小橋建太#上谷沙弥「闇に落ちた不死鳥と鉄人の道場問答」「さや様のギャップ噺」

#落語 #上谷沙弥 #小橋建太#上谷沙弥「闇に落ちた不死鳥と鉄人の道場問答」「さや様のギャップ噺」

[音楽] [拍手] 闇に落ちた不長と鉄人の同場問答いや、 最近は世の中プロレス会でも陳実続きで ございましてね。何が信事かって聞いて くださいよ。女子プロレスの世界で初めて MVPというものが生まれるかもしれんの だって。で、その中心にいるのが闇に落ち た不町子と上谷さやさんと我らが鉄人小橋 健太さんでございます。いや、この2人 そりゃ面白い取り合わせでしてね。鉄人と 不長聞いた瞬間になんだそりゃと笑っ ちまうだがこれはただの試合じゃない。 人生の祝図だ。力と意地とちょっとの計算 が入り混じったドラマでございます。さて 、この話は世田谷のエニタイム フィットネス轟木店から始まります。鉄人 が日々の鍛錬に4年のない道場。そこに 不長が乱入いや襲撃ですわ。おい、小ば シミ様は今年プロレス大将のMVPになり たいんだとまるで武士のごとく混願と同括 が入り混じった工場で迫ります。鉄人小橋 にやかになります。ああ、あえて嬉しいよ 。選手じゃないか。君はいい技を受ける。 悪の中にも優しさがある。新しいヒールだ 。だが俺から1つ言わせてもらう。MVP というのはただの英じゃない。金格だ。 義量だ。そして観客の心に残るものだ。 この金覚という言葉。ここが男子支障風に 解釈すれば面白い。品とはただの礼儀じゃ ない。社会に対する反逆心、そして自分に 貸す起だ。のないものはどんな技を持って も単なる暴力だ。だから鉄人は不長に考察 します。シナは大切にして欲しいと 不鳥神田には答える。そうです。小ばさん 私の目指すのはただ強いだけじゃない。 記憶に残る試合。心に刻まれる戦いです。 だから私は前試合ごと試合命を削るように 戦ってきました。ここで男子風の落語なら 長に1度笑いを入れます。いやいや、命を 削るって言ったってな。試合後に戦頭で 牛乳飲んで寝るようなやつじゃ命は削れ ませんよ。命を削るってのは客の心を削る こと。客の財布を削ること。そこまでやら ないと一流じゃない。鉄人は頷きます。俺 もな。引退して12年経ったが今も言わ れるあの試合を見て元気になった力を もらったと。これがプロレスの本質だ。 金格と魂だ。そして落語的クライマックス へ上谷が笑っていう小橋さん。じゃあ私 女子プロレスの歴史を変えて初めての MVPになります。そして東京ドームを 満員にします。鉄人小橋が静かに答えます 。いいだろう。だが忘れるな。ふ取りよ。 リングの外でも戦いは続く。マイクの前で もSNSでもお前の生き方そのものが試合 だ。観客は試合じゃなくお前という物語を 見ている。乱子師匠ならここでこう閉める でしょう。人生もプロレスも同じだ。勝っ ても負けても客は忘れる。覚えているのは その瞬間の品と物語だから皆さん自分の 人生を己れのリングに置けそして品を 忘れるな。それがMVPの道だ。お後が よろしいようで。2目さや様のギャップ。 いやあ、皆さんご存知でしょうか?最近の 世の中何でもギャップギャップでござい ます。政治家も芸人もスポーツ選手も みんなギャップ商売。顔と実力、言葉と 行動、リングと日常。その差が魅力だと。 いや、これはもう現代の錬金術ですよ。 サ分を売る、サ分を笑いに変える差分に 価値があるんですな。そう考えますと今回 の話もまさに現代落語の肝でございます。 さて、先日都内の文化放送で面白いことが あったそうでございます。公開録音に アインシュタインさんと女優の山崎高裁 さん、そしてゲストに女子プロレスラーの 上谷さやさん、ご存知さや様でございます 。会場につくなり上谷さんがこう おっしゃった。今日はヒート&ハートに 地上最大の悪夢を見せてやるよと。 おいおい、いきなり悪むって何ですか、 それ?これ普通の話なら冒頭から爆笑で ございますよ。しかし男子なら言います。 悪むって言葉ほど怖いもんはない。なぜ なら本人は笑っていても聞いてる方は背筋 が凍るんですからなと。これが男子の ギャグと恐怖の境い目です。さて、この さや様リング場ではさや様と呼ばれパンの 皆さんに敬われる。がリングを降りると さやちゃんになる。可愛いさん曰私 めっちゃ可愛かった。これがギャップで ございます。リングの上と下でキャラが 変わる。人間というものは2面星を持た なければ生きていけないのか。乱子ならば こう切ります。それは人間の本能じゃ。 戦う時は鎧を切る。普段は脱ぐ。それが 生きるってことだ。なるほど。これは 単なるプロレスの話じゃない。人生論で ございます。上谷さんはさらに告白します 。リングで気を張って戦っている分リング を降りると反動でふわふわしちゃってて 様子がおかしいですと。これもまた ギャップ。プロレスラーの戦いの裏側は ふわふわですよ。つまり強者ほど弱者の顔 を持つ。乱子ならこします。これぞ人間の 真実。人は強さの裏で弱さを隠しもって いる。笑いの奥にある哲学でございます。 ハワイさんは言います。新たな一面や意外 な一面も見れて我々も楽しめた。山崎さん も笑顔でさやの鳥子です。ギャップがいい ですよねと。これも男子風に言えば人は ギャップに恋をする。だがギャップ商法は 商売でもある。そこに騙されるのもまた 人生。これまさに落語の深骨。笑いながら 人生の皮肉を聞かせる。さて、ここで男子 師匠なら落語の枕を広げます。こします。 昔はね、強者と弱者の境い目はっきりして いた。武士は武士、町人は超人ところが今 はリングの上と下で境めがなくなった。 笑いと恐怖、強さと弱さ全部が1つに 混ざっている。それが現代のギャップ社会 じゃと。この話は単なる芸能ニュースでは ない。現代の社会構造の祝図なのでござい ます。最後に落ち、上谷さんがステージを 降りる前観客に向かってこう言いました。 皆さんリング上の私もリング下の私も本当 の私です。男子ならここでニやりと笑って こう閉めます。結局人は全部が自分です。 ギャップは嘘じゃない。本当の自分の形。 笑いはその証明。観客は笑いながらも自分 自身のギャップを思わず振り返る。これ こそ男子流の大傑作落語です。 [音楽] [拍手] [音楽]

＠落語 #上谷沙弥 #小橋建太#上谷沙弥「闇に落ちた不死鳥と鉄人の道場問答」「さや様のギャップ噺」
「闇に落ちた不死鳥と鉄人の道場問答」
いやぁ、最近は世の中、プロレス界でも珍事続きでございましてね。何が珍事かって、聞いてくださいよ。女子プロレスの世界で、初めて「ＭＶＰ」というものが生まれるかもしれんのだって。で、その中心にいるのが「闇に落ちた不死鳥」こと上谷沙弥さんと、我らが鉄人、小橋建太さんでございます。
いやぁ、この二人、そりゃあ面白い取り合わせでしてね。鉄人と不死鳥。聞いた瞬間に「なんだそりゃ」と笑っちまう。だが、これはただの試合じゃない。人生の縮図だ。力と意地と、ちょっとの計算が入り混じったドラマでございます。
さて、この話は世田谷の「エニタイムフィットネス等々力店」から始まります。鉄人が日々の鍛錬に余念のない道場。そこに不死鳥が乱入、いや、襲撃ですわ。「おい、小橋！　沙弥様は今年、プロレス大賞のＭＶＰになりたいんだ！」とまるで武士のごとく、懇願と恫喝が入り混じった口上で迫ります。
鉄人小橋、にこやかに言います。「ああ、会えてうれしいよ。上谷選手じゃないか。君はいい技を受ける。悪の中にも優しさがある。新しいヒールだ。だが、俺からひとつ言わせてもらう。ＭＶＰというのはただの栄誉じゃない。品格だ。技量だ。そして観客の心に残るものだ。」
この「品格」という言葉、ここが談志師匠風に解釈すれば面白い。「品」とはただの礼儀じゃない。社会に対する反逆心、そして自分に課す規律だ。品のない者は、どんな技を持っても単なる暴力だ。だから鉄人は不死鳥にこう諭します。「品は大切にしてほしい」と。
不死鳥上谷は答える。「そうです、小橋さん。私の目指すのはただ強いだけじゃない。記憶に残る試合。心に刻まれる戦いです。だから私は、毎試合毎試合、命を削るように戦ってきました。」
ここで談志風の落語なら、聴衆に一度笑いを入れます。
「いやいや、命を削るって言ったってな、試合後に銭湯で牛乳飲んで寝るようなやつじゃ、命は削れませんよ。命を削るってのは、客の心を削ること。客の財布を削ること。そこまでやらないと一流じゃない。」
鉄人は頷きます。「俺もな、引退して十二年経った。だが今も言われる、『あの試合を見て元気になった』『力をもらった』と。これがプロレスの本質だ。品格と魂だ。」
そして落語的クライマックスへ。
上谷が笑って言う。「小橋さん、じゃあ私、女子プロレスの歴史を変えて、初めてのＭＶＰになります。そして東京ドームを満員にします。」
鉄人、小橋が静かに答えます。「いいだろう。だが忘れるな、不死鳥よ。リングの外でも戦いは続く。マイクの前でも、SNSでも、お前の生き方そのものが試合だ。観客は試合じゃなく、お前という物語を見ている。」
談志師匠なら、ここでこう締めるでしょう。「人生もプロレスも同じだ。勝っても負けても、客は忘れる。覚えているのは、その瞬間の『品』と『物語』。だから、皆さん。自分の人生を、己のリングに置け。そして品を忘れるな。それがＭＶＰへの道だ。」
おあとがよろしいようで

2幕目

「さや様のギャップ噺」
いやぁ、皆さん、ご存知でしょうか。最近の世の中、なんでもギャップ、ギャップでございます。政治家も、芸人も、スポーツ選手も、みんなギャップ商売。顔と実力、言葉と行動、リングと日常、その差が「魅力」だと。いや、これはもう現代の錬金術ですよ。差分を売る。差分を笑いに変える。差分に価値があるんですな。そう考えますと、今回の噺もまさに現代落語の肝でございます。
さて、先日、都内の文化放送で面白いことがあったそうでございます。公開録音に「アインシュタイン」さんと、女優の山崎紘菜さん、そしてゲストに女子プロレスラーの上谷沙弥さん。ご存知「さや様」でございます。
会場に着くなり、上谷さんがこう仰った。「今日は『Heat＆Heart！』に史上最大の悪夢を見せてやるよ！」と。おいおい、いきなり悪夢って、何ですかそれ。これ、普通の噺なら冒頭から爆笑でございますよ。しかし談志なら言います。「悪夢って言葉ほど怖いもんはない。なぜなら本人は笑っていても、聞いてる方は背筋が凍るんですからな」と。これが談志のギャグと恐怖の境目です。
さて、この「さや様」、リング上では「さや様」と呼ばれ、ファンの皆さんに敬われる。だが、リングを下りると「さやちゃん」になる。河井さん曰く「私服めっちゃかわいかった」。これがギャップでございます。リングの上と下でキャラが変わる。人間というものは、二面性を持たなければ生きていけないのか。談志ならばこう斬ります。「それは人間の本能じゃ。戦う時は鎧を着る。普段は脱ぐ。それが生きるってことだ」。なるほど、これは単なるプロレスの話じゃない。人生論でございます。
上谷さんはさらに告白します。「リングで気を張って戦っている分、リングを下りると反動でふわふわしちゃってて様子がおかしいです」と。これもまたギャップ。プロレスラーの戦いの裏側は「ふわふわ」ですよ。つまり、強者ほど弱者の顔を持つ。談志ならこう申します。「これぞ人間の真実。人は強さの裏で弱さを隠し持っている」。笑いの奥にある哲学でございます。
河井さんは言います。「新たな一面や意外な一面も見れて、我々も楽しめた」。山崎さんも笑顔で「さや様のトリコです。ギャップがいいですよね」と。これも談志風に言えば「人はギャップに恋をする。だが、ギャップ商法は商売でもある。そこに騙されるのもまた人生」。これ、まさに落語の真骨頂。笑いながら人生の皮肉を聞かせる。
さて、ここで談志師匠なら落語の枕を広げます。こう申します。「昔はね、強者と弱者の境目ははっきりしていた。武士は武士、町人は町人。ところが今は、リングの上と下で境目が無くなった。笑いと恐怖、強さと弱さ、全部がひとつに混ざっている。それが現代のギャップ社会じゃ」と。そう、この噺は単なる芸能ニュースではない。現代の社会構造の縮図なのでございます。
最後にオチ。上谷さんがステージを下りる前、観客に向かってこう言いました。「皆さん、リング上の私も、リング下の私も、本当の私です」。談志ならここでニヤリと笑ってこう締めます。「結局、人は全部が自分です。ギャップは嘘じゃない。本当の自分の形。笑いはその証明」。観客は笑いながらも、自分自身のギャップを思わず振り返る。これこそ談志流の大傑作落語です。